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Instagramがタイムラインにフルスクリーンのおすすめ動画を表示する計画を発表


Instagramの最高経営者であるアダム・モセリ氏が、Instagramのタイムラインに「フルスクリーンのおすすめ動画」を表示する計画を発表しました。モセリ氏は動画投稿サイトのTikTokとYouTubeを競争相手として見据えており、よりエンターテインメント性の高いプラットフォームとしてInstagramを構築していくことに取り組んでいます。

Changes are coming to video on Instagram ????

At Instagram we’re always trying to build new features that help you get the most out of your experience. Right now we’re focused on four key areas: Creators, Video, Shopping and Messaging. pic.twitter.com/ezFp4hfDpf

— Adam Mosseri ???? (@mosseri)


Facebook tests changes to Instagram, would make it more like TikTok
https://www.cnbc.com/2021/06/30/facebook-tests-changes-to-instagram-would-make-it-more-like-tiktok.html

モセリ氏は2021年7月1日に投稿したツイートの中で、Instagramのクリエイター・動画・ショッピング・メッセージの4つの分野に改良を加え、ユーザーに新しい体験をもたらすという計画を発表。特に動画について、ユーザーがフォローしていない人の動画を「フィード」としておすすめ表示するという機能を導入すると述べました。


Instagramの投稿形態として、さまざまなツールでメディアを加工可能な24時間で消去される「ストーリーズ」と、フィルターのみで加工可能な消去されない「フィード」の2種類があります。フィードは通常フルスクリーンでは表示されず一定の枠内で表示されるのですが、モセリ氏が話す新機能は、没入感とエンターテインメント性を高めるためにフルスクリーンで表示されるとのこと。

モセリ氏は「ユーザーがInstagramを使用する1番の理由は『他のユーザーを楽しませること』であり、ユーザーはInstagramにエンターテインメント性を求めています」と述べました。モセリ氏はまた「もはやInstagramは正方形の写真を共有するだけのアプリではありません」「Tiktokは巨大で、YouTubeはさらに大きく、他にもたくさんの新興企業があり、Instagramは深刻な競争下にあります」と述べ、これらのサービスに対抗していく姿勢を見せました。

by TechCrunch

2021年上半期のアプリ課金額ランキングでは、Google PlayストアとApp Storeの総合ランキングでTiktokとYouTubeが1位と2位を占めており、動画投稿サービスへの人気の高さがうかがえます。YouTubeは2021年5月に「合計100億円超えの報酬をショートムービー投稿機能の投稿者に支払う」と発表しており、新機能の拡大に力を入れています。

Instagramは2020年8月に短い動画を投稿できるサービス「リール」を世界50カ国でスタートさせており、今回計画が発表された新機能と合わせてさらなる発展を遂げるものとみられます。

Instagramが15秒の短編映像共有サービス「Reels」を日本を含む世界50カ国でスタート、TikTokにライバルが登場か - GIGAZINE

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in Posted by log1p_kr

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