往年の海賊がいそうなカリブ海の島国・セントビンセントの平和な日常を満喫【インターリンク ドメイン島巡り 第15回「.vc」】
多くの人に「ここは行っておくべき」と紹介されるようなすばらしい国は多々ありますが、インターネット上にほとんど日本語の情報がないような国でも、実際に行ってみると、その国が持つ独特の空気感や、知る人の少ない絶景と出会える楽しさがあります。時には野犬に追いかけられながら、時には片道40時間をかけて島国のレポートをする弾丸旅企画「ドメイン島巡り」、第15回目となる今回訪れたのはセントビンセント及びグレナディーン諸島(以下、セントビンセント)です。
ドメイン島巡り - 世界のドメイン1,000種類以上を取り扱うインターリンクが、「.cc」「.tv」「.sx」等、南太平洋やカリブ海などの「島のドメイン」約50種類に焦点をあて、実際にその島々に行き、島の魅力をレポートします。
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◆セントビンセントはどこにあるのか?
セントビンセントは、カリブ海の小アンティル諸島にある火山島のセントビンセント島と珊瑚礁のグレナディーン諸島からなる島国。これまでに訪れたツバルやセントルシア、バルバドス、グレナダと同じく、イギリス連邦に加盟する英連邦王国の1つです。
目次
◆海賊の足跡を追う
◆セントビンセントの食べ物事情
◆西半球で最も古い植物園「ボタニカルガーデンズ」
◆暫定的に世界遺産認定された古代カリブの線刻画
◆セントビンセントの「リトルトーキョー」とは?
◆現地でのSIM購入方法&速度調査&ネットカフェ調査
◆「.vc」のレジストリ訪問
◆海賊の足跡を追う
カリブ海といえば「海賊」というイメージが強い人も多いはず。実際、17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、カリブ海では多くの海賊行為が横行していました。その海賊の中でも有名な“黒髭”エドワード・ティーチは、漫画「ワンピース」に登場する「黒ひげ」のモチーフになったほか、「白ひげ」エドワード・D・ニューゲートや白ひげ海賊団の「サッチ」の名前の元ネタにもなっています。しかし、海賊は別に過去のものというわけではなく、ラテンアメリカやカリブ海周辺に限っても2017年には71件もの海事事件が発生しています。今回訪れるセントビンセントも、海賊行為のホットスポットとされています。
まずは海賊のことをより深く知るため、海賊の登場する映画として著名な映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影地であるワリラボウへ向かいます。
キングスタウンを車で出発し、約30分でワリラボウに到着。
扉には「Port Royal Set Buildings」と書かれています。「ポートロイヤル」はジャマイカの町のこと。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中に「ジャマイカのポートロイヤルにある建物」として登場したセットです。
まるで海の家の貸出用ビーチパラソルのように棺が並んでいました。
建物の中に入ると、出演者や映画の1シーンの写真が壁にずらりと飾られていました。
これは当時の撮影スケジュール。オーランド・ブルームが演じたサブ主人公のウィルや、キーラ・ナイトレイが演じたヒロインのエリザベスらが来たことがうかがえます。
ジャック・スパロウを演じたジョニー・デップを始め、キャストの貴重なオフショットも。
写真だけでなく、小道具や……
セットも展示されています。
海賊たちが集まり、当時は「世界で最も豊かで最もひどい町」と言われたポートロイヤル。港の入口には、縛り首になった海賊がそのままの状態で見せしめとして放置されたと言われています。入り江に目を向けると、「アーチ状の岩」がありました。劇中に登場する「海賊の亡骸が吊るされていた岩」なのかも。
セットの大砲が白い船をロックオンしていますが、海賊船ではありません。
拷問器具「さらし台」もありました。
セットで休憩中の犬。骨を差し出しても、牢屋の鍵を取ってくれそうにはありません。
