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「Xbox Series X」の海外メディアによるレビューまとめ


2020年11月10日(火)に発売となるMicrosoftの次世代ゲーム機「Xbox Series X」のレビュー記事が国内外で多数掲載されまくっています。GIGAZINEでもレビューしたXbox Series Xを、海外メディアはどのように評価しているのか気になったのでまとめてみました。

海外テクノロジーメディアのThe Vergeは、Xbox Series Xの良い点として「パフォーマンスと下位互換性」「よりスムーズなゲームプレイのための120fps対応」「クイックレジューム機能」の3つ、悪い点として「取り外し不可能のスタンドが横置き時に不細工に見える」「ローンチタイトルにAAAタイトルなし」「高価な拡張ストレージ」の3つを挙げています。

Xbox Series X review: a next-gen PC - The Verge
https://www.theverge.com/21548987/xbox-series-x-review


Xbox Series Xはゲームのロード時間が、既存のゲーム機と比べると爆速になっており、SSDと連携して動作するCPUにより、Xbox One Xよりもはるかに高速なゲームプレイが可能になっているとのこと。The Vergeは実際にさまざまなタイトルをプレイしたそうで、すべてのゲームでロード時間が短縮されていたと記しています。なお、Xbox Series Xは1TBのSSDを搭載していますが、実際に使用可能なストレージ容量は802GBで、198GB分のスペースはOSとクイックレジューム機能用に確保されている模様。

Xbox Series Xは拡張ストレージにも対応していますが、記事作成時点ではSeagate製の1TB・219.99ドル(約2万3000円)もするものしか選択肢がないため、The Vergeは「拡張ストレージが高すぎる」としています。


Xbox Series X向けにアップデートされたタイトルは、Microsoftの新しいVelocityアーキテクチャを使用することで、SSDから最大限のパフォーマンスを引き出すことができるそうです。そのため、USBストレージにデータを保存している場合、Velocityアーキテクチャを採用したタイトルをプレイすることはできません。ただし、下位互換性のあるタイトルの大部分がVelocityアーキテクチャを採用していないため、USBストレージからの読み込みでプレイすることが可能となります。

また、まだ一部のタイトルのみではあるものの、Xbox Series Xでは120fpsでのプレイも可能となりました。Xbox Series Xが120fpsでの出力にも対応したことで、The Vergeは「Xbox Series XをPCのように感じ始めた」と記しており、解像度よりもフレームレートを重視するようなFPSプレイヤーなどにもXbox Series Xが好意的にとらえられることとなるはずであるとしています。また、実際にGears 5を120fpsでプレイした際の感想として、「フレームレートが120fpsに到達したことで、映像と入力のラグが減少し、Xboxでこれまで経験したことがないほどスムーズなゲームプレイが可能になった」とも述べました。

加えて、プレイ中のゲームをわずか10秒ほどで切り替えることが可能な「クイックレジューム機能」について、「まだ対応タイトルは限られているものの、本当にうまく機能する」と記しており、今後より多くのタイトルでクイックレジューム機能が使えるようになることに期待しています。

なお、The Vergeは「大きな問題のひとつとして残っているのが、Microsoftが抱える23のゲームスタジオが、Xbox Series Xの機能を真に引き出すことができる次世代タイトルをまだ提供していない点です。強力なハードウェアと洗練されたユーザーエクスペリエンスを、全く新しいもののように感じさせるための新しいタイトルが必要です」と記し、発売時点では真にXbox Series Xの実力を引き出すようなタイトルが存在しないこと嘆いています。


テクノロジーメディアのArs Technicaは、Xbox Series XおよびXbox Series Sのレビュー記事のタイトルを「Xbox Series X/Sは美しくパワフルですが、一体何をプレイすればいいのでしょうか?」と題しており、The Verge同様にローンチタイトルの少なさを嘆いています。

Xbox Series X/S review: Beautiful, powerful—but whatcha gonna play? | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2020/11/xbox-series-x-s-review-beautiful-powerful-but-whatcha-gonna-play/


