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ソロモン諸島の魅力を探していたらGoogleマップに載っていない記念碑を発見&独立記念式典にも参加してきた【インターリンク ドメイン島巡り 第48回「.sb」】


これまで犯罪多発都市や沈みかけの絶海の孤島、人よりホッキョクグマが多い世界最北の町などに弾丸現地取材してきた「ドメイン島巡り」、第48回目となる今回はソロモン諸島を巡ります。南太平洋に浮かぶ6つの大きな島と、約1000の火山島や珊瑚島で構成されているソロモン諸島。日本から訪れる観光客は年間わずか300人以下ですが、第二次世界大戦の激戦地となったことにより、日本とは深い歴史的関係にあります。今回はガダルカナル島にある首都のホニアラを中心にソロモン諸島の魅力を探ってきました。

ドメイン島巡り - 世界のドメイン1,000種類以上を取り扱うインターリンクが、「.cc」「.tv」「.sx」等、南太平洋やカリブ海などの「島のドメイン」約50種類に焦点をあて、実際にその島々に行き、島の魅力をレポートします。
https://islanddomains.earth/

◆ソロモン諸島はどこにあるのか?
ソロモン諸島はパプアニューギニアの東側、オーストラリアから北東約1800kmに位置しています。太平洋島諸国では国土面積が2番目に広く、人口は3番目に多く2023年時点で約74万人。イギリス連邦に所属しており、英連邦王国の一国です。使用されている通貨はSBDドル(ソロモン諸島ドル)。


目次
◆日本人スタッフが常駐するキタノホテル
◆できたての民芸品に出会えるアートギャラリー
◆太平洋で最も高い50メートルの旗竿がある広場
◆地図に載っていない一木支隊奮戦之地にたどり着く
◆誤って首相官邸のある敷地に侵入して知った独立記念式典に参加
◆ソロモン諸島いろいろ
◆ソロモン諸島の食事事情はこんな感じ
◆街で見かけた「.sb」ドメイン
◆現地でのSIM購入&速度調査

◆日本人スタッフが常駐するキタノホテル
今回はフィジーのナンディ国際空港からソロモン諸島へ向かいます。8時15分発のソロモン航空703便に搭乗するので、6時前にナンディ国際空港近辺のホテルを出発。朝焼けがきれいです。


ナンディ国際空港に到着。早朝ですがチェックインカウンターは混んでいました。


フィジーから約3時間のフライトで、ガダルカナル島にあるホニアラ国際空港に到着


空港内にはソロモン諸島を紹介する絵が飾られています。国名の由来は、16世紀末に来航したスペイン人の探検家メンダーニャが探検の根拠地であるペルーに帰還後、古代イスラエル王国のソロモン王の島を発見したと吹聴したため。


到着ロビーには三菱電機のエアコンが使われていました。


「ホニアラ国際空港改善プロジェクトにおいて、日本国民からの無償資金協力を受けました。日本とソロモン諸島の友好と協力の証」と記されたパネルが出発ロビーの入口付近にありました。2023年に作られたようです。


空港内に1か所しかない外貨両替所で円からソロモンドルに換えて外に出ると、今回宿泊する「ソロモン・キタノ・メンダナ・ホテル」(以下、キタノホテル)の無料送迎ワゴン車が今まさに出発するところだったので、急いで乗せてもらいます。


空港から約20分でキタノホテルに到着。1980年初頭からソロモン諸島政府の委託で水産業関係の建設事業を請け負っていた北野建設が、経営不振に陥っていた国営ホテルを引き継ぐ形で1989年11月に開業したホテルです。


宿泊した部屋はこんな感じ。ホテルには日本人スタッフが常駐しているそうですが、滞在中に会うことはできませんでした。


◆できたての民芸品に出会えるアートギャラリー
というわけで現地散策を始めます。まずはホテルから近いアートギャラリーに行ってみることにしました。色鮮やかな洋服を売る露店が並んでいます。


露店を通り過ぎると、入場無料のナショナル・アート・ギャラリーがありました。ホテルから徒歩3分程度です。


端からざっと見ていきます。ここはTシャツ、帽子、アクセサリーを売るお店。


かなり薄手のTシャツも。他には民芸品を販売するお店がありました。


ここまでは先ほどの露店の延長のようでしたが、さらに進んでいくとアートギャラリー感が出てきます。実際に絵を描いている人もいました。展示されている作品はすべて購入できます。