セットの横に併設されているカフェにはランチメニューも用意されており、映画について思いを馳せながら食事を楽しむことができます。
これらのセットは入場無料。ここに来ればカリブの海賊気分を味わえます。もしジャック・スパロウたちがふと現れても、分かり合える気がしてきました。
リアル・ポートロイヤルをドローンで撮影したムービーを以下から見ることができます。
リアル・ポートロイヤル(セントビンセント及びグレナディーン諸島) - YouTube
続いては、キングスタウンの西側にあるシャーロット砦(フォートシャーロット)に移動。1806年に完成したこの砦からはキングスタウンを一望でき、グレナディーン諸島の1つであるべキア島を見渡せます。
ここからなら海賊船の接近にすぐ気付くことができそう……なのですが、船はまったく通りません。
「港で給油しているのかも……?」と思って港を見ても、ほとんど船がありません。
辛抱強く探していたら、日が傾いてきました。
砦の建物に戻ると、夕日の中でネコが完全なリラックスモードに入っていました。
敷地内にある建物に入ってみます。
ここには、セントビンセントの先住民が奴隷にされていた時代を伝える絵画が展示されていました。
シャーロット砦は無料で開放されている観光名所。多くの観光客に見てほしいという思いから、ここに辛い歴史を展示しているのだと思われます。また、絶景のサンセットスポットとしてもすばらしく、地元民も訪れる憩いの場所でもあります。
なお、建物の中でガイドが話しかけてくることがありますが、「うんうん」と話を聞くと有料になるので、スルースキルが大切です。
夕日を360度カメラで撮影した写真が以下。
シャーロット砦(セントビンセント及びグレナディーン諸島) - Spherical Image - RICOH THETA
◆セントビンセントの食べ物事情
セントビンセントの首都「キングスタウン」を散策していると、日本でもおなじみのケンタッキーフライドチキンを発見しました。セントビンセントにはマクドナルドがないので、ケンタッキーは貴重なファストフード店です。
店内はお昼時ということもあって大盛況。
メニューはこんな感じ。日本のケンタッキーにもあるオリジナルチキンやポテトはもちろんですが……
デザート系も充実しており、Reese'sのピーナッツバターカップや、キーライムパイ、クッキーなどもあります。日本のケンタッキーにはスイーツがクラッシャーズしかないので、食べ物系のスイーツがあるのは嬉しいところ。
今回は、日本のチキンフィレサンドに近い「Zinger」を、ポテトとドリンクとのセットで注文。17.05ドル(約700円)でした。なお、本文中の「ドル」表記は一部を除いて「東カリブ・ドル(EC$)」のことです。
提供されたZingerを見るとやはりチキンフィレサンドに似ており、ピリ辛のマヨネーズソースに揚げたての鶏肉がサンドされています。万国共通の味で、安心して食べられました。
ドリンクは、「Red Kola Champagne」という炭酸飲料を選択。「Cola」ではなく「Kola」と書かれているとおり、「コカ・コーラ」や「ペプシコーラ」などのコーラとは別物です。
見た目がかき氷のイチゴシロップのように真っ赤だったので強い甘みを想像しましたが、飲んでみると酸味のあるフルーツジュースという感じ。どうやら、同じくカリブの島国であるトリニダード・トバゴで作られている飲料のようです。
夕食時にセントビンセントの郷土料理を食べるために訪れたのは、アーノス・ベールという地域にある「Mangoz Restaurant and Bar」。
海沿いにあるため、オープンテラス席に通してもらうと心地良い風が吹き抜けていきます。
地ビールのHairounは、ハイネケンのグリーンボトルを思わせるようなラガービール。あっさりとした味わいで、油分の多い食事とも相性が良さそう。
「郷土料理のおすすめをください」とオーダーしてみると、言葉では表現しにくい色味のスープが運ばれてきました。これは「カラルースープ」(20ドル/約800円)と呼ぶそうで、この地域で採れるサトイモ科の葉などをミキサーですりつぶして味付けしたもの。どす黒いビジュアルにひるんでしまったものの、意を決して口に運んでみると、予想していたよりも青臭くなく、おいしく飲むことができました。