Ars Technicaは「Xbox Series X/Sは、Xboxのエコシステムの歴史の中で最も重要性の低いデバイス」であると主張し、「これは間違いなく良い兆候である」としています。MicrosoftはXboxを家庭用ゲーム機だけでなく、PCやクラウドゲームサービスからもプレイできるように拡張しており、その結果としてゲーム機の重要性が薄れてきたためであるとしています。

Ars TechnicaはXbox Series X/Sの優れた点として、「どちらもパフォーマンスに対するコストが信じられないほど低く抑えられている」「完璧に設計されたハードウェアは、ささやくように静かに動作し、どちらのモデルも優れた見た目をしている」「優れたホームUI」「Xbox Series Xでは、Windows 10を搭載したほとんどのハイエンドPCよりもはるかに高速なロード時間を実現」「Xbox Series Sでは解像度が1440pに制限されるものの、同じように高速なロード時間を実現」「強力な下位互換性により、高速なロード時間やクイックレジューム機能、自動HDR機能などを使いながら、過去のタイトルを遊ぶことが可能」を挙げています。

悪い点としては「Xbox Series Sの内蔵ストレージは少なすぎる(500GBで実際に使用可能なスペースは364GB)ものの、NVMe 4.0に対応したストレージを追加すると、Xbox Series Xを購入するより高価になってしまう」「Xbox Series Sの下位互換モードは、古いタイトルをXbox Oneバージョンにスケールリングすることで妨げられており、低いパフォーマンスで実行されるようになっている」「Xbox Series XとXbox Series Sのパフォーマンスは同等ではない」「Xbox Series Xの直方体デザインは見た目の点ではユニークですが、その独特の形状は収納時に問題になる可能性がある」を挙げています。


そして最悪のポイントとして、「真に次世代ゲーム機の性能を測るタイトルが存在しない」点を挙げています。

テクノロジーメディアのKnowTechieは、「発売日に新しいXboxは必要ないかもしれません」として、Xbox Series Xでないとプレイできないというタイトルが存在しないため、購入を急ぐ必要はないと指摘。

Review Roundup: Xbox Series X and Xbox Series S
https://knowtechie.com/review-roundup-xbox-series-x-and-xbox-series-s/


海外メディアのThe New York Timesは、「Microsoftの新しいゲーム機はお得な価格です。ただ、それで十分なのでしょうか?」と題したレビューを公開。

Xbox Series X and S Review: Microsoft’s New Consoles Are a Good Value. Is That Enough? - The New York Times
https://www.nytimes.com/2020/11/05/technology/personaltech/xbox-series-x-series-s-review.html


The New York TimesでXbox Series X/Sのレビューを担当したマイク・アイザックさんは、初代XboxでHaloが登場してから長年Xboxでゲームをプレイし続けてきたという信者だそうですが、「Haloの登場で、初代XboxはPlayStationよりも優先されたものの、20年近くたった今登場したXbox Series X/Sに、同じような感覚はありません」と述べ、やはりXbox Series X/S専用タイトルが存在しない点を指摘。

それでも、Xbox Series Xは1番の競合端末となるであろうPlayStation 5(PS5)と「ハードウェアに関しては多くの類似点がある」と指摘。ゲームのロード時間を短縮するための高速なSSDの搭載や、レイトレーシングに対応したGPUの採用など、ハードウェア面に関してはPS5とそん色のないものに仕上がっていると評価。ただし、「ハードウェアが同等の評価であるため、余計に独占タイトルを導入するなどのソフトウェア面での差別化が重要になる」とも付け加えています。

The New York TimesはXbox Series X/Sの強みとして、膨大なゲームライブラリを月額1100円からプレイできるようになる「XBOX GAME PASS」や、Xbox Oneで購入したタイトルがXbox Series X/S向けにアップグレードされた場合、無償でXbox Series X/Sでプレイできるようになる「スマートデリバリー機能」を挙げています。

また、1TBのSSDを搭載し4K・120fpsでのゲームプレイが可能なXbox Series X(税別4万9800円)のコストパフォーマンスの高さを指摘し、より安価ではあるものの、1080pでのゲームプレイしかできず、搭載されているSSDも500GBしかないXbox Series S(税別2万9980円)に疑問を呈しています。