木彫りの作品を制作中の男性がいました。値札がついていないのでいくらなのかわかりません。


販売価格を聞いてみると1万7000SBドル(約32万円)でした。値札がついていない作品の購入は交渉次第です。


◆太平洋で最も高い50メートルの旗竿がある広場
ホニアラのメンダナ通りを歩いていると、ソロモン諸島の旅行をサポートしてくれる「TOURISM SOLOMONS」を発見。


こちらはスマートフォン関連製品、ヘッドフォン、スピーカーの販売や修理のお店。


コモンウェルス通りを左へ進むと、ソロモン諸島の島々へ行く島間フェリーが発着する埠頭(ふとう)に到着。ホテルから歩いて10分くらいの場所です。


埠頭にはソロモンスカウト&コーストウォッチャーズモニュメント(第二次世界大戦中の地元の沿岸監視員や偵察兵を称える記念碑)がありました。彼らは1943年8月に日本軍の駆逐艦によって沈められた船に乗っていたジョン・F・ケネディ大統領の救出に尽力したことでも知られています。


ソロモンスカウト&コーストウォッチャーズモニュメントのほぼ向かいにあるのはユニティスクエア。ソロモン諸島の独立42周年を記念してソロモン港によって建設された広場です。


小さな広場の中にはソロモン諸島の各州を代表する文化的なトーテムが設置されています。


この小さな広場には、太平洋で最も高い50メートルの旗竿と、長さ15メートル、幅7.5メートル、重さ25kgのソロモン諸島の国旗、それを囲むソロモン諸島の9つの州の旗が掲げられていました。2020年7月6日に行われた広場のオープニングセレモニーには、当時のソロモン諸島首相のマナセ・ソガバレ氏や、ソロモン諸島の9つの州を代表する州首相も参加したとのこと。


◆地図に載っていない一木支隊奮戦之地にたどり着く
ソロモン諸島は第二次世界大戦で激戦が繰り広げられた場所です。中でもガダルカナル島での戦いにおいて、日本軍は半年間で約2万2千人の戦死者、餓死者を出したため、ガダルカナル島には多くの日本人戦没者慰霊碑があります。今回は川口清健少将率いる川口支隊の慰霊碑を訪問することにしました。キタノホテルからは車で20分程度です。


キタノホテルでチャーターしたタクシーで向かいます。とてもフレンドリーな運転手さんが「これは中国の企業が建設中の病院。完成したらホニアラで一番高い建物になるよ」と教えてくれました。


時速は常に30km以下。後続車がどんどん追い抜いていきます。


運転手さんは川口支隊の慰霊碑に初めて行くため、Googleマップで何度も確認していました。場所が近づいてくると、車を一旦止めて近隣の人にも確認する慎重さ。


道が舗装されていないエリアに入りました。周りには民家が数軒あります。


Googleマップ上に道はありません。悪路のため時速10kmくらいで、ただひたすら走ります。


入口のような場所が見えてきました。


すると、民家から男性が2人出てきました。この男性たちに確認すると、慰霊碑はこの先にあるとのこと。


はだしの少年が案内してくれます。小石の多い舗装されていない道を元気よく走っていきますが、まったく痛くなさそうです。ガダルカナル島でははだしの人をよく見かけました。


採石場に入っていきます。

ソロモン諸島の戦争慰霊碑を探して採石場に入ってしまう - YouTube


慰霊碑を発見。しかし、川口支隊の慰霊碑ではなく「一木支隊奮戦之地」と記された記念碑でした。一木支隊とは一木清直陸軍少尉が916名を統率した先遣隊。この地で戦死した一木支隊を弔う記念碑です。ホテルからは車で約40分かかりました。


「なぜ採石場の中に記念碑があるのだろうか」と思い調べたところ、2023年8月までは採石場ではなく草木が生い茂る土地だったようです。


しかし、2019年にこの辺りの土地を買収した中国の企業が2023年9月以降に工事を開始し、記事作成時点では採石場になっています。採石場から出る準備をしていると、男性が近づいてきて入場料もしくは拝観料として1人100SBドル(約1900円)の支払いを求められたので支払いました。領収書は発行されません。


なお、川口支隊の慰霊碑はキタノホテルから徒歩3分の「Allied War Memorial Honiara」にありました。Googleマップ上の「Allied War Memorial Honiara」に川口支隊の慰霊碑の情報は載っていません。


