ハードウェア

「Pixel 6a」「Pixel Watch」「Android 13」など2022年のGoogle I/Oで発表が期待されている新情報まとめ


Googleが開催する開発者向けイベント「Google I/O 2022」が、現地時間の2022年5月12日10時(日本時間の5月12日2時)からオンライン限定で開催されます。Google I/Oでは開発者向けの専門的なセッションも開かれますが、初日の基調講演では毎年さまざまな新製品や新機能について発表されており、「2022年のGoogle I/Oで発表されそうな新製品や新機能は何か?」についてさまざまなメディアが予想しています。

What to expect from Google I/O 2022 - The Verge
https://www.theverge.com/2022/5/9/23063318/google-io-2022-rumors-announcements-android-13-pixel-watch-6a-keynote

What to expect at Google I/O 2022 | Engadget
https://www.engadget.com/google-io-2022-what-to-expect-123023671.html

Google I/O 2022 preview: 5 biggest things to expect | Tom's Guide
https://www.tomsguide.com/news/google-io-2022-preview-5-biggest-things-to-expect

Google I/O 2022: what to expect and how to watch - PhoneArena
https://www.phonearena.com/news/google-io-2022-what-to-expect-and-how-to-watch_id139170

2年連続でオンライン開催となったGoogle I/O 2022の基調講演では、今後1年間でリリースされるハードウェアやソフトウェアなどが発表されるとみられています。さまざまなメディアが発表を予想、あるいは期待しているものが以下。

◆Google純正スマートウォッチの「Pixel Watch」
Googleは以前から「自社製の純正スマートウォッチを開発している」とウワサされており、スマートウォッチ関連の投資も行ってきました。「Rohan」というコードネームで開発が進められてきたPixel Watchが2022年にリリースされるという報道もあった中で、2022年4月にはGoogleが社内でテストに使用していると思しき「Pixel Watchの試作機モデル」がレストランで発見されたと報じられました。

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その後もアメリカ特許商標庁に「Pixel Watch」という商標が出願されたことが確認されたほか、Pixel Watchの仕様デザインに関するリークもあり、2022年のGoogle I/OでPixel Watchが発表される可能性は高いとみられています。海外メディアのPhoneArenaはこれまでのリーク情報から、Pixel Watchの画面サイズはSamsungのGalaxy Watch4 Classicとほぼ同じであり、色はグレー・ブラック・ゴールドの3色、価格は300~400ドル(約3万9000~5万2000円)の間だろうと指摘。なお、Pixel Watchが2022年の夏に発売されるのか、それとも2022年10月頃にPixel 7と同時に発売されるのかは不明です。

また、Googleは2021年のGoogle I/Oにおいて、スマートウォッチ向けソフトウェアプラットフォームの「Wear OS」をリニューアルし、Samsungと共同で新たな統合プラットフォームを構築することを発表しています。記事作成時点では、最新版の「Wear OS 3」が使えるのはSamsungの「Galaxy Watch 4」しかありませんが、2022年のGoogle I/OではWear OS 3にアップグレードできる機種の拡大やサードパーティー製アプリのサポートなどの発表が期待されています。

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◆廉価版スマートフォンの「Pixel 6a」
海外メディアのThe Vergeは、Googleが過去3年にわたり純正スマートフォン「Pixel」の廉価版である「Pixel 3a」「Pixel 4a」「Pixel 5a」を発売してきたと指摘し、2022年は「Pixel 6」シリーズの廉価版である「Pixel 6a」が発売されると予想しています。

これまでの廉価版Pixelでは「ハイエンドモデルと同じカメラ+性能の低いプロセッサ」を組み合わせていましたが、海外メディアのEngadgetなどは、Pixel 6aはこれまでの廉価版モデルと逆に「ハイエンドモデルと同じプロセッサ+性能の低いカメラ」の組み合わせになる可能性があると主張。Pixel 6aはPixel 6と同様にGoogleが独自開発したSoC「Tensor」を搭載するものの、メインカメラはPixel 6の50MPではなく、12MPになるとみられています。


なお、4月にPixel 6aがアメリカ連邦通信委員会の審査を通過したことから、早ければ5月中に出荷される可能性もあるとのことです。

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◆ノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」
リーク屋のJon Prosser(@jon_prosser)氏は5月3日のツイートで、Googleが「Pixel Buds Pro」と呼ばれるワイヤレスイヤホンをリリースすることを示唆しました。「Pixel Buds Pro」の詳しい仕様や価格は不明ですが、「Pro」という名前からノイズキャンセリング機能付きの可能性が高いとみられています。なお、記事作成時点でGoogleが販売している純正ワイヤレスイヤホンは「Google Pixel Buds A-Series」のみであり、より高い価格帯のモデルを投入するのは自然だとThe Vergeは述べました。


◆画面をタブレットのように取り外せる新型「Nest Hub」
Googleは2021年3月にスマートディスプレイ「Nest Hub」の第2世代モデルを発表しましたが、「タブレットとして画面を取り外せる新たなNest Hubが、2022年のどこかで発表される」という予想もされています。しかし、2022年という範囲がかなり広いため、5月のGoogle I/Oで発表されるかどうかは不明とのことです。

◆「Android 12L」を搭載した折りたたみデバイス
Googleは2022年3月に、折りたたみスマホやタブレットに最適化したモバイルOSの「Android 12L」を発表しました。Android 12Lは2022年後半にSamsung、Lenovo、Microsoftの端末向けにリリースされる予定ですが、「Googleが折りたたみデバイスの開発に取り組んでいる」とのウワサもあったことから、Google I/OでGoogle純正の折りたたみデバイスが発表される可能性もゼロではないそうです。

◆最新モバイルOSの「Android 13」
Googleはこれまでにも、Google I/Oで新しいAndroidのユーザー向け機能を発表してきたことから、2022年のGoogle I/OではAndroid 13の機能が発表されるとみられています。すでにAndroid 13の開発者向けプレビューやパブリックベータ版がリリースされていることから、「QRコードスキャナーのショートカット」「バックグラウンドで大量のバッテリーを消費するアプリの通知」「アプリごとに言語を切り替える機能」などの機能があることが報じられていますが、全体的なビジョンについてはGoogle I/Oでの発表が待たれています。

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◆Google製ソフトウェアやサービスのアップデート
Google I/Oの基調講演で期待されているのは新たなハードウェアやプラットフォームの発表だけでなく、既存のGoogle製ソフトウェアやサービスのアップデートも注目の的です。Googleが手がけるソフトウェアは幅広く、2022年のGoogle I/Oで発表されるトピックを予想することは困難ですが、The Vergeはソフトウェアスイート「Google Workspace」が目立つ可能性が高いとみており、Tom's GuideはGoogleアシスタントとGoogleマップ、さらにChromeの新機能が発表されるのではないかと予想しています。

◆サプライズ的なプロジェクト
Google I/Oでは典型的な製品発表だけでなく、野心的で驚きに満ちたプロジェクトの発表が行われることがあります。たとえば2021年のGoogle I/Oでは、遠隔地にいる人々が実際に顔をつきあわせて話しているように感じられるコミュニケーションツールを開発する「Project Starline」というプロジェクトが発表され、人々を驚かせました。2022年のGoogle I/Oでも、初期段階の夢に満ちたプロジェクトが発表される可能性があるとのことです。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by log1h_ik

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