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Twitterが2人で1つのツイートを投稿できる「CoTweet」機能のテストを開始


Twitterは2022年7月8日に2つのアカウントでツイートを共同作成できる新機能「CoTweet」の詳細を発表しました。CoTweetはアメリカ、カナダ、韓国の一部ユーザーに限られた期間だけ実験的に公開されテストが行われます。

Share a Tweet, share the cred.

Now testing CoTweets, a new way to Tweet together. pic.twitter.com/q0gHSCXnhv

— Twitter Create (@TwitterCreate)


CoTweets
https://help.twitter.com/en/using-twitter/cotweets

Twitter Createが公開したムービーでは、まずユーザーから他のユーザーにメッセージを送り……


「一緒にCoTweetをしよう」と誘う連絡をします。


同意が取れたら、CoTweetの誘いを「Accept」を押して同意することで……


片方のユーザーがしたツイートに関して、「Silvie and Allen Grayham」のように2人のユーザー名とアイコンが表示され、2人からのツイートとして表示されます。「他のユーザーのツイートでこれがおすすめ」と紹介する「リツイート」と異なり、自らも発信者となってツイートをすることでより拡散に貢献することが狙える様子。


CoTweetはまず最初の著者がツイートを作成した後、フォロワーのリストから「共著者」となる相手を選択して「Send invite(招待状を送信)」をタップします。CoTweetの招待状を送信してから承認・拒否を受けるまではツイート内容を編集・削除することはできなくなります。招待状を受け取ったユーザーは受け入れるか拒否するかを選択し、受け入れた場合には自分のツイートとしてタイムラインにも投稿されます。ヘッダーに表示できる作成社は2人のみのため、CoTweetごとに招待できる共著者は1人だけとなっていますが、ツイートごとに招待状は送信できるとのこと。

その他の詳細として、CoTweetされた投稿は誰でもリツイート・引用ツイートできますが、投稿をプロフィールにピン留めできるのは招待状を送信したCoTweetの最初の作成者のみになっているほか、ツイートに関する設定も最初の作成者が管理できる形になっています。加えて、最初の作成者はCoTweetされたツイートを削除できますが、共著者はCoTweetを取り消して元の作成者の通常ツイートに戻すことができるのみになっており、作成者と共著者で権限が大きく異なっています。また、会話が続くスレッドにおいてCoTweetにできるのはスレッドの最初のツイートのみで、CoTweetをプロモーションすることはできません。

The Verveが指摘しているように、CoTweetされたツイートの埋め込み機能は記事作成時点でサポートされていないため、以下のツイートは通常のツイートに見えています。ツイートをクリックして直接アクセスすると、「Kelly VaughnさんとEmma Bostianさん」となっているのがわかるはず。

This is a CoTweet from me and Emma

— Kelly Vaughn (@kvlly)


CoTweetと同様の機能は2021年からInstagramで提供されており、インフルエンサーやブランドなどがより多くのユーザーに情報を届けるために活用されることが期待されています。

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in ネットサービス, Posted by log1e_dh

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