レビュー

Qualcomm初のオリジナルスマホ「Smartphone for Snapdragon Insiders」を一足先に開封&フォトレビュー


ASUSが設計と製造を手がけるQualcomm初のオリジナルスマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders」が、2021年8月27日にアメリカと中国で登場しています。日本市場にも2021年後半に投入予定のスマートフォンは、5Gモデム内蔵のSoC「Snapdragon 888」をはじめとするQualcommの最新テクノロジーが詰まったスマートフォンとのこと。そんな端末を一足先に触ることができたので、さっそくチェックしてみました。

Smartphone for Snapdragon Insiders | Best-in-Class 5G Connectivity Powerhouse | Qualcomm
https://www.qualcomm.com/snapdragoninsiders/smartphone

ASUS Store(エイスース ストア) - Smartphone for Snapdragon Insiders (ZS675KW-BL512R16)
https://jp.store.asus.com/store?SiteID=asusjp&Locale=ja_JP&Action=DisplayProductDetailsPage&productID=5521371400


「Smartphone for Snapdragon Insiders」はこんな感じの箱に入っていました。


箱は中心から左右に広げるようにして開封します。


内容物はスマートフォン本体とカバーに……


SIMカードスロットを開けるためのピン・イヤホン・イヤホンケース・充電アダプター・充電用USB Type-Cケーブル2本・マニュアルです。


説明書は英語とカナダ・フランス語の2言語です。


付属のイヤホンはオリジナルブランドで、製造はオーディオメーカーのMaster and Dynamicが手がけています。


イヤホンは、内蔵のマグネットでカチッとイヤホンケースの中に収納することが可能で、収納すると自動的にイヤホンへの充電が始まります。


充電アダプターはUSB Type-Cソケットを1つ備えており、Qualcommの急速充電規格「Quick Charge 5」に対応しています。


背面には、20V・3.25Aの最大約65Wで充電可能なことが記載されていました。


充電ケーブルは、一方がUSB Type-Aのイヤホンケース用USB Type-Cケーブルと、両方ともUSB Type-Cの電源アダプター用ケーブルの2本です。


Smartphone for Snapdragon Insiders本体はこんな感じ。


前面右上には2400万画素のフロントカメラがあります。


背面のリアカメラは、6400万画素を誇るSony IMX686を搭載したメインカメラ、1220万画素のSony IMX363を使用した超広角カメラ、3倍の光学ズームが可能な800万画素の望遠カメラのトリプルレンズ構成です。その下には、指紋センサーもあります。


背面のロゴは光る仕様ですが、バッテリーの消耗を避けたい場合は設定で光らないようにすることもできます。


本体を左側面から見たところが以下。背面のカメラバンプの出っ張り具合が確認できます。


右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。


底面にはSIMカードスロット・マイクロフォン・USB Type-Cソケット・スピーカーがあります。なお、Smartphone for Snapdragon Insidersはイヤホンジャックを搭載していません。


SIMカードトレイには、nanoSIM規格のSIMカードを2枚セットできます。


Smartphone for Snapdragon Insidersの本体サイズは77.2mm×173.1mm×9.5mmで、72×166×7.9mmのXperia 1 IIと比べるとこんな感じ。


厚みもあるため、Smartphone for Snapdragon Insidersは、現行機としては大きめなXperia 1 IIよりさらに一回り大きい印象です。


解像度が2448×1080の6.78インチディスプレイは広々としていて、ウェブサイトも大きく表示することが可能ですが、親指が画面の上まで届かないので、片手で操作するのは厳しめです。


背面にある指紋センサーは、手に持った時に人差し指を当てやすい位置にあるので、スムーズにロック解除することが可能。超音波で指紋を認識する「Qualcomm 3D Sonic Sensor Gen 2」が搭載されているので、指が水でぬれていても問題なく動作します。ただし、スマートフォン本体は防水ではないので、本体はぬれてしまわないよう注意が必要です。


なお、Qualcomm 3D Sonic Sensor Gen 2はディスプレイに設置することも可能ですが、Smartphone for Snapdragon Insidersには画面内指紋センサーはありません。


本体の重さは実測で218gでした。


付属のケースは衝撃を吸収する柔らかい素材でできています。


装着するとこんな感じ。


ケースの縁はカメラバンプより高いので、机に置いてもレンズが傷つかないようになっています。


カバー装着後の総重量は236gでした。


Qualcomm初のオリジナルスマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders」は、価格は税込16万4880円です。

・つづき
「iPhone 12 Pro Max超え」と評された「Smartphone for Snapdragon Insiders」のカメラ性能を比較してみた - GIGAZINE

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by log1l_ks

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