Twitterが24時間で消える「フリート」で全画面広告のテストを開始
Twitterが2021年6月1日に、24時間で投稿が消滅する「フリート」機能に、縦長の全画面広告を試験的に導入したことを発表しました。
Testing Fleet ads: Your ad in the moment
https://business.twitter.com/en/blog/fleet-ads.html
Twitter’s Fleets are getting Stories-like ads - The Verge
https://www.theverge.com/2021/6/1/22461070/twitter-fleets-stories-ads-monetize-instagram-snap
Twitterのフリートは、投稿した動画や画像が24時間で自動的に消滅するという、Instagramの「ストーリーズ」に近い機能です。フリートは当初、ブラジルなどでテストが行われていましたが、2020年11月からは日本のTwitterユーザーもフリートが使えるようになりました。
ツイート内容が24時間で消滅する新機能「フリート」日本上陸 - GIGAZINE
今回の発表により、このフリートに全画面広告が試験的に導入されることになりました。広告の縦横比は16:9で、画像または動画形式での宣伝に対応しています。動画広告の長さは最大で30秒までで、広告主はユーザーにスワイプアップを促すコールトゥアクション(CTA)を盛り込むこともできるとのこと。
全画面広告の見た目はこんな感じ。クリックすると、フリートで導入される動画広告のサンプルをGIFアニメーションで見ることができます。
また、Twitterは広告主に対し、フリート広告のインプレッション数やクリック数、リンク先のサイトの訪問数など、Twitter広告の標準的なデータを提供するとしています。
Twitterは、フリートへの全面広告導入テストについて、「広告は邪魔にならず、人々に価値をもたらすものでなければならないと考えているので、全画面という新しい広告の構成について人々がどのように感じ、接していくかを知ることに重点を置いています」と述べました。
フリートの全面広告は、アメリカのAndroidおよびiOSアプリで、一部のユーザーに向けて配信が開始されます。
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