12インチ超の大画面タブレット「iPad Pro」の生産が遅れていると判明
当初、2015年第1四半期(1月から3月)に生産開始予定だった大画面iPad(通称:「iPad Pro」)の製造が予定よりも大幅に遅れていると、関係者からリークされました。
Apple to Delay Production of Larger iPads - Bloomberg Business
http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-03-04/apple-said-to-delay-larger-ipad-production-on-panel-challenges
Alleged specs of refreshed 13-inch MacBook Air w/ upgraded processor & graphics surface | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/03/04/alleged-specs-of-refreshed-13-inch-macbook-air-w-upgraded-processor-graphics-surface/
5.5インチ大画面のiPhone 6 Plusの登場によって立ち位置が怪しくなったiPad mini 3だけでなく、薄型かつ高性能なiPad Air 2ですら販売不振が続いています。この状況を打破しようとAppleが発売するとみられているのが12.9インチの大画面を持つとされる「iPad Pro」です。
4四半期連続で販売台数が減少するという不振にあえぐiPad事業のてこ入れのために、ティム・クックCEOが力を入れて開発しているデバイスとウワサされているiPad Proですが、当初の予定であった2015年第1四半期内の製造開始計画は撤回され、2015年9月ころから生産が始まる見込みであることを、Appleの事情に精通する関係者がBloombergに対して明かしています。
iPad Proの生産が遅れている原因は、12.9インチといわれる大画面用ディスプレイパネルの供給に遅れが生じているからだとのこと。なお、2015年3月9日に開催されるAppleの新製品発表会での登場が期待される新型MacBook Airについても事前にスペックを示すスクリーンショットがリークされ、「新型MacBook AirにはRetinaディスプレイモデルは含まれないのではないか?」という疑念が生じていますが、iPad Proのディスプレイ供給問題と関連性があるのかもしれません。
AppleはIBMと提携してスタートさせた「IBM MobileFirst for iOS」でのiPad活用に期待していると見られていますが、iPad Proのリリース延期は新サービスのロケットスタートにとっても少なからず痛手になりそうです。
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