「合魂の宴(ごうこんのうたげ)」を行い「結魂(けっこん)」するPSP版「俺の屍を越えてゆけ」アドホックを使った新要素公開
2011年11月10日発売予定のPSP版「俺の屍を越えてゆけ」について、ついにアドホックシステムを活用した要素の詳細が公開されました。今回公開されたのは、他のプレイヤーの一族を迎え入れることができる「養子」と、他のプレイヤーの氏神を迎え入れる「分社」、そしてPSP版での完全新要素となる、他のプレイヤーの一族と子を成すことができる「結魂」の3つです。
俺の屍を越えてゆけ | プレイステーション® オフィシャルサイト
◆新要素「結魂」
「結魂」はPSP版ならではの新要素で、アドホック通信を使って他のプレイヤーの一族と交わることで、新たな子どもをもうけることができます。
「結魂」は、「合魂の宴(ごうこんのうたげ)」を主催したり、他家の「合魂の宴」に参加することで行えます。子どもは「結魂」を申し込んだ側の一族のみに授けられます。
相手の一族のリストから結魂を申し込む相手を選びます。
さらに自分の一族のリストから結魂するキャラクターを選べば、結魂の準備は完了。
通常、神様と「交神の儀」で子どもをもうけるためには「奉納点」が必要となりますが、「結魂」では奉納点を使わずに一族を増やすことが可能です。
「交神の儀」と同じく、結魂から2ヶ月で新しい子どもが一族に加わります。
◆アドホック通信による「養子」
ゲームをプレイしてゆく内に、相性が悪くなかなか倒せないボスが出現することもあるかも知れません。そんな時は他のプレイヤーの力を借りて、一族に新しい血を入れることができます。
養子を迎え入れるためには、交換会を主催するか、他家の交換会に参加する必要があります。
交換会に参加したプレイヤーと養子縁組を行います。
相手の一族のリストから養子に迎えるキャラクターを選択し、決定するだけで、翌月からそのキャラクターが自分の一族に加わります。
なお、養子に出すのは該当するキャラクターの分身という扱いになるため、養子に出したからといって自分の一族からそのキャラクターがいなくなるわけではありません。積極的に養子縁組を行い、強力な一族を作ることができます。
◆アドホック通信による「分社」
一定以上の能力を持つ一族の子は、死ぬと「氏神」と呼ばれる神様となり、他の神様たちと同様に「交神の儀」で一族と交わることが出来るようになります。「分社」では、他のプレイヤーから氏神を迎え入れたり、自分の氏神を他のプレイヤーに分けたりすることができます。
「養子」と同じように、分社を行うには「分社の儀」を主催して参加者を募ります。
「養子」同様、他家のリストから迎え入れる氏神様を選びます。
儀式によって迎え入れた氏神様は、翌月に「交神の儀」のリストに載ります。「養子」同様、氏神も他家に分社で送り出した場合、分身を送り出すこととなるので、自分の交神相手からいなくなることはありません。
◆「俺屍」の世界に住まう魑魅魍魎の親玉たち
「俺屍」の世界では、主人公一族が討伐に向かうそれぞれのダンジョンの奥に、強大なボスが鎮座しています。ボスたちは、朱点童子の呪いにより自我を失った者や、何らかの理由で人に恨みを持つ者など、様々な理由で人や神々と敵対しています。
ボスのひとり「片羽ノお業」。
スロットに「朱ノ首輪」が出現しています。ボスたちの中には、倒して「朱ノ首輪」を奪うことで解放できる神様もいます。
強力な術や技を駆使してボスと戦います。
一定のダメージを与えると姿が変化するボスも。
様々な特徴を持ったボスが登場します。
オリジナル版では強力な全体攻撃術でプレイヤーを苦しめた「鳴神小太郎」。
「赤猫お夏」がたたりを為すようになった経緯を語ります。各地のボスの語ることに耳を傾けることで、この世界に何が起きたのか、その真相が徐々に解き明かされてゆきます。
巨大なしゃれこうべの姿を持った「大江ノ捨丸」。
ボスたちはそれぞれ強力な特殊攻撃を持っています。
鍛え上げた一族の術や技で応戦しましょう。
◆さらに使いやすくなった「一族史」と「家系図」
PSP版では、「年譜」コマンドから選べる「一族史」と「家系図」がより使いやすくなっています。
「一族史」は主な出来事を記した一族の月次記録です。