最終的にThe New York Timesは「PlayStationがこの世代の独占を続けるだろう」として、「ゲーム機を1台しか購入できない場合は、Xbox Series XではなくPS5を選ぶべき」と述べました。


ゲームメディアのEurogamer.netは、「Xbox Series Xは素晴らしいゲーム機ですが、発売日に多くの長所(クイックレジューム機能など)を発揮できない可能性があります。さらに、長所の欠如には、次世代ゲーム機を押し上げるために必要となるファーストパーティタイトルの欠如も含まれます。加えて、ソニーがPS5で目指している世代の革命的な変化とは対照的に、MicrosoftはXbox Series Xで段階的な進化を選んだ点にも問題があるように思えます」と指摘し、他メディア同様に発売日にXbox Series Xを購入しなければと思わせるような要素が少ないとしています。

Xbox Series X review: next generation games machine, continuity console - or both? - Eurogamer.net
https://www.eurogamer.net/articles/digitalfoundry-2020-xbox-series-x-console-review


ローンチタイトルの少なさを指摘するメディアが多い中で、ゲームメディアのPolygonは「MicrosoftはXbox 360時代の魔法を取り戻した」とXbox Series Xを称賛。特にXBOX GAME PASSに対して「Xbox Series Xにとってのキラーアプリ」と賛辞を送り、4K・120fpsのグラフィックを実現するチップや高速なSSDといったハードウェアスペックの向上にも一定の評価をしています。

Xbox Series X review: Microsoft recaptures the magic of the Xbox 360 - Polygon
https://www.polygon.com/reviews/21547603/xbox-series-x-review-microsoft-next-gen


PolygonはXbox Series Xを購入すべきユーザーとして「最高の体験をしたい長年のXboxファン」と「最高の体験を望んでおり、それに見合った金額を支払う用意のあるゲーム初心者」を挙げています。

反対に、Xbox Series Xを必要としないであろうユーザーには「4Kテレビを所有していない人、あるいは近い将来に購入する予定がない人」や「特にXbox One Xを所有していて、現時点でXbox Series Xの最大設定でゲームをプレイする必要がない、またはプレイする予定のない人」、「ハイスペックなゲーミングPCを既に所有している人」、「ゲームをプレイしたいが、それほどパワフルなものや高価なものを必要としていないという人」などが挙げられています。

The GuardianはXbox Series X/Sについて、「超高速でシームレスに動作し、XBOX GAME PASSにアクセスできるという点では素晴らしいゲーム機です。しかし、コントローラーやインターフェースは既存のものから多くが変更されているというわけではなく、さらに、新しいローンチタイトルはほとんど存在しないという点は、ただただ奇妙です」としています。ただし、The Guardianは「Xbox Series X/Sを『今すぐ購入すべき』と叫ぶことはありませんが、同様に批判する点もほとんどありません。Microsoftは約束したポイントをすべて改善しており、それらはうまく機能しています」とも記しており、批判する点も少ないとしました。

Xbox Series X and Series S review: no-nonsense, next-generation gaming | Games | The Guardian
https://www.theguardian.com/games/2020/nov/05/xbox-series-x-s-review-game-gaming


CNETはXbox Series Xの優れた点として、「最大8Kの解像度と、最大120Hzのリフレッシュレートをサポート」「簡単なアプリベースのセットアップ」「クラウドゲームからXBOX GAME PASSまで、幅広いエコシステム」の3つを挙げ、悪い点として「光オーディオ出力がなくなった点」「Xbox Series X専用タイトルの少なさ」「ユーザーインターフェースが乱雑なまま」という3つを挙げました。

Xbox Series X review: No gimmicks, but one secret weapon - CNET
https://www.cnet.com/news/xbox-series-x-review-gaming-console-microsoft-no-surprises-gimmicks-secret-weapon-game-pass/


The Washington PostはXbox Series X/Sについて、「ひどく馴染みのあるゲーム機」としています。

Xbox Series X review, Series S comparison: Next-gen feels familiar - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/video-games/reviews/xbox-series-x-review/


The Washington PostはXbox Series Xについて、「何年間もXboxエコシステムに投資してきた人」や「Gears of WarFableForza Horizo​​n 4といったタイトルに興味を抱いている人」、「PCを持っているものの、今後数年間グラフィックカードやストレージを交換することに興味がない人」を挙げています。

