動画のライセンス費用が高すぎて放棄されたフィットネスプラットフォームの復活を目指すオープンソースプロジェクト「Workout.cool」

フィットネスプラットフォームを開発するオープンソースプロジェクト「Workout.cool」は、かつて動画ライセンス費用の問題で放棄されたプラットフォーム「Workout.lol」を復活させるために作られました。Workout.coolの設立者が、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsで「Workout.cool」について報告したところ、発端となった「Workout.lol」の元開発者がスレッドに現れる事態となりました。
GitHub - Snouzy/workout-cool: 🏋 Modern open-source fitness coaching platform. Create workout plans, track progress, and access a comprehensive exercise database.
https://github.com/Snouzy/workout-cool

Show HN: Workout.cool – Open-source fitness coaching platform | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=44309320
Workout.lolは、自分が利用できるトレーニング用具や鍛えたい体の部位などを入力することで、最適なトレーニングメニューを教えてくれるWebアプリケーションとして開発されました。ある時Workout.lolは、トレーニングの方法を解説した動画をプラットフォームに追加しようと試みましたが、信頼できる動画プロバイダーとのパートナーシップを結ぶことができなかったとのこと。
その後、Workout.lolは別の当事者に売却されましたが、購入主はエクササイズ動画のライセンス費用が「法外なほど高額」であることに気づいて動画の追加を断念。体調不良なども相まってWorkout.lolのプロジェクト全体が放棄されてしまいました。
Workout.lolの主な貢献者でありツールを愛用していたSnouzy氏は、何とかWorkout.lolを再始動させようとステークホルダーとの連絡を試みてきました。しかし、過去9カ月間にわたって15回も連絡したものの応答はなく、Workout.lolを再始動させることは断念。その代わり、Workout.lolをさらに発展させた包括的なフィットネスコーチングプラットフォームとして、「Workout.cool」をオープンソースで開発することに決めました。
Snouzy氏は、「私はWorkout.coolを営利目的で作っているのではありません。これは単なる復活ではなく進化です」「私は単なる開発者ではありません。コミュニティを失望させるのを拒否したユーザーでもあります。愛用していたツールが徐々に消えていくのを見るのは、本当に悔しい経験でした。皆さんと同じように、私もWorkout.lolにワークアウトを保存し、進捗を追跡し、プラットフォームを中心にルーチンを構築していました」と述べています。
まだ開発中ではあるものの、以下のウェブページにアクセスしてWorkout.coolを使ってみることができます。
Workout Cool
https://workout.cool/
上記のURLにアクセスすると、以下のように所有しているトレーニング機器を選択する画面が表示されます。

今回は「Bodyweight(自重)」と「Dumbbell(ダンベル)」を選択して「Continue」をクリック。

続けて、トレーニングしたい体の部位を選択します。今回は肩や二の腕、前腕を選択して「Continue」をクリック。

すると、選択した部位に効くさまざまなトレーニングメニューが表示されました。「Continue」をクリック。

一番上から順にトレーニングメニューが表示され、回数や負荷を記録することができます。トレーニングのやり方がわからない場合は、左側の画像部分をクリック。

すると、トレーニングの解説動画を視聴することができます。なお、持っているトレーニング機器にベンチは入れませんでしたが、今回の動画にはベンチらしき機器が登場していました。

Snouzy氏がWorkout.coolについてHacker Newsで報告したところ、なんとWorkout.lolの元開発者であるVincenius氏が反応しました。Vincenius氏は、「おお、これは面白い。私はWorkout.lolの原作者です。アプリを売ったのですが、どうやら放置されたようです。サポートが必要かどうか何度もメッセージを送りましたが、返信がありませんでした。またメンテナンスされているのを見て、本当にうれしいです!UIの改善も素晴らしいですね」とコメント。

これに対しSnouzy氏も、「おお、Vinceniusさん!あなたの名前が出てきた時、私がどれほどうれしかったかあなたにはわからないでしょう(笑)。私も連絡が取れませんでした。プロジェクトがあのように停滞しているのを見ると、本当に心が痛みました。それが、最初の日から変わらぬオープンな精神を保ちつつ、すべてを再構築する原動力となったのです。UIについて親切な言葉をかけてくれてありがとうございます。あなたからの言葉は本当にうれしいです。また参加したいと思ったら、いつでも歓迎します(売却したオリジナルのプロジェクトと同じようなものなので、それが難しいのもわかっています)。あなたの意見、アイデア、あるいは存在だけでも大きな意義があります!」と返信しました。

・関連記事
運動を習慣にするには「音楽を聴きながら」やるのがいいと専門家がアドバイス - GIGAZINE
ジム通いしなくても少しの運動で十分な効果が得られる「エクササイズ・スナッキング」とは? - GIGAZINE
「毎日同じトレーニングをしてはいけない」と専門家が言う理由とは? - GIGAZINE
VRヘッドセットを着けながらエクササイズをすると効率が上がることが判明 - GIGAZINE
フィットネストラッカーアプリ「Strava」が秘密のアメリカ軍基地の所在地を浮き彫りにする事態が発生 - GIGAZINE
Apple WatchやFitbitのような運動量を測定するフィットネストラッカーは正確なのか? - GIGAZINE
本当にフィットネストラッカーが示す歩数・心拍数・カロリー消費量は正確なのか? - GIGAZINE
筋肉の部位ごとに適切な筋トレやストレッチ法を映像で説明してくれる「MuscleWiki」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in ソフトウェア, ネットサービス, Posted by log1h_ik
You can read the machine translated English article Workout.cool is an open source project t….







