画像生成AIがブラウザから無料で人間の全身写真をさくっと作ってくれる「AI Human Generator」レビュー
画像生成AIの登場によって、大規模なデータセンターや巨大なワークステーションがなくても自宅で簡単に画像を生成できるようになりましたが、ある程度高いスペックのPCでなければAIモデルを動かすことができません。「AI Human Generator」はブラウザから人間の全身画像を簡単に生成できるサービスで、無料で利用することができます。
AI Human Generator – Generate and Modify People Online
https://generated.photos/human-generator/
AI Human Generatorを体験するには、「Create Human」をクリック。
画面はこんな感じで、左に設定項目が、右に生成された画像が表示されています。「Face」では、あらかじめ用意した顔を読み込ませて画像に反映できるとのことで、「Upload」をクリックして読み込ませる写真を選択します。
今回は以下の写真を読み込ませてみました。
左で設定を変更して、「Update Human」をクリックすれば、右に再生成された画像が表示されます。
読み込ませた写真が顔に当てはめられました。
なお、「Update Human」をクリックしても、サーバーがビジーだと以下のようなポップアップが表示されて生成できない場合があります。そういう場合は30秒ほど待ってから再度「Update Human」をクリックすればOKです。
設定できる項目は他にも「Age(年齢)」や「Gender(性別)」などがあります。例えば「Age」を「Middle-aged(中年)」に設定して、「Update Human」をクリックしてみました。
すると構図ががらっと変わってこんな感じの写真が再生成されました。
「Gender」を「Male(男性)」に変更すると、筋肉質なおじさんになりました。ただし、下半身はロングスカートのままです。
衣装を変更するには、設定画面上部の「Clothing(衣装)」タブを選択します。
「Clothing Top(上半身の服)」を「T-Shirt」、「Clothing Bottom(下半身の服)」を「Pants」に変更すると、こんな感じ。
さらに画像の背景を変えるには、設定画面上部の「Background(背景)」を選択します。今回は「Beach」に変更してみます。
画像の背景がビーチに変わりました。右画面下部にある「Download」をクリックすると、512×1024ピクセルのJPG形式で生成した画像を保存できます。
なお、AI Human Generatorで使われているAIは、運営会社のGenerated Photosがスタジオで何万もの人々の画像を撮影して構築した独自のデータセットで学習しているとのこと。すべての写真が管理された環境で撮影されているため、データセットの品質が高いのが特徴で、独自の写真ということで著作権関連の問題がクリアになっているのもポイントです。
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