また、「4Kテレビやモニターを持っていない人であっても、ロード時間の短縮やゲームプレイのパフォーマンス向上は確かに感じられます。これはiPhone 6からiPhone 12に乗り換えた際のようなものです」と記し、Xbox Series Xのパフォーマンス向上にお墨付きを与えました。

USgamerもXbox Series Xについて、「まだキラーアプリが存在しません」として、購入を後押しするタイトルが存在しない点を指摘。ただし、Xbox Series Xは非常に強力なハードウェアを有しており、強力な下位互換性やXBOX GAME PASSといった優れた機能も存在するとしています。

Xbox Series X Review: Microsoft's Powerful Next-Gen Console is Still Lacking Its Killer App | USgamer
https://www.usgamer.net/articles/xbox-series-x-s-microsoft-console-review


また、新しいゲーム機を購入する際に最初に浮かぶ「古いゲーム機を片付けるべきか否か」という疑問に対して、PS5はPS4のゲームをプレイしたい場合はPS4を片付けずにそのまま置いておく必要があるものの、Xbox Series Xの場合は強力な下位互換性によりXbox Oneを片付けてしまっても何ら問題がない点を称賛しています。

ゲームメディアのKotakuはXbox Series Xについて、「新しい外観と超高速なロード時間、コントローラーにボタンが追加された、はるかに強力なXbox Oneのよう」としています。さらに、KotakuはXbox Series Xについて「Microsoftがこれまでに製造してきた中で最も箱(ボックス)のような形状のゲーム機」と記しました。

Xbox Series X Review: A Much Better Xbox One
https://kotaku.com/xbox-series-x-the-kotaku-review-1845578573


ゲームメディアのIGNは、「Xbox Series Xは現時点で判断するポイントが少ないものの、最終的には新しくて壮観な次世代ゲーム機となって我々を驚かせるだろうと推測できます。また、それまでの間にどのゲームをプレイしても、ロード時間は大幅に短縮され、フレームレートは向上し、解像度は高くなります」と記し、記事作成時点ではまだまだ未完成のゲーム機であるため、判断が難しいと指摘。さらに、PS5と比較しても静音動作であり、クイックレジューム機能などのユニークな機能が存在するとしています。

Xbox Series X Review - IGN
https://www.ign.com/articles/xbox-series-x-review


EngadgetはXbox Series Xを「リビングルームに置かれた静かなゲーミングPC」として、グラフィック性能の高さや高速なSSDを称賛しています。EngadgetはXbox Series Xの長所として「強力なハードウェア」「ほぼ無音のファン」「ロード時間を短縮する高速なSSD」「強力な下位互換性」「古いゲームにHDRを追加できる点」の5つを挙げ、短所として「魅力的なタイトルなしでの発売」「ウリのひとつであったはずのレイトレーシングに対応したタイトルがほとんど存在しない」という2点を挙げました。

Xbox Series X review: A 4K beast in need of games | Engadget
https://www.engadget.com/xbox-series-x-review-microsoft-140045437.html


SlashGearはXbox Series Xについて、「箱から出してすぐに見事に機能すると同時に、完全に馴染みのあるゲーム機であり、使い心地も良いと感じます。MicrosoftはXbox Oneの失敗から教訓を学んだようです」と記し、税別4万9800円の価値は十分にあるとしました。

Xbox Series X Review – Console as time machine - SlashGear
https://www.slashgear.com/xbox-series-x-review-console-as-time-machine-05645650/


SlashGearはXbox Series Xの長所として、「4K・120Hzもしくは8K・60Hzでのゲーム/ムービーのプレイ」「リモートプレイ」「従来のXboxのタイトルの大部分をプレイ可能」「古いXboxの見た目とプレイを改善したかのような端末である点」「前モデルからの超簡単な移行が可能な点」と挙げました。

反対に短所としては、「Xbox/Microsoftアカウントが必要な点」「これまで以上にインターネット接続に依存している点」「発売時点では在庫に制限がある点」を挙げており、メディアによるレビューの中では珍しくローンチタイトルの少なさを欠点としませんでした。

