「Half-Life」が25周年を迎えアップデートを実施、11月21日3時まで無料配布も
FPSゲーム「Half-Life(ハーフライフ)」が2023年11月19日に25周年を迎え、記念に大型アップデートが配布されました。初期プロトタイププレイヤーモデルやメインメニューのオリジナルアートワークなどのコンテンツが復元され、コントローラーやSteam Deckがサポートされるなど、いくつかの変更が施されています。
Half-Life
https://www.half-life.com/en/halflife25/
Half-LifeはSteamを運営するValveが手がけたFPSゲームで、2020年のHalf-Life: Alyxにまで続くHalf-Lifeシリーズの系譜を生んだ歴史あるゲームです。
1998年11月19日に発売されたゲームが2023年に25周年を迎えたことから、Valveはリリース記念日に大型アップデートを実施。
雑誌やハードウェアメーカー限定のCDとしてリリースされたミニキャンペーン「Half-Life Uplink」をよみがえらせたほか、4つの新しいマルチプレイヤーマップの追加、グラフィックの更新、コントローラーとSteamネットワークのサポート、Valveの携帯ゲーミング端末「Steam Deck」への対応、UIの高解像度対応、オリジナルのメインメニューアートワークの復活、スプレーやスキンの復活などの変更点に加え、数十もの調整が施されました。
アップデートに際し、Valveは変更点やコンセプトアートなどを掲載した特別なウェブページを公開しています。
Half-Life
https://www.half-life.com/en/halflife25/
上記ページ最下部にはバールのようなものが置いてあり、クリックすると手に持っているかのようにマウスカーソルに追従させることができます。
手に持った状態でクリックすると色んな場所をガシガシと殴ることが可能。
Steamでは、2023年11月21日3時までHalf-lifeが無料で配布されています。
Steam で 100% オフ:Half-Life
https://store.steampowered.com/app/70/HalfLife/
YouTubeでは25周年記念ドキュメンタリー動画も公開中。「Half-Life」がもともと「Quiver」という名前だったこと、Half-Lifeの環境デザインは、ワシントン州東部、特にコロンビア渓谷と高地砂漠の風景からインスピレーションを得たこと、当初人材採用の課題に直面し、急速に変化するゲーム分野での人材の重要性を認識したこと、id Softwareの「Quake Engine」の使用とQuakeのソースコードの取得がHalf-Lifeの開発に影響を与えたことなどが語られました。
Half-Life: 25th Anniversary Documentary - YouTube
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