メインディッシュはコンク貝を使ったソテー(55ドル/約2200円)。カレーを思わせるスパイシーなソースと、コリコリした貝の食感がとてもマッチしています。コンク貝はアンギラでも食べられていましたが、セントビンセントでも人気なようです。
エビフライもおいしく食べられました。
ただ、海に囲まれた島の郷土料理なのに、魚料理は出てきませんでした。疑問に思って調べてみると、豊富な水産資源がありながら、庶民が魚を食べる機会は決して多くないとのこと。そのため、水産局は「Put a Fish on Your Dish(食卓に魚を!)」というスローガンを掲げ、魚食の普及に努めているそうです。
この店の開店時間は午前9時。閉店時間については、Facebookでは「深夜2時」、Googleマップでは「午後11時」と記載されていました。
国によっては現地の料理がどうしても口に合わず、旅行の間ずっと憂うつに……という悲しいことも時には起きてしまいますが、セントビンセントには日本でもおなじみのファストフード店があり、郷土料理も日本人がおいしく食べられる味でした。
◆西半球で最も古い植物園「ボタニカルガーデンズ」
1765年に設立されたボタニカルガーデンズは西半球で最も古い植物園だと聞き、せっかくなので行ってみることにしました。
チケットは大人1名で5ドル(約200円)。入場者1名に対して10ドル(約400円)でツアーガイドを頼めるオプションもあります。
チケットを買って園内に入った途端、コーネリアスという1人の男性が「私がガイドをするよ」と話しかけてきました。ツアーガイドの申し込みはしていないため困惑する私たちをよそに、一方的な解説が始まってしまいました。植物園の職員なのかもよく分かりませんが、彼の後をついていくことにします。
イギリス連邦内の国だからか、園内はイングリッシュガーデンのような雰囲気。
花や木々を観察していると、コーネリアスが「イランイランの葉」だと言って1枚の枯葉を渡してくれました。イランイランといえば、「シャネル N°5」に使用されたり、様々なフレグランスに配合されている植物。枯葉ですが、少し揉んでみると確かに良い香りがします。
頼んでもいない男性ガイドのコーネリアスは、次々と色々な葉をちぎっては渡してくれます。ゴムノキでは大胆にも幹の部分に傷をつけて樹液を見せてくれました。
これは日本でもおなじみのシナモン。パウダーやスティックのシナモンは見かけますが、樹木での姿を見る機会は多くありません。樹皮からはしっかりとシナモンの香りがします。
ヤシ科のマラカは、小指の先ぐらいの大きさの果実が……
人間の顔ぐらいまで大きくなります。58.6mm×123.8mmのiPhone SEを横に並べて比べてみました。
なお、楽器のマラカスは、このマラカの果実を乾燥させて作られたのが始まりとされています。
ミモザ(オジギソウ)を観察していると、おもむろにライターを取り出すコーネリアス。突然ミモザに火をつけ始めたのでムービーで撮影しておきました。
ボタニカルガーデンズ(セントビンセント及びグレナディーン諸島) - YouTube
どうやら、熱刺激による葉の反応を見せてくれているようです。ミモザは、先端から順番に小葉を閉ざしていき、最終的には葉全体が垂れ下がりました。
今度は、落ちていたナツメグの実を割って、中を見せてくれました。
ナツメグは食べ過ぎると、幻覚症状を引き起こし最悪死に至る香辛料です。
最後にやって来たのは、セントビンセントの固有種であり国鳥に指定されている「オウボウシインコ」が飼育されている大きなケージ。コーネリアスが「ハロー!」と声をかけますが、鳥たちの返事はありません。いつもなら、鳥たちも「ハロー!」と言い返してくれるそうです。
オウボウシインコとコーネリアス(セントビンセント及びグレナディーン諸島) - YouTube
カリブ地域の様々な植物や固有種などを間近で見られるこの植物園は、午前6時から午後6時まで開園しています。
