Twitterでリアルタイムに会話できる「スペース」がついに誰でも作成可能に
音声SNS「Clubhouse」のように、Twitter上でフォロワーと気軽に音声会話を楽しむことができる機能が「スペース」です。2021年4月にTwitterでリリースされたスペースは、これまでフォロワー数600人以上でなければホストになることができませんでしたが、2021年10月22日からスペースのホスト権限を全員に開放したとTwitterが発表しました。
the time has arrived -- we’re now rolling out the ability for everyone on iOS and Android to host a Space
— Spaces (@TwitterSpaces) October 21, 2021
if this is your first time hosting, welcome! here’s a refresher on how pic.twitter.com/cLH8z0bocy
Twitter is finally letting everyone create Spaces - The Verge
https://www.theverge.com/2021/10/21/22739249/twitter-finally-letting-everyone-create-spaces#
スペースは2020年12月にTwitter上でテストされ、2021年4月に正式リリースされました。
Twitter版ClubHouse「Spaces」の正式リリースは2021年4月からと判明 - GIGAZINE
当初はiOS版アプリでしか利用できませんでしたが、その後、Android版やブラウザ版でも利用できるようになりました。ただし、スペースを作成するホスト権限は「フォロワー数600人以上のユーザー」に限られており、誰でもスペースを作成できるわけではありませんでした。
2021年3月にiOS版アプリのバージョン8.56がリリースされた際、Twitterはスペースのホスト権限を全ユーザーに開放するつもりであることが報じられました。そして、2021年10月になり、ようやく誰でもスペースを作成可能になりました。
なお、スペースが正式リリースされる1年以上前に招待制の音声会話SNSとして人気を博したClubhouseは、2021年7月に招待制を廃止して誰でも登録できるようになったと発表されています。IT系ニュースサイトのThe Vergeは「Twitterがスペースのホスト権限を全ユーザーに開放したことによって、Cloubhouseのサービス終了が早まるのでしょうか。それともフリートのようにすぐに終了してしまうのでしょうか」とコメントしました。
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