Twitterが24時間で投稿が消える「フリート」機能を終了すると発表
Twitterが、スマートフォン版アプリで2020年11月から提供されている、24時間で消えるツイートを投稿する「フリート」機能の提供を、2021年8月3日(アメリカ時間)で終了すると発表しました。フリートを終了する理由としてTwitterは「フリートをきっかけにして新たにTwitterで会話に参加する人の数が思ったより増えていなかったから」と述べています。
さよなら、フリート
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2021/goodbye-fleets
we're removing Fleets on August 3, working on some new stuff
— Twitter (@Twitter) July 14, 2021
we're sorry or you're welcome
フリートはInstagramやYouTubeに実装されている「ストーリー」機能と同じように、ツイートが24時間で自動的に消滅する機能で、iOS版・Android版の専用アプリのみから投稿や閲覧が可能です。2020年3月にブラジルでフリート機能のテストが行われ、全世界で順次公開された後、2020年11月に日本でも利用できるようになりました。
ツイート内容が24時間で消滅する新機能「フリート」日本上陸 - GIGAZINE
Twitterはサポート用公式アカウントで、「私たちはフリートに大きな期待を寄せていましたが、さよならを告げて他のアイデアを採用する時がやってきました。8月3日以降、フリートが利用できなくなります」と発表しています。
We had big hopes for Fleets, but now it’s time to say goodbye and take flight with other ideas. Starting August 3, Fleets will no longer be available.
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 14, 2021
More on what we learned and what's coming ???? (1/4)
これまでフリートで使うことができた全画面カメラやテキスト形式オプション、GIFステッカーなどは、通常のツイート作成に導入されていくとのこと。また、リアルタイムの音声会話機能「スペース」はそのまま画面上部に表示されるそうです。
Twitterの音声会話機能「スペース」がブラウザ版でも利用可能に - GIGAZINE
Twitterによれば、フリート機能はもともと「ツイートするのをためらう利用者の背中を押すため」に開発されたとのこと。しかし、実際は「すでにツイートすることを楽しんでいる人たち」が自分の投稿を広めたり他者とやり取りするために利用していることがわかり、本来の目的を達成できていなかったそうです。
Twitterは「大きなチャンスをつかむことで、皆さまのために最高の製品を作ることができますが、必ずしも計画通りにはいきません。フリートのような機能に別れを告げるのは簡単ではありませんが、次の計画に取りかかるのは楽しみです」と述べ、フリートに代わる新たな機能が登場する可能性を示唆しています。
Taking big chances helps us make the best product possible for you, but it doesn't always work out like we planned. It’s not always easy to say goodbye to a feature like Fleets, but we’re excited to get back to work on what we’ve got planned next: https://t.co/Lfwkb0F8bt (4/4)
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 14, 2021
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