敷地には柵が設けられていたため、中には入りませんでした。


一木支隊奮戦之地を後にして10分ほど車で走ったところで、戦車の残骸を発見しました。「ここは不発弾があるので危険」「不法侵入は罰せられる」という旨の警告が書いてあります。警告を出している 「RSIPF-EOD」とは、Royal Solomon Islands Police Force(ソロモン諸島警察)のEOD(爆発物処理)チーム。


この地域はヘルズポイントと呼ばれており、不発弾が多く残っています。


次に訪れたのはソロモン平和慰霊公苑


受付で訪問者名簿に名前を書き、入場料50SBドル(約950円)を支払います。


ソロモン平和慰霊公苑は、1980年10月に大成建設株式会社の工事によってアウステン山の山麓に建立されました。


その後、ガダルカナル島における代表的慰霊の地となり、遺骨収集の際の焼骨式、慰霊巡拝などでの慰霊祭が執り行われています。


鉄底海峡を見渡すこともできます。


次に訪れたのは、ガダルカナル記念碑です。


入場は無料。受付で訪問者名簿に名前を書きます。


ガダルカナル記念碑も、第二次世界大戦の記念碑です。1942年8月7日から1943年2月9日までのガダルカナル島の戦いで命を落としたアメリカ人とその同盟国を追悼することを目的とし、レッドビーチ上陸作戦50周年を記念して、1992年8月7日に献納されました。


米軍が日本軍の船や飛行機に与えたダメージについて書かれています。アメリカとその同盟国の破壊された船の名前などが刻まれている記念碑もありました。


この記念碑は、スカイウェイ・ドライブ沿いのアメリカ軍が最初に占領した小高い丘の上に建っています。


ホニアラ国際空港に隣接していたのはメモリアルガーデン。こちらも入場無料です。


第二次世界大戦の戦没者の名前が彫られた石ごとに、カリラの木が植えられています。木の数は500本。


◆誤って首相官邸のある敷地に侵入して知った独立記念式典に参加
夕食を食べにレストランへ向かう途中、間違って首相官邸と内閣府の敷地に入り込んでしまいました。


「ちょっと待って!」と男性職員2人に声をかけられたので、事情を説明するとレストランに近い道へ出られるゲートの鍵を開けてくれるとのこと。鍵が開くまで話をしていると、取材に訪れた7月7日はソロモン諸島の46回目の独立記念日で、翌日に国立競技場で記念式典が開催されることを教えてもらいました。国民以外でも参加できるそうなので、せっかくなので参加してみることにします。


別の男性職員がわざわざ鍵を開けに来てくれました。


翌朝、正午頃にジャーマイア・マネレ首相が私たちの宿泊しているキタノホテルに来るという情報をゲット。昼食を取るタイミングに合わせてキタノホテルに戻るのを目標に、9時過ぎからチャーターしたタクシーで国立競技場へ向かいました。

以下の動画は独立記念日を報じる7月8日朝のニュースです。

Solomon Island celebrates 46th Independence Day with parade through capital | ABC News - YouTube


政府要人を乗せた車が、前後を護衛されながら会場へ向かっていきます。

ソロモン諸島の政府要人を乗せた車が前後を護衛されながら会場へ向かう - YouTube


ソロモン諸島国立競技場に到着しました。


入口の手荷物検査を通過すると、熱中症対策なのか、1人1本の水とジュースが渡されます。


ジュースは3種類の中から選べました。


会場はお祭りムード。ソロモン諸島の国旗を顔にペイントした人を多く見かけました。


このお母さんは背中に国旗を挿しています。


日本の国旗がプリントされたポロシャツを着ている女性。


1万席のキャパシティーがあるこの国立競技場は、マルチスポーツイベントの2023パシフィックゲームズ(第17回パシフィックゲームズ)のメイン会場として建設されました。2021年5月に着工し、2023年5月に完成予定でしたが、新型コロナウイルスによるパンデミックや工事中に第二次世界大戦の不発弾が発見されたことにより完成が遅れ、スタジアムの引き渡しは最終的に2023年9月14日となりました。


