名店のシェフが考案する一味違った創作ずしが楽しめるスシローの「匠の一皿」を食べてみた
名店シェフ考案の創作ずし「匠の一皿」の第五弾として、「真鯛のからすみにぎり」「えび天チリチーズ」「創作 いかソウルにぎり」の3つが2019年12月4日(水)から回転寿司のスシローに登場しています。匠の一皿メニューはどれも数量限定で売切次第提供終了とのことなので、スシローと有名シェフがコラボした一品を味わってきました。
名店のうまい!を、スシローに。 匠の一皿 第五弾 12/4(水)~|回転寿司 スシロー
https://www.akindo-sushiro.co.jp/takumi/
というわけで、さっそくスシローにやってきました。
お昼の時間帯ということで、カウンター席での飲食でも数分の待ち時間が発生していましたが、無事着席。テーブル上の割り箸が入ったケースの奥に、お目当ての匠の一皿第五弾メニューの3品がアピールされていました。
寿司が回るレールの上に取り付けられているモニターの、「期間限定」メニューの中から「匠の一皿/国産天然他」を選びます。ここに匠の一皿メニューが並んでいるので、片っ端から注文してみました。
まず最初に到着したのは、中国菜エスサワダのオーナーシェフである澤田州平氏考案の「真鯛のからすみにぎり」と、ブランカ店主の吉岡哲生氏が考案した「創作 いかソウルにぎり」の2皿。
「真鯛のからすみにぎり」(税別300円)は、スシローの各店舗に毎日生のまま届けられる鮮度のよい真鯛に、天日干しで風味豊かに仕上げられた台湾産の本からすみを合わせた一品。食べてみたところ、正直それほど深い感動はなく、「真鯛にからすみを合わせたもの」という他表現のしようがありません。
「創作 いかソウルにぎり」(税別150円)は、いかとシャリの間に挟まれているのが韓国のりのものと大葉のものの2種類が存在します。まず韓国のりが挟まれた方を食べてみたところ、最初に韓国のりらしいごま油の香りが口の中に広がり、次にいかの上に載せられていたピリ辛のコチュジャンが広がるため、日本のお寿司というよりは韓国海苔巻きのキンパに近い味わいです。一方、大葉が挟まれた方は大葉の香りがとてもさわやかで、全体的に韓国のりの挟まった方よりもさっぱりとしていて、よりサラダ感覚で食べられるような仕上がり。ほとんど同じ材料を使っているにもかかわらず一皿で2種類の味わいが楽しめるので、ちょっと得した気分になれる創作ずしでした。
匠の一皿第五弾のメニューとしては提供までに最も時間がかかったのが、「えび天チリチーズ」(税別150円)でした。これは「真鯛のからすみにぎり」と同じく中国菜エスサワダの澤氏考案のメニューです。さっくり揚げられたえび天に澤田氏考案の味わい深いチリソースが和えられており、さらにチーズも載せられているため食べた際に「お寿司」という感覚は一切ありません。天ぷらの脂分とチーズのまろやかさ、そして想像以上にピリ辛に仕上げられたチリソースの相性が抜群で、回転寿司を食べていて「もうちょっと脂っこいものが食べたい」と感じる時に注文するのにピッタリな一皿でした。
さらに、2019年10月30日から提供がスタートしていた匠の一皿の第四弾として登場した、「炙りサーモン自家製タルタル」(税別150円)と「自家製タルタル丸ごとパリッとえび春巻き」(税別380円)も提供されていたので、これも食べてみました。なお、どちらも「神戸北野ホテル」の総料理長を務める山口浩氏が考案したメニューです。
「炙りサーモン自家製タルタル」はスシローの定番メニューのひとつであるサーモンを店内で炙り、玉ねぎや大根などのピクルスと玉子をたっぷり使って店内で仕込んでいるという、山口氏オリジナルレシピの「タルタルソース」をたっぷりとかけた創作ずしです。タルタルソースと炙りサーモンということで全体的に脂っこくなるのではとイメージしていたのですが、ピクルスの酸味が効いているのか想像以上にさっぱりとした味わいで、鼻を抜けるピクルスの香りがとても心地いい感じ。サーモン好きにも是非とも食べてみて欲しいアレンジでした。
そしてこれが、「自家製タルタル丸ごとパリッとえび春巻き」。5尾のえびを1尾ずつ春巻きに包んでから丁寧に揚げたあとに、「炙りサーモン自家製タルタル」と同じタルタルソースをトッピングした一品です。
えびのからごとカリッと揚げられているため、春巻きのパリパリとえびのからのバリバリが心地よく、油ものが少なくなりがちな回転寿司にガツンとした食べ応えをプラスしてくれます。えびは身もしっかりしており、一品で5尾もついてくるため複数人でシェアして食べるのにも向いています。
なお、スシローの「匠の一皿」メニューはすべて数量限定での提供で、売切次第提供終了となるので気になる人ははやめに食べてみてください。
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