Gmailの新デザインが2022年2月8日から利用可能に、変更点や対象者をまとめてみた
ウェブ版Gmailの新デザインが2022年2月8日(火)から利用可能になることが発表されました。同時に、Googleの公式ブログで新デザインのスクリーンショットが公開されていたので、変更点をまとめてました。
Google Workspace Updates: New integrated view for Gmail features email, Google Meet, Google Chat and Spaces in one place
https://workspaceupdates.googleblog.com/2022/01/new-integrated-view-for-gmail.html
新デザインでの主な変更点は「配色の変更」と「新たなサイドバーの追加」です。まず配色の変更に着目すると、従来のGmailでは背景色が白に統一され、新規メール作成ボタンや選択中のフォルダは赤色で強調されていましたが……
新デザインのGmailでは背景色に灰色が取り入れられ、強調色も青色に変更されています。加えて「重要なメール」を示す黄色いマークもなくなっています。
従来のGmail(左)では「メールフォルダ」「チャット画面」「Google Meetのメニュー」などが縦一列に並び、それぞれの表示領域が狭くなっていました。新デザインのGmail(右)では画面左端に「Mail」「Chat」「Saces」「Meet」へアクセスできるボタンが並んだサイドバーが追加され、メールフォルダやラベル一覧が広いスペースで閲覧できるようになっています。
Googleによると、新デザインは2022年2月8日(火)から利用可能で、対象ユーザーは以下のような新デザインの利用可能通知から新デザインを有効化できるとのこと。そして2022年4月には新デザインが標準デザインとなり、2022年第2四半期(4月~6月)の終わりまでに従来のデザインが利用不可となる予定です。
なお、Gmailの新デザインは以下のGoogleサービスのユーザーを対象に適用される予定とされています。
・Google Workspace Business Starter
・Google Workspace Business Standard
・Google Workspace Business Plus
・Google Workspace Enterprise Essentials
・Google Workspace Enterprise Standard
・Google Workspace Enterprise Plus
・Google Workspace Education Fundamentals
・Google Workspace Education Plus
・Google Workspace Frontline
・Google Workspace Nonprofits(G Suite Basic and Business customers)
また、海外メディアのThe VergeがGoogleに「無料ユーザーにも適用されるか否か」を問い合わせた結果、「上記のアカウントでのみ利用可能になる」として、無料ユーザーは対象外と返答されたとのことです。
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