炎天下での式典のため、体調を崩して退場する人も。

炎天下の式典のため、体調を崩して退場する人たち(ソロモン諸島) - YouTube


式典は子どもには少し退屈だったかもしれません。


街中を走っていた独立記念日を祝う車。


というわけで、もうすぐ正午なのでキタノホテルへ戻ります。


戻ってくると、今朝までの様子とは異なり、厳重な警備体制が敷かれています。


レストラン「キャピタナ」付近の警備が超厳重です。どうやらマネレ首相はこの中にいるようです。


SPの方によると招待客のみが入室を許可されているとのことで、中に入ることはできませんでした。


マネレ首相を乗せたと思われる車がキタノホテルを出発していきました。

ソロモン諸島マネレ首相を乗せたと思われる車がキタノホテルを出発 - YouTube


◆ソロモン諸島いろいろ
・国立博物館
キタノホテルの目の前には国立博物館があります。メンダナ通りに面した側に入口はありません。


オフィスビル「Anthony Saru Building」のある脇道を通って反対側に行きます。タクシーの運転手さんが言うには、「現時点(令和6年7月7日)ではホニアラで最も高い建物」だそうです。


政府機関のオフィスも入っています。


反対側に出ると、ハイビスカス通りに面した博物館の入口がありました。開館時間は月曜日から金曜日までの8時半~16時半。入場は無料です。


1969年設立のこの博物館は、ソロモン諸島の文化遺産と歴史を網羅しています。


開館して間もない8時30分過ぎに行ったせいか、資料館はまだ全て閉まっていました。


スタッフも着いたばかりのようで、ゆっくりと準備しています。


お土産屋も閉まっていました。開館してすぐの時間帯に行くのは避けるのがベターかもしれません。待っていると時間がかかりそうなので出ることにします。


・ソロモン・アイランズ国立大学とサウス・パシフィック大学
ソロモン・アイランズ国立大学のパナティーナ・キャンパスを発見。ソロモン・アイランズ国立大学は2013年に設立された大学で、ビジネスおよび観光学部、科学技術学部、看護・医学・健康科学部、農学・水産・林業学部、教育・人文科学部の5つの学部があります。


こちらはサウス・パシフィック大学のソロモン諸島キャンパス。サウス・パシフィック大学は1968年にフィジーのスバのラウカラ湾地域に設立され、ソロモン諸島以外にもクック諸島、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、ニウエ、サモア、トケラウ、トンガ、ツバル、バヌアツにキャンパスがあります。


サウス・パシフィック大学を出てすぐの建物から大歓声が聞こえてきました。学生たちが中をのぞき込んでいます。


1人10SBドル(約190円)を支払って中に入ると、「アドバンスト・テクノロジーズ・リミテッド高校バスケットボール大会」(HSBC24)の試合中でした。試合はオレンジのテナル高校とグリーンのバーンズクリーク・コミュニティ高校の対決。


得点が入ると会場は熱狂的な大歓声に包まれます。

ソロモン諸島アドバンスト・テクノロジーズ・リミテッド高校バスケットボール大会 - YouTube


会場を後にしホニアラを歩いていると、「Australian Aid」の看板をよく見かけました。日本だけでなく、オーストラリアもソロモン諸島に援助を行っており、この看板には「オーストラリアはインフラにおけるすばらしいパートナーであり、2019年からハピ諸島の全州のインフラに50億SBドル(約950億円)以上を投資してきました」と書かれています。


・コーラル・シー・リゾート&カジノ
続いて、ホテル「コーラル・シー・リゾート&カジノ」のカジノにやって来ました。


カジノにおける注意事項。帽子をかぶるのはNG。ガムを噛むのもNGとのこと。


スロットはコイン式ではなくカード式。100SBドル(約1900円)で名前入りのデポジットカードを作ります。


カウンターを正面に見て右と左に部屋があるので、まずは右側の「RED KOI ROOM」へ。


ルーレットを楽しむ男性たち。ここはレートが高いVIPルームでした。もう一つの部屋に移動します。


移動した左側の部屋の方が人は多く、地元の男性がほとんどのようです。


常連の男性に教えてもらいながらスロットを打ちます。


ブラックジャックにもチャレンジ。1人軍資金200SBドル(約3800円)で30分以上楽しめ、少しだけ勝つことができました。


・ホニアラ・セントラル・マーケット
続いて訪れたのは、地元で一番有名な市場「ホニアラ・セントラル・マーケット」。定休日の日曜日以外は6時半から18時まで営業しています。


座礁した船がありました。


大きな屋根付きのスぺースでは、野菜や果物が豊富に取り揃えられています。


わらも売っていました。


タロイモとパイナップル。国際連合食糧農業機関(FAO)による2002年のデータによると、1人当たりのサツマイモ年間消費量は世界平均で11.8kgなのに対して、ソロモン諸島では1人当たり年間173.6kgで断トツの世界一位だそうです。


