Twitterの音声会話機能「スペース」でお金を稼ぐことが可能に、手数料&利用できるユーザーは?
Twitterは2020年に人気を博した音声SNS「Clubhouse」に似た音声会話機能「Spaces(スペース)」を2021年5月にスタートしました。記事作成時点でスペースは誰でも無料で利用できる機能ですが、新たにTwitterが有料の「Ticketed Spaces(チケット制スペース)」を開始すると発表しました。
Twitter starts launching Ticketed Spaces for some iOS users - The Verge
https://www.theverge.com/2021/8/27/22644283/twitter-ticketed-spaces-live-audio-test
Twitter now rolling out Ticketed Spaces for iPhone users - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/08/27/twitter-now-rolling-out-ticketed-spaces-for-iphone-users/
2021年8月27日、スペースの公式Twitterアカウントが「私たちはスペースでユーザーがお金を稼ぐことを手助けしたいと考えています。本日から、一部のホストはチケット制スペースを利用可能になります。今のところiOSのみで機能を提供していますが、近いうちに誰でも利用可能になる見込みです。少し時間はかかりますが、あなたにも機能を使って欲しいです」と投稿しています。
we want to help people creating cool Spaces make $$$. today, some Hosts will be able create Ticketed Spaces!
— Spaces (@TwitterSpaces) August 26, 2021
we’re experimenting on iOS only for now but we hope to get it to everyone soon. know it’s taking us a little time, but we want to get this right for you! https://t.co/xc68yWkOim
チケット制スペースにおいて、ホストはスペースのチャットルームに1~999ドル(110円~11万円)の価格を設定でき、人数に上限を付けることも可能。またTwitterによると、チケット制スペースの手数料は3%で、ホストはチケット額の97%を収益とすることができるとのこと。ただし、アプリでの売上げが5万ドル(約550万円)を超えると、手数料は20%に上がると説明されおり、今後、手数料が増加することも考えられます。
なお、チケット制スペースを利用するには、「ホストとなるユーザーに最低1000人のフォロワーが存在すること」と「過去30日間に少なくとも3つのスペースをホストしていること」が必要。また、17歳以下はスペースで料金を請求することができないとのことです。
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