巨大ウォータースライダーの水を抜きプロスケートボーダーがジャンプとトリックをきめるムービー「Skating an Empty Water Park」
巨大ウォータースライダーの水をすべて抜き、巨大チューブとなったのコースをプロスケートボーダーたちが滑り、ジャンプとトリックを披露していくムービー「Skating an Empty Water Park」がYouTubeチャンネルのOutside TVで公開されています。
Skating an Empty Water Park | Xtreme CollXtion - YouTube
スケートボーダー3人がスケートボードで滑ろうとしています。
3人が滑る場所は、ドバイにあるテーマパーク「アクアベンチャーウオーターパーク」です。ムービーを撮影している日は、年に1度の施設のメンテナンス日なので、お客はおらず、ウォータースライダーには水が張られていません。
ウオーターパークはドバイの人工島アトランティス・ザ・パーム内に設けられています。
ウォータースライダーは水が抜かれたことで巨大チューブになります。この環境を最大限に活かして、3人のプロスケートボーダーがスケートボードでウォータースライダー内を滑ります。
今回ウォータースライダーを滑るプロスケートボーダーの1人、アルゼンチン出身のMilton Martinez氏は、この企画についての感想を述べます。「長い間、滝から落ちるような滑りができる場所を探していたから、この企画には胸が躍るよ」と語ります。
水がないウォータースライダーのチューブの中から、Martinez氏がスケートボードで滑りなから登場。
スケートボードがそのままの勢いで垂直に近いウォータースライダーのアールを登っていきます。
登りきったところでMartinez氏がボードと共にジャンプし、Martinez氏が足元のボードを蹴り、ボードにひねりを加えながら反対を向かせます。
ボードに着地してトリックが成功。
ナレーションでMartinez氏が「このような普通じゃない企画はめったにないので、力の限り滑りますよ」とコメントし、チューブの中でジャンプをする姿が浮かび上がります。
イタリア出身のプロスケートボーダー、Alex Sorgente氏がこの企画についての思いを語ります。「こんな企画を準備してスケボーさせるなんて、驚くべきことですよ」
「できる限りのスケボーでビックリさせるようなトリックを行い……」
「最初からトリックを詰め込んでいきますよ」
このウオーターパークは、メンテナンスのために10万リットルの水が排出されています。
スケートボーダー3人の様子は、カメラクルーたちが撮影し、この異例の企画を記録します。
プロデューサーのBrad Kerr氏がこの企画への意気込みを語ります「私たちには、この普通でない撮影場所と……」
「驚くべきスケートボードテクニックを持った有名スケートボーダー3人がいます」
「これらを組み合わせて普通ではないスケートボードの障害物を作り上げます」
ウォータースライダーのコースは、ぐにゃぐにゃと曲がりくねっており、全長は156メートルにもなります。
施設に設置されているグラスファイバー製のウォータースライド「アクアコンダ」は、壁の高さが14メートルにもなる場所があります。
そんなウォータースライダーでプロスケートボーダーのMartinez氏が、14メートルの壁をスケートボード1枚を使い、一瞬で登ります。
別の場所ではウォータースライダーの大きな壁をアールに沿って滑り、上昇していきます。
ターンして、壁のアールを下り、スケートボードにスピードを乗せます。
そのまま反対側の壁の終わり際に近づき……
ボード共に大きくジャンプします。
カメラが施設の高所に切り替わると、Martinez氏が画像右側からカメラクルーに撮影されています。Martinez氏が、ウォータースライダーのコースから……
コースを支えている支柱にスケートボードに乗りながら飛び移ります。
飛び移る光景を見ていたカメラクルーが、その時の様子を語ります。「見ていた光景を信じられませんでした。スケートボードでだいたい100フィート(約30メートル)ほどの高さの場所で飛び移っていました」
プロスケートボーダーたちが着地に失敗する姿も映し出されます。普段水が張られているウォータースライダーは、水がなくなったことにより、着地に失敗すると、体を強く打ち体をケガをする危険性が生まれます。
Sorgente氏が、高い場所のコースから滑り降りる準備をします。
スケートボードに乗ってスタート
カメラを引くと、コースの高さが良く分かります。
滑り降りて、スピードが増していきます。
そのスピードを使ってほぼ垂直にそそり立たつコースをのぼります。
コースの先は右曲がりのコーナーになっています。
Sorgente氏は、カーブ外側の手前でジャンプします。
ジャンプの落下の勢いに乗ったまま体を右に捻る事により、ボードを右に方向転換し、下に向かせます。
壁のような高所のコースでジャンプを行い、見事に着地。
Sorgente氏がナレーションで「私のスケートボード人生のなかでも夢のような体験で夢中になって滑り、幸せでした」と語りました。
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