洋服は女性に人気でした。


大きな魚でもそのまま持って帰ります。


市場から車で帰る人たちに出会いました。地元の人は明るい人が多い印象です。カメラを向けると手を振ってくれました。

ソロモン諸島の市場から帰る人たち - YouTube


今回チャーターしたタクシーは、7時間で600SBドル(約1万1400円)でした。


◆ソロモン諸島の食事事情はこんな感じ
・パーム・シュガー
ナショナル・アート・ギャラリーの敷地内にある「パーム・シュガー」というお店は、ホニアラで最も新しいカフェスタイルのカジュアルダイニングレストラン。西洋料理、アジア料理、ファーストフードなどさまざまな料理を提供しています。


フライドチキンとフライドポテトがセットになったKFCスタイル(70SBドル/約1330円)を注文。


KFCスタイル以外に注文したのは、ピザ(35SBドル/約665円)、レモングリーンティー(12SBドル/約228円)。


ココナッツジュース(10SBドル/約190円)。


おいしそうなケーキもたくさんありました。


・テンカイスシカフェ
首相官邸と内閣府の敷地を通り抜けてまで行ったレストランがここ。ラーメン、チキンカツ、お好み焼き、イカゲソ、天ぷら、たこ焼き、揚げ出し豆腐など、和食が充実したレストランです。


注文したのは「Fish Cakes&Fish Soup Noodle(108SBドル/約2052円)」。


抹茶ざるそば(76SBドル/約1444円)


6個入りのたこ焼き(68SBドル/1292円)


茶碗蒸し(68SBドル/約1292円)。どの料理も日本で食べる和食と同じくらいレベルが高く、おいしかったです。


敷地内にあった空のペットボトルを被せたもの。どんな意味があるのか店員さんに尋ねたところ、「わからないわ」と即答してくれました。


・白梅
キタノホテルの1階にあるレストランです。ここも和食メニューが充実していました。


朝食はビュッフェスタイル。


朝食に和食はありませんでした。


昼に食べたのは豪華なベントーボックス(210SBドル/約3990円)。


親子丼(120SBドル/約2280円)


暑かったのでソロモン醸造株式会社のビール「SolBrew」も飲みました。すっきりしていて飲みやすいビールです。


・キャピタナ
夜は白梅の正面にあるキャピタナに行きました。その日は昼にマネレ首相が訪れていたので首相と同じメニューを注文したかったのですが、残念ながらこの夜はキャピタナの料理は休みで、白梅のメニューのみ提供可能とのこと。


注文したのは肉と海鮮の定食。


カレーライス


デザートに頼みたかった抹茶バスクチーズケーキは、キャピタナのメニューのため食べられませんでした。


代わりにバナナスムージーを注文。他にも雑炊とビールを注文して合計で560SBドル(約1万640円)でした。


◆街で見かけた「com.sb」ドメイン
それぞれの国には、「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」という国ごとに割り当てられたドメインが存在します。「ドメイン島巡り」は、そんなccTLDの中でも「島国」に割り当てられている約50種類のドメインに焦点をあて、実際にそのccTLDが割り当てられている島国を訪れて現地の魅力をレポートすると共に、「現地でそのドメインがどのように使われているのか?」を調べるのが目的。

ソロモン諸島に割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)は「com.sb」です。ホニアラでは以下のように「com.sb」ドメインが多く使われていました。

レンタカー会社


不動産会社


ホニアラの通信事業者「Our Telekom」


ソロモン諸島電力庁(SIEA)が国営企業として運営しているソロモンパワー。


◆現地でのSIM購入&速度調査
今回はeSIMのUbigiを利用。ソロモン諸島国立競技場で測定したところ、1.16Mbpsでした。


キタノホテルのWi-Fiは9.8Mbps。


海外に行く予定のある方は以下のページも参考にしてください。

最強の海外用eSIMはコレだ!海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由|株式会社インターリンク
https://note.interlink.blog/n/nbc08ddc8169e

というわけで、今回のドメイン島巡りで訪れた場所は以下のGoogleマップ上でまとめて確認可能。


また、「ソロモン諸島まで実際どうやって行けばいいの?」というアクセスの詳細はここから確認可能です。

ドメイン「com.sb」の詳細や申し込みについては、以下のリンクから確認できます。

com.sbドメイン登録(ソロモン諸島)|世界のドメイン取得、コンサルティングならGonbei Domain(ゴンベエドメイン)


(文・写真:インターリンク https://www.interlink.or.jp/
ドメイン島巡り https://islanddomains.earth/)

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