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TwitterがAPIをアップデート、外部からスペースの検索が可能に


Twitterは2021年8月18日のブログ投稿で、2020年に公開したTwitter API v2に「Spaces lookup」「Spaces search」の2つのエンドポイントを追加すると発表しました。外部の開発者はこのAPIを利用することで、音声会話機能「Space(スペース)」で興味のあるスペースを発見したりスペースのパフォーマンスを測定するアプリを構築できるようになります。

Shape the future of Twitter Spaces
https://blog.twitter.com/developer/en_us/topics/tools/2021/shape-the-future-of-twitter-spaces


Introducing new Spaces endpoints on the Twitter API v2 - Announcements - Twitter Developers
https://twittercommunity.com/t/introducing-new-spaces-endpoints-on-the-twitter-api-v2/158213


All systems go! Help shape the future of Twitter Spaces with the new Spaces endpoints. ✨https://t.co/IloBIxYGbX pic.twitter.com/an4zhbBBKI

— Twitter Dev (@TwitterDev)


Spaces lookupエンドポイントでは、ユーザーのIDを元にそのユーザーが作成したスペースのIDを取得したり、スペースのIDを元に「参加者数」「スピーカーのリスト」「ホストのリスト」「開始日時」などのデータを取得したりすることが可能です。このエンドポイントを利用することで、特定のユーザーの今後の配信予定を確認したり、スペースの参加者数をリアルタイムで確認したりするツールを作成可能とのこと。


Spaces searchエンドポイントの方では、キーワードを指定することで開催されている最中のスペースおよび将来予定されているスペースを検索することが可能です。スペースを見つけやすくすることで、より熱心なリスナーを呼び込むことができるため、Twitterは「ホストとリスナー両方にメリットをもたらすアップデート」だと述べています。


Twitterは、今後の予定として、分析ツールやパフォーマンス測定ツールなどの開発に役立つデータを取得できるホスト向けのAPIや、開催予定のスペースに関するリマインダーを外部ツールに統合するAPIを検討しているとのこと。

なお、リリース時点では両方のエンドポイントに15分あたり300リクエストのレート制限が行われています。

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in ネットサービス, Posted by log1d_ts

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