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AppleがiPhoneデザイナーの離職を防ぐため異例のボーナスを支給


OpenAIのような競合企業からの引き抜きを防ぐため、Appleが自社デザイナー向けに臨時ボーナスを支給したことが分かりました。全額受け取るためにはAppleに4年在籍する必要がある、という特殊なボーナスです。

iPhone Design Team Gets Stock Bonuses as Apple Counters AI Firm Hiring Efforts - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-03-26/apple-gives-iphone-designers-rare-bonuses-to-fight-openai-poaching

Bloombergが報じたところによると、AppleはiPhoneのハードウェア設計に携わるデザイナーに対して自社の株式を割り当てる形でボーナスを支給したとのこと。

このボーナスは4年かけて権利が確定する仕組みになっており、最大でおよそ20万ドル(約3200万円)から40万ドル(約6400万円)の価値になる見込みとのことです。


Bloombergは、「ボーナスの支給は、OpenAIのようなAIスタートアップへの離職の波を食い止めることを目的としている」と伝えました。

報道によると、Appleの経営陣は競合他社に社員を引き抜かれるという懸念を強めているとのこと。特にOpenAIは元iPhoneデザイナーのジョニー・アイブ氏と協力して新たなハードウェア開発に取り組んでいる上、同社のハードウェア部門は今回ボーナスを受け取っているiPhoneプロダクトデザインチームのリーダーだった元Apple幹部のTang Tan氏が共同で率いているため、Appleの社員にとっては魅力的に映るはずです。

OpenAIがAppleの元デザイナーであるジョニー・アイブのデバイススタートアップ「io」を買収、「世界がこれまでに見た中で最もクール」なAIハードウェアを開発中で2026年にも発売予定 - GIGAZINE


高額なボーナスを与えることで人材流出を食い止めようとしているAppleですが、それでも一部の競合他社が提示している金額には足下にも及ばないそう。例えばOpenAIは、転職を希望するAppleの社員に対して年間100万ドル(約1億6000万円)相当の株式を提示しているとのことです。

Tan氏のチームは、iPhoneに関わった人材に限らず数十人のApple社員を引き抜いていて、iPad、Apple Watch、Apple Vision Proの開発に携わったメンバーがOpenAIに移籍しているそうです。


Appleは2021年にも今回と同様の理由でボーナスを支給した過去があります。その後2022年にもまた支給し、人材を守ろうとしたとBloombergは伝えています。

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in メモ, Posted by log1p_kr

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