コーネリアスがガイドだったのか、たまたま居合わせただけだったのかは、結局最後までわからないままでしたが、熱心にガイドをしてくれたお礼にチップを渡してお別れしました。
◆暫定的に世界遺産認定された古代カリブの線刻画
カリブの島々には、他部族との争いやヨーロッパ人の侵略によりカリブから姿を消した先住民「アラワク族」が残した線刻画(ペトログリフ)が残っています。セントビンセントで線刻画を見ることができる、ラユー線刻画公園にやってきました。
2009年に欧州連合との協力で整備され、世界遺産条約リストにも暫定的に掲載されています。
入口はこんな感じ。
入園料は1人あたり2ドル(約80円)。建物に入ると、カリブ地域で発見された線刻画の写真が飾られており、受付兼ガイドの女性がそれぞれの写真について解説してくれました。
写真では線刻画が白線で認識できますが、これは見やすいようにデジタル処理を施しているため。実物は岩に彫られた線なので、色はついていません。
ガイドさんと共に線刻画がある場所へ向かいます。
大きな岩が見えてきました。
これは、西暦300~600年頃に作られたとされている線刻画です。うっすらと岩の表面に線が見えます。
分かりにくいので写真を拡大して白線でマークしてみると、いくつかの顔が彫られているのが分かります。ガイドさんが言うには、母親と子どもの様子が描かれているとのこと。
岩の上部にも、顔のようなものが彫られています。こうした線画の意味については、現在も判明していない部分が多くあるそうです。
なお、この岩には近寄って触れることができます。ガイドさんが岩とのツーショットを撮影してくれましたが、あまり見かけない日本人がいろんなカメラを取り出しては岩を撮影する姿が滑稽だったようで、終始爆笑していたのが印象的でした。
◆セントビンセントの「リトルトーキョー」とは?
キングスタウンに戻り、首都の散策を再開します。
ベイストリートを歩いていると、「リトルトーキョー」と名付けられたバスターミナルを発見。
「何が東京なのだ……?」と思ったので周辺を見て回ることにします。これがワゴン車を改造した「バン(Van)」と呼ばれる乗り合い式のバス。全路線がここから出ています。様々なデザインのバスがあり、日本車も見かけましたが、これだけでは東京らしさは特に感じません。
同じ敷地内に、魚市場が併設されていました。活気のある人々の声に誘われて場内へ入っていきます。
日本でも見たことがあるようなないような、多くの鮮魚が売られています。セントビンセントではクジラも食べるそうで、「ブラック・フィッシュ」とも呼ばれています。2015年初頭から、沖合の浮魚礁を使った漁業振興に力を入れた結果、この魚市場にキハダマグロやカジキマグロのような大型の回遊魚が水揚げされるようになったと言われています。
ちょうど買い物に来ていたこの女性はレストランのオーナーで、いつも魚を仕入れに来ているそうです。
魚市場の外壁にあるプレートには、このキングスタウン魚市場が日本とセントビンセント及びグレナディーン諸島との間の友情と協力の証として、日本の人々から無償資金協力を得て2005年に完成した旨が記載されていました。2005年の老朽化による改修工事の際も、日本から無償資金協力が行われています。
このような経緯から、魚市場や併設されたバスターミナル周辺が「リトルトーキョー」と呼ばれているというわけです。
◆現地でのSIM購入方法&速度調査&ネットカフェ調査
旅行時にはインターネットが使えるかどうかが死活問題になることがあり、現地での通信方法は知りたいところ。ということで調べてみると、セントビンセントは海外から来る人用のWi-Fi接続サービスが増えてきていますが、場所によってはカバーされていない区域もあるようでした。このような場合には現地のSIMを購入するという手段が使えます。
セントビンセントでポピュラーな通信会社はFLOW。アーガイル国際空港でSIMを購入することができました。
これがFLOWのSIMカード。店員さんがアクティベーションまで行ってくれるため、手続きが完了すればすぐに使うことができます。購入したのは、1週間で500MBのプラン(15ドル/約600円)。
アクティベーション後の速度計測結果は14Mbps。調べ物をするには問題なく、町中でも問題なく利用できました。
