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名盤のジャケットをPhotoshopの「ジェネレーティブ塗りつぶし」で補完したら「そう来るか」な光景が広がりまくって面白い


Adobeが2023年5月23日に発表した「ジェネレーティブ塗りつぶし」は、AIにより既存の画像の続きを生成できるPhotoshopの新機能です。そんなジェネレーティブ塗りつぶしを使って、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を始めとする有名アルバムのジャケットの続きを描かせてみた結果がTwitterに投稿されています。

ジェネレーティブ塗りつぶしを使ってローマ教皇の写真を加工したり、自分の片目から上半身全体を再現させてみたりしたTwitterユーザーのロレンツォ・グリーン氏は、次にマイケル・ジャクソンの「スリラー」のジャケットの続きを出力させることにしました。その結果は以下から見ることができます。


まずジャケットを中心にしてから、それ以外の空白を選択してジェネレーティブ塗りつぶしを実行します。このアニメーションは生成開始からスタートしているので、とういうプロンプトを入力したのか、あるいは空白で生成しているのかは不明です。


すると、ピアノの上に寝そべるマイケル・ジャクソンが登場しました。背景の色が違ったり、鍵盤など細部に奇妙な部分があったりしますが、雰囲気はよく合っていて非常にそれらしい仕上がりに見えます。


アデルの「21」では、立ち上る紫煙や灰皿らしき物体などが追加されました。どこか物憂げな表情で髪を触っている顔写真を、タバコを指に挟んで頰づえをついているような姿勢にするアイデアはなかなかのものです。


トラヴィス・スコットの「アストロワールド」は、ヒップホップなワンシーンの遠景に。


ジャケット写真の赤ちゃんが児童ポルノだとしてレコード会社を訴えたことでも話題になったニルヴァーナの「ネヴァーマインド」では、赤ちゃんの背後にサメが出現。


ビートルズの12作目のアルバム「アビイ・ロード」は宇宙を背景にしたアーティスティックな仕上がり。11作目の「イエロー・サブマリン」を意識してか、黄色い潜水艦も追加されています。


ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」はこんな感じ。背景にある赤と白のストライプをそのまま星条旗の一部として採り込んだデザインに。ただし、星の数が少し多すぎる気もします。


メタリカの「メタル・マスター」では、白い十字架が並ぶ墓地がまさかのケーキにされてしまいました。


ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」は、巨大な猫の毛皮に埋もれている写真になり、10代どころか猫好きなら誰でも夢見るような光景になっています。


ザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」は、ロンドンの裏通りらしき場所と道を横切る黒猫が印象的。


ザ・ウィークエンドの「アフター・アワーズ」では、口からしたたる赤い液体がワインと解釈されているおかげで、ただの酔っ払いの写真になっています。


グリーン氏のアイデアにインスパイアされて、他の人もジャケットをジェネレーティブ塗りつぶしで描き足した結果を公開しており、その中にはデビッド・ボウイの「HEROES」がやたらとセクシーになっているものなどがありました。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by log1l_ks

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