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無料版のGoogle Workspace新プランが登場、仕事用メールアドレスでログイン可能で期間制限なしもGmailはサービス対象外


Googleがソフトウェアスイート「Google Workspace」の新プランとして、無料で利用可能な「Google Workspace Essentials Starterエディション」の追加を発表しました。仕事用に使っているメールアドレスで登録するとクレジットカード情報不要で利用でき、試用期間の制限はありません。

Helping employees unlock collaboration with a no-cost Google Workspace offer. | Google Cloud Blog
https://cloud.google.com/blog/products/workspace/unlock-collaboration-with-google-workspace-essentials


「Google Workspace」は、「セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メール」「大人数が参加可能なビデオ会議」「各ユーザーに大容量のクラウドストレージ」などが付属する、Googleのソフトウェアスイートで、基本機能としてGmail、Googleドライブ、Google Meet、Googleカレンダー、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド、Google Formsなどが含まれます。

基本プランは、月額680円の「Business Starter」、月額1360円の「Business Standard」、月額2040円の「Business Plus」の3種類。

Google Workspace(旧称 G Suite): お支払いプラン
https://workspace.google.co.jp/intl/ja/pricing.html

このほかに大規模組織向けの「Enterpriseエディション」、現場従業員向けだという「Frontlineエディション」などのバリエーションがあります。

今回加わった「Essentials Starterエディション」は「Essentials」の無料・軽量版に相当するもの。ドライブやMeet、チャット、カレンダー、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどは利用できますが、Gmailは利用できません。


Googleは2022年7月をもって無償版G Suiteを廃止する予定で、既存のユーザーに対して2022年5月までにGoogle Workspaceのいずれかのプランへの移行するように求めています。10年以上にわたり提供されてきたサービスが打ち切られることに対してユーザーの動揺は大きく、Googleはユーザーが過去に購入したコンテンツやデータを移す新たな選択肢を用意すると説明しています。

Googleが無償版G Suiteユーザー向けに「有料版へ移行」「ツールでデータ書き出し」に次ぐ第3の選択肢を用意 - GIGAZINE

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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