ハードウェア

NVIDIAがArmベースの新型ノートPC向けチップ「N1」と「N1X」を発表か、低価格帯ノートPCとゲーミングノートPCへの搭載を狙う


NVIDIAとWindowsとArmの公式Xアカウントが2026年5月30日に、「A new era of PC. 25.0528, 121.5990」というメッセージをポストしました。このことから、NVIDIAがArmベースの新型PC向けチップ「N1」「N1X」をついに発表するのではないかと報じられています。

Nvidia, Microsoft, and Arm are all teasing Nvidia’s new N1X laptop processors | The Verge
https://www.theverge.com/news/940275/nvidia-n1x-laptop-processor-arm-microsoft-teaser

NVIDIA N1x & N1 laptop chip specifications - VideoCardz.com
https://videocardz.com/newz/nvidia-n1x-n1-laptop-chip-specifications

Nvidia's long-awaited N1/N1X SoC specs leak ahead of Computex launch — N1 to feature up to 20 Arm-based cores, standard N1 equipped with 12- and 10-core configs | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/pc-components/cpus/nvidias-long-awaited-n1-n1x-soc-specs-leak-ahead-of-computex-launch-n1-to-feature-up-to-20-arm-based-cores-standard-n1-equipped-with-12-and-10-core-configs

詳細は日本時間の2026年6月1日11時40分から開催される、台湾で開催中のPC見本市「COMPUTEX TAIPEI 2026」におけるNVIDIAの基調講演で行われると見られています。基調講演はYouTubeでライブ配信される予定で、以下から視聴可能です。

NVIDIA GTC Taipei 2026 Keynote | Live - YouTube


NVIDIAによるポストがこれ。「PCの新しい時代」というコメントとともに投稿されている数字は、COMPUTEX TAIPEI 2026の会場の緯度・経度となっています。


Windows公式アカウントも同じメッセージ。


少し遅れて、Armも同じポストを投稿していました。


以前からNVIDIAはArmプロセッサ「N1X」を開発しており、このN1Xを搭載したSurfaceハードウェアがCOMPUTEX TAIPEI 2026で発表されると予想されています。

NVIDIAがIntelやAMDと競合するPC向けArmプロセッサを開発中で2025年中にリリース予定というウワサ - GIGAZINE


ハードウェア関連情報を扱うニュースサイト・Videocardzは「内部関係者からのリーク」として、N1やN1Xの詳細を以下の通りに報じています。

モデルCPU構成GPUCUDAコア数TDPPCIeメモリ
N1上位構成12コア(8+4)20SM2560基18~45WPCIe 5.0×8
PCIe 4.0×3
LPDDR5X、8~64GB、8ch
N1下位構成10コア(7+3)16SM2048基18~45WPCIe 5.0×8
PCIe 4.0×3
LPDDR5X、8~64GB、8ch
N1X上位構成20コア(10+10、Cortex-X925+Cortex-A725)48SM6144基45~80WPCIe 5.0×12
PCIe 4.0×5
LPDDR5X、16~128GB、16ch
N1X下位構成18コア(9+9、Cortex-X925+Cortex-A725)40SM5120基45~80WPCIe 5.0×12
PCIe 4.0×5
LPDDR5X、16~128GB、16ch


N1は小規模かつ低消費電力のモデルで、18~45Wの電力枠に収まる構成です。GPU規模は上位構成で20SM(CUDAコア2560個)、下位構成で16SM(CUDAコア2048個)に抑えられていて、Videocardzは「N1はより手頃な価格帯のノートPCへの搭載を狙う可能性がある」と述べています


N1XはN1よりも高性能寄りのモデルで、フル構成はDGX Sparkに使われるGB10と同じ構成だとされています。45~80Wという電力枠はゲーミングノート向けの高性能CPUに近い範囲ですが、VideocardzによるとCPU単体ではなくCPU/GPUパッケージ全体のTDPだとのこと。

拡張性では、N1Xが最大3基のM.2ドライブをサポートする一方、N1は最大2基までとされています。メモリ面でもN1Xは16チャンネルで最大128GB、N1は8チャンネルで最大64GBとなっており、N1Xの方がGPU性能だけでなくメモリ帯域や容量面でも上位仕様です。

なお、Videocardzが内部関係者から入手したスライドには「2024年」の日付があったとのことで、N1/N1Xがかなりの年月を費やして開発されてきたのではないかと予想されています。

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in 動画,   ハードウェア, Posted by log1i_yk

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