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AppleがM1チップの次世代版となる「M2」を発表、第2世代5nmテクノロジーでトランジスタ数は200億に到達


Appleが開催している開発者向けイベントWWDC22の中で、Mac向けの独自開発SoCであるMシリーズの次期メジャーバージョンとなる「M2」が発表されました。

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WWDC 2022 - June 6 | Apple - YouTube


続いて「Mac」について。


Appleの独自開発シリコンの次世代版となる「M2」が発表されました。


M2はMシリーズの第2世代チップで……


消費電力を最小限に抑えながらパフォーマンスを最大化することが可能。


M2は強化された第2世代5nmテクノロジーを用いて製造されることで……


トランジスタの数は200億に到達。これはM1から25%増加という数字になります。


さらに、メモリの帯域幅は100GB/sとなり、M1から50%増となります。


ユニファイドメモリは最大24GB


CPUは8コアで……


性能コアが4コア、効率コアが4コア


M1チップと比較するとCPUパフォーマンスは18%向上


10コアCPU搭載のPCと比べると消費電力は4分の1で済みます。


M2は12コアチップのピーク時のパフォーマンスの約90%をわずか4分の1の電力で発揮可能


GPUは10コア


M2はM1と同じ電力レベルでグラフィックパフォーマンスが最大25%高く……


同じ電力レベルなら2.3倍高速なパフォーマンスを発揮可能に。


10コアGPUを搭載したPCのわずか5分の1の電力で同等のパフォーマンスを実現できます。


M2は次世代のSecure EnclaveとNeural Engineも搭載


パフォーマンスはM1から40%以上増加


さらに、H.264とHEVCの8Kビデオに対応したパワフルなProResビデオエンジンも搭載


これにより、複数の4Kムービーと8Kムービーを取り扱うことも可能となります。


M2チップの詳細をまとめた画像が以下。

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in ハードウェア, Posted by logu_ii

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