ハードウェア

自社のクラウドゲーミング「Stadia」を中止したはずのGoogleがなんと「クラウドゲーム用のChromebook」を発表


自社のクラウドゲームサービス「Stadia」の中止を明らかにしたばかりのGoogleが、クラウドゲーム用の新しいChromebookを発表しました。

Introducing the world’s first laptops built for cloud gaming
https://blog.google/products/chromebooks/gaming-chromebooks/

Yes, 1000+ Games | Cloud Gaming Chromebooks - YouTube


2022年10月11日、Googleはクラウドゲームに最適な機能を搭載したという新しいChromebookを発表しました。モデルは「Acer Chromebook 516 GE」「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip」「Lenovo Ideapad Gaming Chromebook」の3種類で、それぞれ120Hz以上の高解像度スクリーンを搭載し、Wi-Fi 6またはWi-Fi 6Eに対応しているとのこと。キーの誤入力を防ぐアンチゴースト機能を備えたRGBキーボードを搭載しているモデルもあり、ゲームを高速かつ簡単にプレイできるよう設計されているそうです。


また、NVIDIAとの提携により、GeForce NOWにおける最高性能のRTX 3080クラスの恩恵を受けられるようにしているとのこと。これにより、フォートナイトCyberpunk 2077といったゲームタイトルを最大1600p解像度および120fpsでストリーミングできるようになっています。RTX 3080クラスの恩恵を受けるにはGeForce NOW メンバーシップへの加入が必要ですが、新しいChromebookには3カ月間の試用版が付属しています。

このほか、Microsoftのクラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」や、Amazonのクラウドゲームサービス「Amazon Luna」にも対応し、合わせて1500タイトル以上のゲームをインストール不要でプレイできるとのこと。


Acer Chromebook 516 GEは649.99ドル(約9万5000円)から、ASUS Chromebook Vibe CX55 Flipは699ドル(約10万2000円)から、Lenovo Ideapad Gaming Chromebookは399.99ドル(約5万8000円)からで、2022年10月中にアメリカで発売される予定です。

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in ハードウェア, Posted by log1p_kr

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