Twitterで「誤解を招く」とラベルが付いたツイートをリツイートもしくはいいねしようとすると警告が表示されるように
Twitterは「誤解を招く可能性がある」ツイートに対してラベル付けを行っていますが、このラベルが付いたツイートをリツイートもしくはいいねしようとすると、画面に警告が表示されるようになることが明かされました。
Twitter to show a warning when you try to like a labeled tweet - The Verge
https://www.theverge.com/2020/11/23/21611927/twitter-show-warning-like-labeled-tweet
Twitterは誤解を招く可能性のあるツイートに対してラベルの付与を行っており、2020年5月には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する誤報やデマの拡散を防ぐためにラベル付けを行うと発表。
Twitterは誤解を招く新型コロナウイルス関連ツイートにラベルや警告を付けると発表 - GIGAZINE
さらに、2020年アメリカ大統領選挙に関するツイートに対してもラベル付けを行っており、2020年5月にはドナルド・トランプ大統領のツイートに対して「誤解を招く可能性がある」とラベル付けを行っています。
Twitterがトランプ大統領のツイートに初めて「誤解を招く可能性がある」とラベル付け - GIGAZINE
このようなラベル付けを行うことで、誤解を招く可能性のあるツイートを引用ツイートする件数が29%も減少したとTwitterは報告しました。さらに、Twitterはラベル付きのツイートをリツイートもしくはいいねする際にも、警告を表示するように仕様を変更すると発表しています。
Giving context on why a labeled Tweet is misleading under our election, COVID-19, and synthetic and manipulated media rules is vital.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 23, 2020
These prompts helped decrease Quote Tweets of misleading information by 29% so we're expanding them to show when you tap to like a labeled Tweet. pic.twitter.com/WTK164nMfZ
実際の事例は以下の通り。青文字で「This is disputed.(異議が唱えられています)」というラベルが付けられたツイートをリツイートもしくはいいねしようとすると……
画面の下半分を埋める「This is disputed.(異議が唱えられています)」という警告が表示されます。
なお、海外メディアのThe VergeがTwitter側に問い合わせたところ、ラベル付きツイートをリツイートもしくはいいねしようとした際に表示される警告は、2020年11月の第4週中にウェブ版およびiOS版のTwitterでグローバルに展開される予定。Android版ではさらに数週間のうちに、同機能が提供されるとのことです。
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