月ごとに出来事が細かく記録されているため、前回プレイしたときに何をしたかなどを簡単に参照することができます。PSP版ではキャラクターのグラフィックも入り、より見やすく、分かりやすくなっています。
「家系図」は、一族の祖先である源太とお輪から始まり、連綿と続いてゆく一族の系譜です。伸びていく家系図を眺めるだけで、これまでのプレイをいつでも振り返る事ができます。
源太とお輪の子、初代当主。
キャラクターを選択することで、個別に詳細を見ることができます。
PSP版では拡大、縮小機能も搭載。
すでに亡くなっている一族の背景は黒、存命中の一族の背景は青で表示されます。
交神の儀の前に、交神を行うキャラクターの親となったキャラクターや神様の情報をチェックすることもできます。
◆個人の趣味や特技
拠点で見ることができる「一族」画面にも、新要素が追加されています。
年齢と職業の項目の下に「愛称:賭博師」との表記が見られます。
こちらは「得意:失せ物探し」。
「信条:日々精進」。
「こだわり:味噌」など、このように一言設定が追加され、一族キャラクターの個性がさらに伝わるようになりました。
◆新たに公開された神様
今回は新たに11柱の神様が公開されました。これは「大隈爆円」。属性は火。顔に隈取りをした火山の神様です。
「孔雀院明美」。属性は火。
「餅乃花大吉」。属性は火。鏡餅のような見た目の神様です。
「鎮守ノ福郎太」。属性は風。鋭い眼差しの赤い目を持った梟の化身です。
「月喰い夜刀介」。属性は土。土の神様ですが、火の能力値も高めです。
「野分の前」。属性は風。美しい長髪を持つ台風の神です。
「苗場ノ白雪姫」。属性は水。
「印虎ひかる」。属性は風。闘神インドラの名にちなんでか、雷の化身となっています。
「万珠院紅子」。属性は土。曼珠沙華の花をその身に纏った土の神です。
「下諏訪竜実」。属性は水。竜の化身で、上諏訪竜穂とは姉妹の間柄です。
「上諏訪竜穂」。属性は水。下諏訪竜実の実姉で、妹と同じく水龍の化身です。
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」の発売まで、とうとう約1ヶ月となりました。コンプリート・サウンドトラック「いつか きっと」の発売も決定し、ますます発売が待ち遠しいところですが、まだ10月中に続報があるようです。
『「俺の屍を越えてゆけ」 コンプリート・サウンドトラック ~いつか きっと~』2011年11月23日発売予定
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
・関連記事
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」CM公開、12年前当時のCMとの対比が絶妙 - GIGAZINE
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」でさらに美麗に、イツ花と黄人川の様々な表情 - GIGAZINE
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」2011年11月10日に発売決定 - GIGAZINE
PSP版「俺の屍を越えてゆけ」で追加された新要素がついに公開 - GIGAZINE
リメイク版「俺の屍を越えてゆけ」職業システムと神様の一部を公開 - GIGAZINE
新たに描き起こされたキャラクター設定画やオープニングストーリーをバァーンと公開、PSPで蘇る「俺の屍を越えてゆけ」 - GIGAZINE
「俺の屍を越えてゆけ」PSP版の戦闘画面とシステムについて一部公開、奥義はよりド派手に - GIGAZINE
異色RPG「俺の屍を越えてゆけ」の続編企画が提出中、ソニー内部でも賛同する動き - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in ゲーム, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article "Pursuit of God of Souls" and "Spiritual….