MCV/DEVELOPもローンチタイトルの少なさを挙げ、特にローンチタイトルとしてのリリースが予定されていたHalo Infiniteの発売が2021年にまで遅れたことが痛手だったと指摘。それでもハードウェアだけを見ればXbox Series Xは「革新的な端末である」と称賛しており、「ゲームハードでは滅多に見られないレベルで、ハードウェアとソフトウェアがマッチしている」と記しています。

Xbox Series X review – a brilliant balance of continuity and evolution | Consoles | MCV/DEVELOP
https://www.mcvuk.com/business-news/consoles/xbox-series-x-review-a-revolution-in-continuity/


Digital TrendsはXbox Series Xを5段階評価で3.5と評価しています。Xbox Series Xの長所として、「可能性の塊」「PS5よりも多くのストレージ」「XBOX GAME PASSからアクセス可能な豊富なライブラリ」「優れた価格」の4つを挙げました。一方で欠点として、「傑出したローンチタイトルが存在しない」「ほとんどのTVラックに収めることは不可能」「次世代ゲーム機としての可能性は未開拓なまま」の3つを挙げました。

Xbox Series X Review: Phenomenal Power, But No Launch Game | Digital Trends
https://www.digitaltrends.com/video-game-system-reviews/microsoft-xbox-series-x-review/


また、Digital Trendsは「Xbox Series Xは強力なシステムではあるものの、その能力を存分に発揮するためのタイトルをまだ持ち合わせていません。シャープなグラフィック、使い慣れたインターフェース、高速なロード時間により、この世代のゲーム機の強力な競合製品となり得ます。しかし、プレイできるタイトルが少ないということは、急いで購入する必要がないことを意味します」と記し、優れたゲーム機ではあるものの発売と同時に購入する理由はほとんどないとしています。

GameSpotは「Xbox Series Xは非常に洗練されたゲーム機であり、Microsoftがユーザーにより良いサービスを提供するために強力な基盤を築くための優れた技術でもあります。Microsoftはゲーム開発スタジオを買収しており、今後どのようなタイトルが発表されるかを考慮すると、Xbox Series Xの将来は明るいと思えます」と記し、ローンチタイトルの少なさは気になるものの、未来は明るいとしています。

Xbox Series X Review: Playing The Future - GameSpot
https://www.gamespot.com/articles/xbox-series-x-review/1100-6484104/


Windows CentralはXbox Series Xについて、「ハードウェア面に失望することはありませんでした。パワフルで洗練されているため、すべての新しいハードウェア特徴を利用できるよう最適化されたゲームは本当に素晴らしいものとなるでしょう。ただし、Xbox Series Xの特徴を上手く利用できるAAAタイトルをMicrosoftがどれくらい作成できるかは不明です」と記しました。

Xbox Series X review: Powerful and bold — with a games lineup that's uncertain | Windows Central
https://www.windowscentral.com/xbox-series-x-review


Windows Centralが挙げたXbox Series Xの長所は、「強力なハードウェアと優れたデザイン」「効率的な冷却と、静かなファン」「複数のゲームを素早く再開できるクイックレジューム機能」「XBOX GAME PASSの未来はエキサイティング」の4つ。短所としては、「ゲームの悲惨なローンチタイトル」「残念なメディアセンター機能」の2つを挙げています。

Bloombergは「Xbox Series Xはこれまでに製造されてきた中でも最も強力なゲーム機です。しかし、2020年にXbox Series X向けにリリースされるタイトルラインナップは乏しいため、『強力なゲーム機である』という点はしばらくの間は意味がありません」と記しました。加えて、特にロード時間が短縮された点が最大のセールスポイントであり、「ロード時間が完全になくなったわけではないものの、ゲームの合間のロード時間にTwitterをチェックするような時間はほとんどなくなりました」と記しています。

Xbox Series X Review: Future of Video Games Not Quite Here Yet - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-11-05/xbox-series-x-review-future-of-video-games-not-quite-here-yet


なお、GIGAZINEでもXbox Series Xはレビュー済みなので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。

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in ゲーム, Posted by logu_ii

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