AppleのiCloudで大規模なシステム障害が発生、GoogleやFacebookに引き続き
Appleが提供するクラウドサービスのiCloudが、日本時間で2019年3月15日午前0時頃から大規模なシステム障害によってアクセス不能となりました。記事作成時点では既に復旧し、利用可能となっています。
Apple - Support - System Status
https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/
Apple’s iCloud recovers after a four-hour outage | TechCrunch
https://techcrunch.com/2019/03/14/apples-icloud-is-having-an-outage-too/
iCloudはAppleが提供するデバイスを利用する上で欠かせないサービスであり、さまざまな機能がすべてiCloudのアカウントであるApple IDに紐付けされています。今回のシステム障害によって使用に支障が出たのはバックアップと写真・カレンダー・連絡先・メモ・リマインダーなどデータの同期、「iPhoneを探す」などで、Appleは「一部のユーザーが影響を受けている」と発表しました。
その後システムは復旧し、3月15日午前4時30分までにはすべてのサービスの問題が「解決済み」となりました。なぜiCloudにシステム障害が発生したのかについて、記事作成時点ではAppleは明らかにしていません。
なお、2019年3月14日にはFacebookとInstagramで、サーバーの設定変更が原因となって開設以来最大規模のアクセス障害が発生し、ほぼ24時間システムがダウンする事態となりました。また、3月13日にはGoogleが、企業向けGmailとGoogleドライブでシステム障害が発生し、4時間ほどサービスを利用できなくなりました。いずれも記事作成時点では復旧しています。
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