ウディ・アレン監督最新作「Café Society」の予告編公開、ハリウッド黄金期の熱狂に巻き込まれていく青年の末路とは？

映画産業で働くことを夢見て叔父を頼りにやってきた青年・ボビーが、1930年代のきらびやかな映画界で美しい女性と恋に落ちつつも、ハリウッドの熱に狂わされていく……というウディ・アレン監督最新作「Café Society」の予告編が公開されました。

Café Society de Woody Allen - Bande-Annonce - YouTube

舞台は1930年代のハリウッド。アメリカは音楽や食事などさまざま文化が流入し華やかな時代を迎えていて、ハリウッドは特に「黄金期」と呼ばれていました。

洗練されたスーツに身を包んだ男性が知り合いと談話中。

しかし、一本の電話を受け取ります。

電話の相手は男性がいた華やかな世界とは全く違う、生活感あふれる部屋に住む女性。どうやら女性は男性の姉で、息子がハリウッドに向かうわ、とのこと。

豪邸の前にとまる1台の車から……

青年が降り立ちます。

拾いオフィスに入っていく青年・ボビー。

「入ってきなさい」「座って」と完結に指示する男性。かなり権力のある映画関係者の様子です。

一方でやってきた男性の甥ボビーは初々しさが残ります。

「ボニー、やってきなさい」と電話に向かって指示すると……

秘書らしき女性・ボニーが登場。

そしてボビーは華やかなハリウッドの世界に入っていくことになります。

「もう飽きたか？」という実家からの電話に……

「半分飽きてて、半分魅了されているよ」とボビー。

しかし、実家は実家で何やら思惑がある様子。

誘拐ありで……

死体あり。

一方、ボビーはハリウッドでボニーと恋に落ちていきます。

しかし、深夜2時のジャズバーで……

出会いあり。

美女と一夜を共にするボビー。華やかなハリウッドの世界を前に順調に理性を失っていってる様子です。

「君はおかしくなっているよ」という忠告に、「それっていいことなの？悪いことなの？」

「答えがないってことも、1つの答えなのよ」と、母。

カフェ・ソサエティというナイトクラブを中心に、ハリウッドの熱狂に陥っていくボビーは一体どこへ向かうのでしょうか……。

「人生はコメディだよ。サディスティックなコメディーライターの書いたね」

ボビー役はソーシャル・ネットワークのジェシー・アイゼンバーグ、ボニー役はトワイライトシリーズで一躍有名になったクリステン・スチュワート。なお、Café Societyはフランスではカンヌ映画祭の開幕上映と同じ2016年5月11日に劇場公開される予定で、日本での公開については記事作成時点で未定です。

Café Society
https://www.facebook.com/CafeSociety.lefilm