Retinaディスプレイ搭載の新型12インチMacBook Airが発表されるとの報道

Wall Street Journalが「Appleが新型MacBook AirとしてRetinaディスプレイ搭載の12インチMacBook Airを用意している」と報じました。

Apple Suppliers Told to Produce Larger-Screen iPad in Second Half - WSJ
http://www.wsj.com/articles/apple-suppliers-told-to-mass-produce-larger-ipad-pro-in-second-half-1425530886

WSJ footnote suggests 12-inch MacBook Air could be announced by Apple as early as Monday | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/03/05/12-inch-macbook-air-2/

Wall Street JournalがAppleに精通した情報筋から得た情報によると、新型MacBook Airは現行の11インチモデル・13インチモデルの中間のディスプレイサイズを持ち、多くのユーザーから期待されていたRetinaディスプレイを搭載する予定であるとのこと。なお、新型12インチMacBook Airの発売は2015年第2四半期(4月から6月)になる見込みで、早ければ2015年3月9日(日本時間の10日未明)に開催されるApple Watch発表イベントで正式に発表される可能性があるとのこと。

Wall Street Journalの報道に対して、かねてから12インチMacBook Airの存在を報じてきた9to5Macも、「AppleのWWDCは例年6月ころの第2四半期に行われている。新型MacBook Airのためのイベントを開催することはあり得ないわけではないが可能性は低いと考えられるので、12インチMacBook Airが発表されるとすれば3月9日のApple Watchイベント内で、という可能性は十分ある」と考えています。

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9to5Macが得た情報筋からの情報によると12インチMacBook Airは従来の11インチモデルに比べて画面サイズは大きくなっていますが、狭額縁デザインによりフットプリント自体はほとんど大きくならないとのこと。

タッチパッドも大型化。キーボードもこんな感じで、かなりの密度になると見られています。

下が12インチMacBook Airで、キーピッチが詰められていることが分かります。

Wall Street Journalによると、かねてからのウワサ通りタイプCのUSBポートを搭載する予定とのこと。

Wall Street Journalの報道通りであれば、3月9日のApple WatchイベントでMacBook Airに関する発表がありそうですが、12インチMacBook Airの登場までは、現行の11インチモデル・13インチモデルについてはCPUやバッテリ容量アップなどのマイナーチェンジに終わり、Retinaディスプレイの搭載は12インチMacBook Airまでお預けということもありそうです。

また、Wall Street Journalは12.9インチ大画面を搭載するとウワサされる新型iPad(通称：「iPad Pro」)についても報じています。それによるとiPad Proは主にビジネス向けの製品という位置づけで、USBポートの搭載が検討されているとのこと。iCloud経由ではなくUSB経由での高速なデータ転送は、AppleがIBMとの提携で生み出したビジネス向けサービス「IBM MobileFirst for iOS」にとって求められている機能と言え、Appleは独自規格にこだわらずUSBポートの搭載を決断することになる可能性も十分ありそうです。

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