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自撮りや人物写真の「照明の位置」を後から変更してSNS映えする写真をサクッと作れるGoogleフォト「ポートレイトライト」の使い方


顔の写る自撮り写真や記念写真を撮影した際に「照明の位置が悪くて顔が暗くなった」という経験がある人は多いはず。Googleフォトに搭載されている編集ツール「ポートレートライト」を使えば、撮影後に照明の位置を変えて顔を明るくしたり、陰影を強調したりできるとのこと。人物写真の編集にメチャクチャ便利そうだったので、実際に使って使用手順や効果を確かめてみました。

写真を編集する - Google フォト ヘルプ
https://support.google.com/photos/answer/6128850

ポートレイトライトを使うには、編集したい写真をGoogleフォトで開いてから「編集」をタップ。


続いて、「ツール」をタップしてから「ポートレイトライト」をタップします。


すると、写真の上に光源の位置を指定する白い円が表示され、画面下部には光の強さを調整するスライドバーが表示されます。


光源の位置や強さを調整したら「完了」をタップ。


「コピーを保存」をタップ。


「保存しました」と表示されれば、編集完了です。


以下のムービーでは、ポートレイトライトを使った編集の様子を確認できます。光源の位置を動かすと、鼻や額などの凹凸に応じて光と影が描かれることが分かります。

Googleフォトの「ポートレイトライト」で顔に当たる照明を調整する様子 - YouTube


以下の画像上のバーを左右に動かすと、編集前(左)と編集後(右)を比較できます。編集前は顔の左側から光が当たっていましたが、編集後は顔の正面から光が当たっているように見えます。


他にも色んな写真でポートレイトライトの効果を試してみました。夜の屋外で撮影した以下の写真の場合、編集前(左)は顔が暗かったのですが、編集後(右)は顔の右側から照らされているような写真に仕上がりました。


複数人が写る写真でも違和感なく編集可能。以下の例の編集後(右)を見ると、背景の明るさはそのままに2人の顔を明るくできていることが分かります。


肌の色が濃い人物でも問題なし。ポートレイトライトを使うと、背景の色を変えずに顔や服だけが明るくなるので、被写体を目立たせることができます。


なお、ポートレイトライトは従来はGoogle製スマートフォン「Pixel」シリーズ限定の機能でしたが、2023年2月からは「Google One」加入者ならPixel以外のAndroidスマートフォンやiPhoneでも利用可能になっています。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1o_hf

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