3万9800円から購入可能なA13チップ搭載の新しい「iPad」が登場

AppleがiPadシリーズのエントリーモデルとなる新しい「iPad」を発表しました。2021年モデルのiPadは心臓部にiPhone 11シリーズと同じA13チップを搭載し、センターフレームにも対応していながら、販売価格は329ドル(日本では税込3万9800円)からです。
10.2インチiPad - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/ipad-10.2/
Appleのイベント - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/apple-events/
Apple Event — September 14

まずは「iPad」に関する発表から。

さまざまなモデルがリリースされているiPadは、巨大なディスプレイと持ち運びも楽々なサイズ感で、ゲーム機になったりムービー編集用の端末になったりと、さまざまな役割を担うことができます。

これは、タッチ操作に最適化されたシンプルな専用OSであるiPadOSによるところが大きいと言えます。

また、専用に設計された100万を超えるアプリケーションが存在することも、iPadエコシステムの強みです。

そんなiPadは前年比で40%の成長をみせており、ますます多くのユーザーに愛される端末となっています。

そんなiPadシリーズに、よりお手頃価格の新しい「iPad」が加わりました。

心臓部にはiPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」を搭載。

これにより、前モデル比でCPUやGPU、Neural Engineのパフォーマンスが20%以上高速化。

最も売れているChromebookと比べると、パフォーマンスは最大3倍速く……

最も売れているAndroidタブレットと比べると、最大6倍も高速に動作します。

プロセッサがA13 Bionicに進化したことで……

機械学習の効率も大幅にアップ。

さらに、メインカメラのオートフォーカス機能も向上し、より良い写真を撮影可能になっています。

フロントカメラは12メガピクセルの超広角カメラとなり、画質が飛躍的に向上。

フロントカメラを使ったFaceTime時に、被写体を画面の中央に捉え続けることができる「センターフレーム」機能にも対応しています。

なお、センターフレーム機能を使うとどんな風にビデオ通話が可能になるのかは以下のムービーで確認できます。
2021年発売のiPad Proに搭載された新機能「センターフレーム」を試してみた - YouTube

センターフレーム機能はApple純正のFaceTimeだけでなく、さまざまなビデオ通話アプリで利用可能になる予定。

また、ビデオ通話機能だけでなくビデオ撮影や配信時にも利用可能となります。

TikTokにも対応予定。

さらに、iPadは対応アクセサリが増えます。

Apple純正の専用キーボード・Smart KeyboardやApple Pencilに対応しているだけでなく……

サードパーティーのアクセサリメーカー製のキーボードにも対応予定。

なお、新しいiPadはiPadOS 15を搭載しての出荷を予定しています。

その他の対応機能などについては以下の通り。

新しいiPadの販売価格は329ドルからで、日本での販売価格は税込3万9800円から。

学生・教職員向けは299ドル(約3万3000円)から。

2021年9月15日から注文可能で、発売日は9月22日となります。

対応機能をまとめた画像が以下。

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