ハードウェア

バービー人形をイメージしたガラケーが約1万9000円で登場


Nokiaのスマートフォンなどを販売するHMDが、バービーをイメージしたフィーチャーフォン(ガラケー)「Barbie Phone」を2024年10月に販売すると発表しました。価格は129ドル(約1万9000円)です。

Barbie™ Flip Phone: Chic Design, Customizable, and Perfect for Disconnecting
https://www.hmd.com/en_us/hmd-barbie-phone?sku=AHM2850USA01BB1

Your Barbie™ dream phone is now a reality
https://www.hmd.com/en_us/press/your-barbie-dream-phone-is-now-a-reality-press-release

HMD Barbie Phone retro flip phone announced
https://www.fonearena.com/blog/433274/hmd-barbie-phone-price-specifications.html

「Barbie Phone」は折りたたみ式の携帯電話で、ほぼ全面がピンクの「バービーカラー」に染まっています。背面には鏡として使用できる外部スクリーンがあり、HMDは「外出先でもお化粧直しができます」と紹介。


付属品として、交換可能なカバーや、本体に貼り付けられるステッカーやキラキラしたクリスタル、ピンク・イエロー・ブルーのパステルビーズの携帯ストラップなどがあります。


「オンラインから離れ、スマートフォンを手放して休暇を過ごすデジタルデトックス」を楽しめるように開発されていて、ソーシャルメディアは利用できません。搭載されているのはカメラ、電話、テキストメッセージといったシンプルな機能や、「バービー瞑想(めいそう)」などのデジタルウェルビーイングをサポートする機能、電源を入れると「ハイ、バービー」としゃべる機能などです。


このほか、バービーの壁紙やバービーのアプリアイコンを含む特注のユーザーインターフェイスも搭載されているとのことです。バービーにまつわるイースターエッグも付属していて、電話アプリで「*#227243#(*#barbie#)」を入力するとバービーの壁紙が表示されるとのこと。また、「*#536#(*#KEN#)」でバービーの恋人ケンからのあいさつを見られ、「*#malibu#」でマリブビーチの音を聞けるようになっているそうです。

スペックは、内部スクリーンが2.8インチ・QVGA(240×320)で、外部スクリーンが1.77インチ。プロセッサはUnisoc T107。RAMは64MB/128MBで、ストレージはmicroSDで最大32GBまで対応。背面カメラはフラッシュライト付き5MPカメラで、インカメラはなし。充電はUSB Type-Cで行い、バッテリー容量は1450mAh(バッテリー取り外し可)です。AT&Tを含むアメリカの主要通信会社3社が通信をカバーしていて、デュアルSIMにも対応しています。寸法は108.4×55.1×18.9mm、重量は123.5g。このほか、Bluetooth 5.0対応、3.5mmヘッドフォンジャック搭載などの特徴があります。


実物を入手したレビュワーは、「基本的には『Nokia 2660 Flip』を改造したもので新しい点はあまりないが、外部スクリーンにミラーを追加し、そこに時刻や通知を表示するなどの変更が加えられている。直射日光下でのミラーの視認性は悪い。UIとアプリアイコンが大幅に再設計され、デジタルデトックス用のアプリが追加されたため、これを求めるユーザーの気分はよくなるだろう。目が痛くなるほどのピンクだが、妻はとても気に入っている。ブランドの強さを考えるとよく売れるだろう。子どものソーシャルメディア利用を制限したい親にとって、初めて子どもに持たせる携帯電話としても最適だ」と評価しました。

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in モバイル,   ハードウェア,   デザイン, Posted by log1p_kr

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