取材

祭典の終演を告げるかのごとく盛大に燃やされるバーニングマンのシンボル「ザ・マン」


アメリカのブラックロック砂漠で毎年8月の終わりから9月の始めにかけて開催されるバーニングマンというフェスティバルは、砂漠の真ん中に直径2.4キロメートルの架空都市ブラックロックシティを造り出し、約5万人もの参加者が共同生活をするという祭典です。ブラックロックシティの中心にそびえ立つのがバーニングマンのシンボル「ザ・マン」で、毎年フェスティバル終了前日の夜に盛大に燃やされることになっており、これが参加者たちが大盛り上がりする一大イベントとなっています。

こちらが燃やされることになるザ・マン


ザ・マンを燃やす、というイベントに向けて昼頃から着々と準備が進められています。


ザ・マンが立っている円盤の下には大量の木材が積み重ねられていました。


この薪が一気に燃えると一体どうなるのか、気になるところ。


夕方くらいになると続々と人が集まってきました。


段々日が暮れていきます。


待機しているとダンスをしている人たちを発見。


こちらではゆっくり談笑しながらザ・マンが燃えるのを待っています。


ついに日が暮れて、ライトアップされるザ・マン。


夜になるとアートカーも集まってきます。


火のついた長い棒を手に持った集団の行進。


炎を使ったダンスを踊っている人もいました。


ザ・マンが燃やされる前に行われるファイヤーダンスの様子は以下のムービーから見ることができます。

ザ・マンの回りで行われるファイヤーダンスの様子 - YouTube


ザ・マンの周囲は人とアートカーでごった返している状態。


今か今かとザ・マンの前で待ち続けてると……


突然ザ・マンが立っている円盤から花火が吹き出し、炎上イベントの開始。


そして盛大に打ち上げられる花火。


勢いよく打ち上げられる花火の様子は以下のムービーから確認できます。

ザ・マンが燃え上がる前に打ち上げられる花火の様子 - YouTube


花火に見とれているとザ・マンから火の手が上がりました。


まずは足元から点火された模様。


火は胴体に向かって燃え広がっていきます。


激しく燃え上がるザ・マン。


ドンッという大きな爆発音とともに今度は円盤が燃え始めました。


円盤が燃えると炎は一気に大きくなります。


余りの熱気に逃げ出す人々。


しかしながら安全を確認すると踊り出しました。


踊る人がいる一方、アートカーの上からゆっくり見ている人たちもいます。


ザ・マンが燃えている様子は以下のムービーから確認可能。

バーニングマンのシンボル「ザ・マン」が燃やされる様子 - YouTube


燃え上がるザ・マンのそばに小さな竜巻が発生。


砂漠を暴れ回る竜巻。


30分ほど経過すると少しずつ火は小さくなっていきます。


火が小さくなったので、かなり近くまで人が集まっていました。


火は小さくなったとはいえ、激しく燃えているので近づくとまだかなり熱いです。


興奮のあまり火の周りを走る人の姿も。


近づきすぎると危険なので、レンジャーと呼ばれる警備員がきっちり警備にあたっていました。


燃え上がる火をじっと見つめる女性。


こちらの女性は肩車をしてもらって踊っています。


火の周りで談笑する人たちもいました。


ザ・マン炎上から2時間ほどたちましたが火は収まる様子を見せません。


翌日ザ・マンが燃えていた場所を訪れてみると、かなり小さくなっていましたが、火が残っていました。


ザ・マンが燃える次の日は約1週間続いていた「バーニングマン」の最終日。参加していた人は「砂漠での生活がもうすぐ終わりと考えると感慨深いものがあるけれど、今はパーティーを楽しみたい」という思いで盛り上がっていました。

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in 取材,   アート, Posted by darkhorse_log

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