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Appleは間もなくM2搭載iPad Proを発表&iPad向けスマートスピーカー付きドックの開発にも取り組んでいるとのウワサ


Appleのリーク情報でおなじみのBloombergのマーク・ガーマン記者が、Appleが「M2チップ搭載iPad Pro」を間もなく発表し、「iPad向けのスマートスピーカー付きドック」などの開発にも取り組んでいると報じています。

When Is Apple Launching the M2 iPad Pro and M2 14-inch and 16-inch MacBook Pro? - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2022-10-15/when-is-apple-launching-the-m2-ipad-pro-and-m2-14-inch-and-16-inch-macbook-pro-l9a5t9rc

Apple reportedly wants to turn the iPad into a smart display with a new dock - The Verge
https://www.theverge.com/2022/10/15/23406061/apple-ipad-smart-display-speaker-dock-accessory-rumors

ガーマン氏によると、Appleは間もなくM2チップを搭載した11インチおよび12.9インチのiPad Proをリリースする予定だそうです。これはiPad Proにとって約1年半ぶりのアップデートとなります。M2チップ搭載により、2022年モデルのiPad Proは1世代前のiPad Proよりも20%近い性能向上を実現することとなり、ガーマン氏は「M1搭載iPad Proほどの大きな機能向上はみられないものの、馬鹿にできないアップデートです」と記しています。

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2022年モデルのiPad Proはこれまで同様フラットエッジデザインの筐体を有したモデルとなる予定で、大きなデザイン変更は施されない模様。なお、AppleがiPad Proで初めてフラットエッジデザインを採用したのは2018年に登場したiPad Proからです。

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その後、2020年にはiPadのミドルレンジモデルとなる「iPad Air」でもフラットエッジデザインを採用。ただし、最も安価なエントリーモデルのiPadでは記事作成時点でもフラットエッジデザインが採用されていません。

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しかし、AppleはこのエントリーモデルのiPadでもフラットエッジデザインとUSB-Cポートを採用することを計画しているとガーマン氏は指摘しています。iPadがフラットエッジデザインの筐体となった場合、「これまでエントリーモデルのiPadは1年に1回プロセッサがアップデートされるだけだったので、ここ数年で最も重要なアップデートを受けることになる」とガーマン氏は述べています。

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ソフトウェア面では、iOS 16のiPad版となるiPadOS 16.1が2022年10月24日にリリースされるとガーマン氏。なお、Appleは2022年10月27日に四半期決算を発表予定であり、通常、この発表の数日あるいは数週間前に新製品を発表しているため、新型iPad Proの発表も間もなくの可能性が高いとガーマン氏は推測しています。

ガーマン氏が情報筋から入手した情報によると、AppleはiPadOS 16.1と一緒にmacOS Venturaもリリース予定で、このmacOS Venturaでは新しいMacBook Proがサポートされるそうです。ただし、この新しいMacBook Proは間もなく発表予定のiPad Proと同時に発売されることはないとガーマン氏。なお、Appleはこれまで11月に新型Macを発売してきたため、2022年もその慣例に習う可能性があると記しています。


また、AppleはM2搭載の新型Mac miniの開発にも取り組んでいるとウワサされており、これが実現すれば2年ぶりのMac miniのアップデートが実現します。このほか、A14チップと4GBのメモリを搭載した新型Apple TVも開発中であるとガーマン氏。

Appleはこれまで秋の終わりごろにiPadとMacの発表イベントを開催してきましたが、2022年は発表イベントなしでウェブサイト上での発表のみになるとガーマン氏は予測しています。この理由は各端末のアップデート要素が少ないことだけでなく、2023年にAppleがARヘッドセットの発表を控えているため、マーケティング費用の節約を試みているからとガーマン氏は記しました。

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さらに、AppleはiPadをスマートデバイスハブおよびスマートスピーカーに変えることを計画しているとガーマン氏。これはGoogleが発表したPixel Tabletおよびスピーカー内蔵充電台座のような、iPadとドッキングできるスピーカー機能付きのデバイスになるとガーマン氏。AppleはこのiPad向けのスピーカー機能付きのドックを早ければ2023年にもリリースすることを計画している模様。

Tablets are at home 80% of the day—so we set out to reimagine what a tablet can be.#GooglePixelTablet + Charging Speaker Dock coming 2023¹ ✨

???? Enhanced audio
????️ Hands-free help w/ #GoogleAssistant²
????️ Dock photo display
???? Always ready#MadeByGoogle

¹,²See video for info pic.twitter.com/J3nScV0Evm

— Made by Google (@madebygoogle)


この他、AppleはHomePodの新バージョンや、Apple TVとHomePodが合体したデバイスの開発にも取り組んでいると報じられています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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