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iPhone Xの販売不振からSamsungが有機ELディスプレイの生産数を縮小と報じられる

by Rahul Chakraborty

AppleがiPhone Xの生産台数を縮小したため、Samsungは有機ELディスプレイ(OLED)の生産数を半分以下にまで縮小する羽目になったと報じられています。

Samsung to slash OLED panel output as iPhone X slumps- Nikkei Asian Review
https://asia.nikkei.com/Business/AC/Samsung-to-slash-OLED-panel-output-as-iPhone-X-slumps


Samsung will reportedly cut OLED panel production due to lower-than-expected iPhone X sales - The Verge
https://www.theverge.com/2018/2/20/17032996/samsung-oled-panel-iphone-x-apple-production

リリース当初は「TrueDepthカメラのおかげでiPhone XはAndroidの2年半先を行く」とも言われ、これまでにない高性能なiPhoneとして生まれた「iPhone X」。発売時には需要は世界的にぶっちぎりとティム・クックCEOが語りましたが、あまりに高価な価格から売れ行きは見込みほどではなく、Appleは2018年後半にiPhone Xの生産を終了して新型iPhoneへ完全移行するのでは?とまで報じられています。

そんな中、AppleがiPhone Xの生産台数を縮小することを決めたことから、iPhone X用の有機ELディスプレイを供給しているSamsungが、有機ELディスプレイの生産数を減らすことを計画しているとNikkei Asian Reviewが報じています。Samsungは2018年第1四半期にiPhone X向けに4500万~5000万枚の有機ELディスプレイを供給する予定でしたが、実際には2000万枚以下しか生産していないそうです。


Samsungは2018年4月から6月までの生産目標を明らかにしていませんが、Nikkei Asian Reviewは「さらなる削減が起こる可能性もある」としています。なお、他の報道ではAppleがiPhone Xの需要が予想外に小さかったことを受けて、当初の予定の半分にまで生産台数を縮小したとも報じられていました。

他にも、iPhone Xの不振からSamsungは意図していなかった余剰な有機ELディスプレイ生産能力を持ち合わせており、これを有効活用すべくApple以外の企業に向けて有機ELディスプレイを供給しようと計画しているとも報じられています。

登場からわずか1年で生産が終了してしまうとまで報じられているiPhone Xですが、Appleはこれに続く新型iPhoneとして6.1インチの液晶ディスプレイを搭載したモデル、5.8インチの第2世代iPhone X、6.5インチの第2世代iPhone Xの大型版(第2世代iPhone X Plus)を計画していると報じられています。これら3つのモデルはすべてiPhone Xと同じ大画面のベゼルレスデザインで、顔認証機能のFace IDに対応。6.1インチの液晶ディスプレイ搭載モデルは有機ELディスプレイよりも安価な液晶を採用したモデルとなるため、iPhone Xよりも低価格なモデルとなる見込みです。

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