人間とロボットのガチンコバトルを描いたSFショートフィルム「AZARKANT」

ある宇宙船内を探索していた人間と、宇宙船内に潜んでいた大型ロボットの壮絶な一騎打ちを描いたショートフィルム「AZARKANT」が公開されています。ハイクオリティなCGIを駆使して作られており、人間とロボットのバトルは迫力満点でありながら、緊張感が絶えずドキドキしっぱなしで、かなり見応えのある内容に仕上がっています。

Azarkant


どこかの惑星付近を飛んでいる宇宙船。

モニターに突然文字が表示されます。

宇宙船を発見したようですが、船内に生体反応なし、危険度も測定不能。

発見した宇宙船に近づいて行きます。

宇宙船付近を探索していると……

ハッチを発見。

巨大な機械製の手を使ってハッチをオープンし、宇宙船に侵入開始。

ゆっくりと扉が開くと……

突然「真ん中に立ってください」とロボットの声がしました。

ロボットの声の通りにすると、地面が突然沈みだし地下に下降していきます。どうやら昇降機だった模様。

たどり着いた先は真っ暗な空間。

主人公はウロウロしながら探索を始めます。

探索していると長い通路のような空間にたどり着きました。

通路のような空間で白骨化した人間の遺体を発見。

「妙だぞ……」と言わんばかりに辺りを見回すと……

再び人間の遺体を発見。

主人公がいぶかしげにしていると、突然背後から大きな音がします。

びっくりして振り返る主人公。

通路の奥には主人公を見つめる1台のロボットがいました。

ロボットは突然発砲開始。

銃撃に面食らった主人公は物陰にいったん隠れます。

主人公を捜し回るロボット。

ロボットは周囲を分析しながら、隠れた主人公を探索中。

ロボットに見つからずに少し安心していると……

主人公がもたれていた壁を突き破って、ロボットが攻撃してきました。

つかまれた主人公は……

後方にポーンと投げ飛ばされてしまいます。

壁に激突してぐったりとする主人公。

しかしながら、落ちていた金属の棒を手に立ち上がってバトル開始。

ロボットのパンチを寸前のところでかわします。

主人公はロボットから少し距離をとって……

手に金属製の棒を持ったまま走り出します。

ロボットの近くでジャンプして、こん身の一撃をお見舞い。

シタッっと着地する主人公の体勢やカメラのアングルは「マトリックス リローデッド」冒頭シーンでのトリニティーにそっくり。

主人公の攻撃もむなしく、ロボットはダメージゼロの様子。

またもや、ロボットに放り投げられる主人公。

ぐったりとする主人公を……

ロボットは右手でつかんで持ち上げます。

ロボットは主人公の分析を開始。

処分をどうするか、宇宙船のパイロットに尋ねますが、パイロットは既に死んでいます。

新しい指示を受けなかったロボットは「動くモノ全てを排除せよ」という今まで通りの命令に従うことに。

主人公は右手に金属製の棒をにぎったまま。

突然ロボットの視界が見えなくなりました。主人公は無事にロボットを倒すことができたのでしょうか？

AZARKANTに登場する宇宙船やロボットなどは全て1台のPCを使って作成されたCGI。セリフが一切なしで物語は進行しますが、ハイクオリティな映像により視覚だけでも内容がよく理解できるように仕上がっており、クリエイター陣の技術力に驚かされるばかりです。

AZARKANT
http://azarkant.blogspot.jp/