「Twitter解雇」のイタズラ実行者がイーロン・マスクとスリーショット、マスク氏「解雇は最大のミス」

イーロン・マスク氏によるTwitter買収と同日にTwitter本社前に現れ「Twitterを解雇された従業員」として各メディアのインタビューに応じたイタズラ実行者2名が、イーロン・マスク氏とのスリーショットに臨みました。マスク氏は自身のTwitterアカウントに「解雇は最大の過ちだった」と投稿しています。
Welcoming back Ligma & Johnson! pic.twitter.com/LEhXV95Njj
— Elon Musk (@elonmusk) November 15, 2022
マスク氏との写真撮影に臨んだのは、2022年10月28日のイーロン・マスク氏によるTwitter買収当日にTwitter本社前に現れて「解雇された従業員」として各メディアのインタビューに応じた2人の男性です。「Rahul Ligma」と「Daniel Johnson」を名乗った2人は「荷物を詰め込んだ段ボール」を持った状態でTwitter本社前に現れ、ロイターやCNBCといった大手メディアが「本物の元従業員」として報道する事態に発展していました。
上記のように2人がカメラの前に現れた直後は多くの人が「本物の元従業員」であると信じていましたが、Twitter本社の受付担当者が「あんな2人は見たことがない」と発言したことや、イタズラ実行者の「Ligma」「Johnson」という名前が「Ligma(Lick my:俺のタマをなめろ)」「Johnson(男性器)」というネットミームやスラングに由来すると思われることなどからイタズラだったことが明らかになっています。
各メディアに報道された「Twitterを解雇されて追い出された2人のエンジニア」がいたずらだったと判明 - GIGAZINE

2022年11月16日に、上記のイタズラ実行者2人とマスク氏が肩を組んで写る写真がマスク氏のTwitterアカウントに投稿されました。マスク氏は上機嫌な様子で写真に写っており、「お帰り!LigmaとJohnson!」とツイートしています。

さらに、マスク氏は「間違いを認めることは重要なことです。彼らを解雇したことは、私の最大の過ちでした」というジョークも飛ばしました。
Important to admit when I’m wrong & firing them was truly one of my biggest mistakes
— Elon Musk (@elonmusk) November 15, 2022
なお、マスク氏は実際にTwitter従業員の大規模なレイオフを実施しており、日本を含む世界各国における大量解雇や、約4400人の契約社員を解雇したことが報じられています。一方で、解雇された従業員の中に「誤って解雇された従業員」が複数含まれていたことも明らかになっており、一度解雇した従業員に対して復職を呼びかけていることも報じられています。
Twitterの社員半数解雇の中に必要な人材や対象外の人が含まれていたとして会社に戻るよう声かけ - GIGAZINE

・関連記事
イーロン・マスクの「Twitterアプリが遅い」発言が間違っていると指摘したTwitter従業員が解雇される - GIGAZINE
イーロン・マスクが「社員の半分をクビ」にする全社的なレイオフを実施との報道 - GIGAZINE
Twitterが従業員にレイオフ開始をメールで通知 - GIGAZINE
Twitter創業者ジャック・ドーシーが大量解雇の中で「成長を急ぎすぎた」と謝罪、従業員数は9年間で2000人から7500人に急増していた - GIGAZINE
Twitterの社員半数解雇の中に必要な人材や対象外の人が含まれていたとして会社に戻るよう声かけ - GIGAZINE
イーロン・マスクによるTwitter従業員のレイオフで日本・インド・アイルランドなどで大量の従業員が解雇される - GIGAZINE
イーロン・マスクがTwitterの契約社員4400人を解雇 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in メモ, Posted by log1o_hf
You can read the machine translated English article 'Twitter Fired' Prankster Takes a Photo ….