スシローの「黒毛和牛祭」寿司6種類を食べ比べてみた
回転ずしチェーン「スシロー」で、2020年4月22日(水)から「黒毛和牛祭」がスタートしました。魚ではなく肉のフェアにスシローがどんな寿司を生み出したのか、持ち帰って食べてみました。
NEWS | 黒毛和牛祭 4/22(水)~5/10(日) | 回転寿司 スシロー
https://www.akindo-sushiro.co.jp/news/detail.php?id=1786
スシローに到着。
今回、寿司と同時にドリンクデザート新商品の「いちごッペ」「ばななッペ」も持ち帰り可能ということだったので、まとめて持ち帰ってきました。
寿司は全部で6種類。
「黒毛和牛ローストビーフ」(1皿1貫・税別300円)は、厚切りの肉がシャリにのった寿司。ローストビーフとしては脂がのっている印象ですが、焼き肉で白ご飯が進むような感じで、肉とシャリとの相性が抜群です。
この色が濃いのは「黒毛和牛たれ漬け直火炙り」(1皿2貫・税別300円)。他の寿司はいずれも1貫ですが、この寿司だけは2貫セットになっていました。薄めに切った肉に甘辛いタレをつけてあぶったもので、お弁当の具材に入っていても違和感のない味付け。もちろん、ご飯とは合います。
「黒毛和牛さしとろポン酢ジュレ」(1皿1貫・税別150円)は、脂ののった薄切りの「さしとろ」にポン酢ジュレをのせたもの。ポン酢ジュレであっさりイケますが、肉の味がポン酢ジュレに押し負けている感があります。
「黒毛和牛さしとろ山わさび」(1皿1貫・税別150円)は、ポン酢ジュレの代わりに山わさびをのせたもの。ただ、食べたものは山わさびの効きが弱く「風味の弱い生ハム包みごはん」という感じでした。山わさびの辛さが効くと、また違った印象になりそう。
「黒毛和牛の和風煮」(1皿1貫・税別150円)は、ブロックのような肉がのっているのが特徴。味付けは「たれ漬け直火炙り」に似た甘辛い方向で、ブロック状なこともあって、「ちょっと高めのビーフジャーキーをしっとりさせるとこうなりそう」という感じ。部位によっては堅いところがあり、シャリと一緒に食べるよりは、お酒のアテに肉だけで食べたい品。
最後は「黒毛和牛ベーコン」(1皿1貫・税別100円)。強い香りと塩気の目立つ味付けが、間違いなくベーコン。「お肉の寿司」と言われてベーコンが出てくると「!?」と驚きますが、ベーコンであるとわかって食べると、期待通りの味が返ってきます。
デザートの「いちごッペ」(税別280円)と「ばななッペ」(税別280円)。上からホイップの層、果肉ソースの層果肉ソースの層、かき氷&ミルクの層という三層構造になっています。
「いちごッペ」のホイップには練乳もかかっています。かき氷部分はシャリシャリした食感にはつながるものの、味としては「ミルクをかけただけのかき氷」なので、しっかりと全体が混ざりきるまで混ぜてから飲むのがベスト。はっきりと「いちご」というよりは「ベリー系の甘み・酸味」という感じで、うまく練乳とホイップの甘みを取り込むのがポイントです。
一方の「ばななッペ」のホイップにはチョコソース。いちごよりもバナナの風味が強いのか、それともバナナとチョコという組み合わせの強さか、ひんやりシャリシャリのフラッペにしっかりと甘みが混ざります。
なお、「黒毛和牛祭」では寿司以外に「黒毛和牛のうどん」(税別380円)もあります。うどんなので、持ち帰りは不可。
のっている具材は、「黒毛和牛の和風煮」に似た甘口の牛肉。「すじ肉うどん」のような感じで味の相性はバッチリですが、肉が崩れてしまってうどんと絡みづらく、最後に肉が残ってしまうのがちょっと悲しいところです。
スシローの「黒毛和牛祭」は2020年5月10日(日)までの開催で、売り切れ次第終了。寿司はテイクアウト可能で、事前にネット注文しておくとスムーズです。
お持ち帰りネット注文
https://takeout.akindo-sushiro.co.jp/
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