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12インチ超の大画面を持つ最強タブレット「iPad Pro」に関するこれまでの情報まとめ


かねてから噂されている大画面iPad、通称「iPad Pro」は12インチを超えるディスプレイサイズをもち、iPadシリーズの最上位モデルとして登場すると予想されています。そのiPad Pro向けに、Appleが多機能なスタイラスペンを用意しているのではないかと報じられています。

iPad Pro: Apple's Rumored 12-13 Inch Tablet
http://www.macrumors.com/roundup/ipad-pro/

KGI: Apple likely to launch simple stylus to enhance upcoming 12.9-inch iPad user experience; advanced model with 3D handwriting due later
http://appleinsider.com/articles/15/01/18/kgi-apple-likely-to-launch-stylus-to-enhance-upcoming-129-inch-ipad-user-experience

Appleが正式に発表した名前ではないものの、俗に「iPad Pro」と呼ばれている端末は、iPadシリーズ最大のディスプレイを持つモデル。ディスプレイサイズは12.9インチ(2732×2048)で画素密度が265ppiという予想が支配的でしたが、12.2インチとの説も有力になってきています。


12インチ超えのディスプレイは11.6インチMacBook Airよりも大きいということで、並べるとこんな感じになります。


すでに2014年からiPad Proの金型の写真はリークされており、「iPhone 6 Plusの製造にラインを割くために、iPad Proの発売が後ろ倒しにされた」などまことしやかに語られていますが真偽は不明。しかし、iPad Proのリーク情報に共通するのは「12インチ超えのディスプレイ」と「iPad Air 2と同じ3コアのA8X採用で、iPadシリーズ最高の性能になる」ということです。


iPad ProはiPad Air 2を上回る価格で登場するのは確実で、2015年第3四半期以降に発売されると予想されています。iPad Proが発売されれば最高性能のタブレット端末というだけでなく、Surface Pro 3の大きなライバルになりそうです。また、IBMとの提携を打ち出した「IBM MobileFirst for iOS」での採用もあるかもしれません。

さらに、AppleはiPad Pro向けにスタイラスペン(以下、「iStylus」と表記)を開発しているという情報もあります。KGI Securitiesのミンチー・クオ氏によると「大画面のiPad Proはクリエイターやデザイナーなどに需要があるため、それらのユーザーに向けてスタイラスペンが不可欠である」とのこと。


iStylusは人間の指よりもはるかに正確なタッチ操作が可能でマウスやキーボード以上のユーザーエクスペリエンスの実現が見込め、別売りのオプション品として登場するとみられています。また、当初は各種センサーを搭載しないものの、将来的にはジャイロセンサーや加速度センサーなどを搭載して空中で操作が可能な「3D handwriting」機能に対応すると予想されています。


初代iPhoneの発表時、スティーブ・ジョブズが「スタイラス?誰が欲しがるの?」と、指で簡単に操作できる先進性を訴えたことに鑑みれば、再びスタイラスの採用へとAppleが舵を切ったならば感慨深いものがあります。

iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube

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in メモ,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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