なお、FLOW以外の通信会社は空港にはありませんでした。
続いて、キングスタウンを散策していて目についたネットカフェでもネット環境の調査を行います。トンガ王国で快適なネット環境を求めてさまよったように、国によってはネット環境が整っておらず、インターネットが使えるはずの場所でもなぜかつながらない……ということがあります。セントビンセントでは問題なくインターネットを使えるかどうかを確かめるため、中に入ってみます。
セントビンセントの国旗と同じカラーリングの階段で2階へ移動し、入口に到着。扉に分かりやすく「Internet Cafe」と書いてあります。
中へ入ってみると、電気屋の一角がネットカフェになっていました。
2ドル(約80円)で15分間利用可能なお試しプランを購入。
さっそくブラウザを立ち上げてURLを見てみると、セントビンセントのccTLD「.com.vc」が使われていました。
インターネット回線の速度テストができる「Fast.com」で計測してみたところ、10Mbpsでした。日本のネットカフェではYouTubeなどで動画を見る利用者が多いので回線速度が10Mbpsだと「動画の読み込みが全然進まない!」とクレームが起きそうですが、ここの利用者は動画を見ている様子はなく調べ物をする程度なので、10Mbpsでも問題なさそう。
セントビンセントでは調べ物すらできない悲惨な状況に陥ることなく、高速ではないものの、インターネットという文明の利器を使うことができました。
◆「.vc」のレジストリ訪問
ここまで読んだ方は「ただひたすら観光してるだけじゃないか」と思われるかもしれませんが、実はこの「ドメイン島巡り」企画は、その名の通り、国ごとに割り当てられたドメイン「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」が日本から遠く離れた島国でもちゃんと使われているのか?ということを調査する名目を持っています。
なので、これまでにも片道40時間をかけて沈みかけの島に行ったり、飛行機の遅延で日本に帰れなくなっても現地探索を続行したりしつつ、体を張った現地レポートをしているわけです。
セントビンセントのccTLDは「Venture Capital(投資会社)」などの意味でも使われる「.vc」です。地元の出版社や……
インターネットサービスプロバイダーで使われているのを発見しました。
また、今回は「.vc」ドメインのレジストリであるNTRCを特別に訪問することができました。到着したのは、キングスタウンの中でもかなり立派なビル。
階段を登っていくと案内が出ています。
NTRCの局長、アポロ・ナイト氏が応対してくれました。「.vc」が投資会社の略として使われていることについては、「レジストリが意図しないことだったけど、ユーザーが増えたのはとても良いこと」と捉えているとのこと。また、国内でのドメイン利用状況などについても話を聞くことができました。「.vcドメインはとてもクールなドメインです。セントビンセント自体も、観光をするのにピッタリなすばらしい場所ですよ!」と最後にコメントしてくれたナイト氏は、とても気さくな局長でした。
なお、全体的にのんびりとした雰囲気に見えるセントビンセントですが、2017年度の殺人発生率国別ランキングでは8位に入っている治安の悪い国で、外務省では「路上などにおける窃盗や強盗に注意が必要」と呼びかけています。今回は幸いにもセントビンセントの治安の悪さに触れることはありませんでしたが、訪れる際にはこのことも頭に入れておく必要があります。
というわけで、今回のドメイン島巡りで行った場所をまとめると、以下のような感じです。
セントビンセント及びグレナディーン諸島までのアクセスの詳細はここから確認可能。
ドメイン「.vc」の詳細や申し込みについてはここで確認できます。
(文・写真:インターリンク https://www.interlink.or.jp/
ドメイン島巡り https://islanddomains.earth/)
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