レビュー

8.3インチとコンパクトな「iPad mini」と3万円台のエントリーモデル10.2インチ「iPad」まとめてフォトレビュー


タブレットとしては比較的小型な8.3インチディスプレイを搭載した「iPad mini(第6世代)」と、iPhone 11シリーズと同じA13チップを搭載したエントリーモデルの10.2インチ「iPad(第9世代)」が2021年9月24日に発売されました。この両機種を手に入れることができたので、まずはいろんな角度から本体をじっくりと眺めてみました。

iPad mini - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/ipad-mini/

10.2インチiPad - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/ipad-10.2/

◆iPad mini
まずはiPad miniから確認。パッケージはこんな感じです。


内容物は本体と充電用の電源アダプタ、USB Type-Cケーブル、ユーザーガイドです。


iPad mini本体はこんな感じ。交通系ICカードや人の手と比べると分かるように、タブレットとしては小さめの作りで、縦195.4mm×幅134.8mm×厚さ6.3mmというサイズ。


手に持ってみるとこんな感じ。手の大きさにもよりますが、片手で握ることができるほどのサイズです。重さは今回入手したWi-Fiモデルで293gです。


持ち方によっては画面の中央付近に親指の先が届くほどです。


フロントカメラは12メガピクセルの超広角カメラ。1080p・60fpsでの動画撮影も可能です。


本体カラーはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色展開で、ストレージは64GBと256GBの2種類が用意されています。今回はWi-Fiモデルのスターライト・64GBモデルを購入しました。


メインカメラは12メガピクセルの広角カメラ。5枚構成のレンズで最大5倍ズームが可能です。カメラの下にはマイクとクアッドLED True Toneフラッシュが配置されています。


天面には音量調節ボタンと2つのスピーカー、Touch IDセンサーを搭載したトップボタンが配置されています。


底面にも2つのスピーカーがあり、中央にはUSB 3.1 Gen 1対応のUSB Type-Cポートが配置されています。


左側面は特に何もなし。


右側面にはApple Pencilなどを充電するための磁気コネクタが配置されています。なお、セルラーモデルの場合nano-SIMトレイが右側面下部に配置されます。


電源を付けてみるとこんな感じ。8.3インチLiquid Retinaディスプレイの解像度は2266×1488ピクセル・326ppiで、ベゼル幅は上下左右とも約9mmです。


Apple Pencilを付けてみるとこんな感じ。Apple Pencilの第2世代に対応しています。


◆10.2インチiPad
10.2インチiPadのパッケージはこんな感じ。


内容物は本体と充電用の電源アダプタ、USB Type-Cケーブル、ユーザーガイドです。


10.2インチiPad本体はこんな感じで、サイズは縦250.6mm×幅174.1mm×厚さ7.5mmです。重さは今回入手したWi-Fiモデルで487gです。


フロントカメラは12メガピクセルの超広角カメラ。1080p・60fpsでの動画撮影も可能です。iPad miniとの違いは、「写真とLive Photosの広色域キャプチャ」がないという点にあります。


ディスプレイ下部にはTouch IDセンサーを搭載したホームボタンが配置されています。


本体カラーはスペースグレイとシルバーの2色展開で、ストレージは64GBと256GBの2種類が用意されています。今回はWi-Fiモデルのスペースグレイ・64GBモデルを購入しました。


メインカメラは8メガピクセルの広角カメラ。5枚構成のレンズで最大5倍ズームが可能です。


天面には電源ボタンと3.5mmヘッドフォンジャックが配置されています。


底面には2つのスピーカーのほか、中央にLightningコネクタが配置されています。


左側面にはアクセサリと接続するためのSmart Connector。


右側面には音量ボタンが配置されています。セルラーモデルの場合nano-SIMトレイが右側面下部に配置されます。


手に持ってみるとこんな感じ。片手で安定して持ち上げることはできますが、長時間片手だけで持つのは少し難しそう。


電源を付けてみるとこんな感じ。10.2インチRetinaディスプレイの解像度は2160×1620ピクセル・264ppi。上下のベゼル幅は約21mmで、ちょうど親指の横幅ほどです。


10.2インチiPadとiPad miniを横に並べてみるとこんな感じ。


2つを重ねて置いてみると、iPad miniの小ささが際立ちます。


なお、今回はいち早く手に入れようとApple Storeの店内で受け取る方法を選択し、Apple Storeにやってきました。iPhone 13も同日発売ということもあってか客足が伸びており、店頭では常に5人以上の従業員が絶え間なくやってくる客を案内し続けていました。


自分の番が来たので注文番号を伝えてみると、従業員から「注文のステータスが準備中となっているので、お渡しすることができません」と伝えられました。受け取った9月24日はどうやら全国的にAppleのサーバーに問題が発生していたようで、同様にステータスが準備中となっている客が何人かいたとのこと。時間の経過で解決するとのことで、従業員からは「ステータスが変わるまで待つか、一度注文をキャンセルして店頭で注文・購入すること」のどちらかを選ぶよう提案されました。

そこで今回は待つことを選択したものの、待てども待てどもステータスは変わらず。10.2インチiPadとiPad miniの2つを事前にオンラインで同日・同時刻帯に注文していましたが、ステータスが「受け渡し可」になったのは、10.2インチiPadが受け渡し予定時間から4時間30分が経過した時点、iPad miniが受け渡し予定時間から6時間が経過した時点でした。

Appleのサーバーに発生したという問題が修正されたかどうかは記事作成時点で不明ですが、Apple Store店内で受け取りを予定している人は「こういうこともあるかも」と心にとどめておいた方が良さそうです。

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by log1p_kr

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