ハードウェア

AppleのHomePodやHomePod miniは将来的なソフトウェアアップデートでロスレスオーディオに対応予定


HomePodやHomePod miniが将来的なソフトウェアアップデートで、ロスレスオーディオに対応することが明らかになりました。

About lossless audio in Apple Music - Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT212183

Apple says HomePod and HomePod Mini will support lossless audio after future update - The Verge
https://www.theverge.com/2021/5/22/22448933/apple-music-lossless-homepod-mini-support-confirmed

Apple Musicが追加費用なしでドルビーアトモスによる空間オーディオや、ロスレスオーディオに対応することが発表されました。

追加費用なしで「Apple Music」がドルビーアトモスによる空間オーディオ&ロスレスオーディオに対応 - GIGAZINE


このApple Musicのロスレスオーディオ対応に関する詳細が、Appleのサポートページから明らかになっています。Appleによると、HomePodとHomePod miniの両方が将来のソフトウェアアップデートでロスレスオーディオに対応します。ただし、ソフトウェアアップデートの時期については不明です。

Apple Musicのロスレスオーディオについて、Appleは「セルラーネットワークまたはWi-Fiネットワークを介してロスレスオーディオをストリーミングすると、かなり多くのデータが消費されます。また、ロスレスオーディオをダウンロードすると、デバイスの容量を大幅に食います。解像度が高いほど、低い解像度よりも多くのデータを使用します」と記しており、ロスレスオーディオをストリーミング再生する際はデータ消費量に注意するように記しています。

AirPods、AirPods Pro、AirPods MaxおよびBeatsワイヤレスヘッドフォンは、Appleのロスレスオーディオ圧縮方式である「Apple Lossless Audio Codec(ALAC)」のBluetoothコーデックを使用して、オーディオ品質を保証します。ただし、Bluetooth接続の場合はロスレスにはなりません。一方で、Apple TV 4Kは2021年6月にALACファイルが利用可能になったタイミングで、標準のロスレスオーディオをサポートします。


Apple Musicはロスレスオーディオとは別に最大「24ビット/192kHz」のハイレゾリューションロスレスの提供もスタートする予定ですが、ほとんどのApple端末の場合、ハイレゾリューションロスレス対応のオーディオを再生するにはUSB-DAC対応の外部機器が必要となります。

その他、Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタの場合、最大「24ビット/48kHz」のロスレスオーディオに対応したデジタルアナログコンバーターが搭載されているため、ロスレスオーディオに対応しているとAppleは記しています。

なお、Apple Musicでダウンロードした音楽は、一度削除して再ダウンロードすることで、ロスレス版を再生可能となります。Apple Musicのロスレス対応は2021年6月からで、ロスレスオーディオに対応した楽曲は2000万曲以上提供、2021年末には対応楽曲が7500万曲以上となる予定です。

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in ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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