「RICOH GR IIIx」で撮影した写真をスマホに転送する方法まとめ
リコーのレンズ一体型コンパクトデジタルカメラ「GR III」の焦点距離を約40mm(35ミリ判換算)に変更した「GR IIIx」が2021年10月1日(金)から登場します。このGR IIIxについて外観の確認や実写レビューを行ったので、最後にGR IIIxで撮影した写真をスマートフォンに転送する手順をまとめてみました。
Image Sync / アプリ / ダウンロード / サポート | RICOH IMAGING
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/app/image-sync2/
◆GR IIIxで撮影した写真をスマートフォンに転送する
GR IIIxでお気に入りのスナップ写真を撮影できたら、スマートフォンの壁紙に設定したり、SNSに投稿したりするために写真をスマートフォンに転送したくなる人もいるはず。GR IIIxで撮影した写真をスマホに転送するには、リコーが開発している写真転送アプリ「Image Sync」を使えばOK。Image SyncにはAndroid版とiOS版が存在しますが、今回はiOS版を使ってみます。
まずはApp StoreでImage Syncを検索して「入手」をタップしてから指紋認証やパスワード認証などを行い、インストールが完了したら「開く」をタップします。
Image Syncが起動したら、利用規約とプライバシーポリシーをよく読んで、「同意する」をタップします。
すると、「位置情報の使用許可」「写真へのアクセス許可」「ローカルネットワークの検索許可」を求められるので、全て許可します。
次に、Image Syncを用いてスマートフォンとGR IIIxを無線接続します。まずはImage Syncの画面下部に配置された「カメラ内画像」をタップ。
機種一覧が表示されたら「RICOH GR IIIx」を選択して「Bluetoothで接続する」をタップし、Bluetoothの使用許可を求められたら「OK」をタップします。
すると、接続したいGR IIIxのデバイス名を入力する画面が表示されるので、今度はGR IIIxでBluetooth接続設定を行います。
GR IIIxの設定画面から「Bluetooth設定」を探して選択します。
次に動作モードを選択して、「電源オフ時も接続する」「電源オン時のみ接続する」のどちらかを選択してBluetooth接続を有効化します。今回は、「バッテリーを節約したい」と考え、「電源オン時のみ接続する」を選択しました。
Bluetooth接続を有効化したら、先ほどの設定画面から「ペアリング」を選択して「ペアリング実行」を選択します。
ペアリングが始まると、画面にデバイス名が表示されるので……
このデバイス名をImage Syncに入力し、「次へ」をタップします。
すると、GR IIIxに新たに認証コードが表示されるので……
Image Syncに表示されたダイアログに認証コードを入力し、「ペアリング」をタップすれば、Bluetooth接続設定は完了です。
Bluetooth接続設定が完了すると、今度はWi-Fiでの接続を求められるので「接続」をタップします。
すると、Image SyncとGR IIIxが無線接続され、スマートフォンの画面にGR IIIxで撮影した写真の一覧が表示されます。後は、スマートフォンに転送したい写真をタップして……
写真を縮小して転送するボタン(赤枠左)か、元のサイズのまま転送するボタン(赤枠右)をタップすればGR IIIxで撮影した写真をスマートフォンに転送することができます。
画面右上の赤枠のアイコンをタップすれば、複数の写真を選択して一気に転送することも可能です。
また、GR IIIx側で転送したい写真を選択することも可能。転送する写真を選択するにはメニュー画面から「転送」を選択して……
転送したい写真を選んで「1画像転送」を選択すれば、次回スマートフォンと接続された際に自動的に転送されます。
次回以降のGR IIIxとスマートフォンの接続を簡単にするために、Image Syncの設定画面から「Bluetoothの自動接続」を有効にすることをオススメします。この設定を有効にすることで、Image Syncを起動するだけで自動的にGR IIIxとスマートフォンが無線接続されるようになります。
◆その他の便利機能
Image SyncにはGR IIIxを遠隔コントロールして写真を撮影する機能が搭載されています。遠隔コントロールを行うには、画面下部の「撮影」をタップすればOK。
すると、スマートフォンの画面にGR IIIxで撮影中の被写体が表示されます。この状態で画面左の白い丸をタップすればシャッターを切れます。また、画面内をタップしてピントを合わせたり、ISOやシャッター速度を変更したりもできます。
この機能は、GR IIIxに搭載されているものよりも大きなモニターが必要な時や、人がいると逃げてしまう動物を撮影する際などにお役立ちです。
他にも、Image SyncにはGR IIIxで撮影した写真に位置情報を付与する機能や、GR IIIxの時刻をスマートフォンの時刻と合わせる機能などが用意されています。
GR IIIxは2021年10月1日(金)に発売予定で、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込11万8000円で予約できます。
Amazon.co.jp: RICOH GR IIIx デジタルカメラ 【焦点距離 40mm】【24.2M APS-Cサイズ大型CMOSセンサー搭載】【最強のスナップシュータ―】【約0.8秒 高速起動】【高速ハイブリッドAF】【高解像・高コントラスト GRレンズ】【3軸・4段 手ぶれ補正機構 SR】 15284 : 家電&カメラ
また、GR IIIxで写真を撮影しまくった実写レビューは、以下のリンクから確認できます。
歩きながらのシャッターチャンスも逃さない高速起動&強力手ぶれ補正コンデジ「RICOH GR IIIx」でいろいろ撮影してみた - GIGAZINE
片手で持てる小型ボディなのに大型一眼レフ並みの写真を撮影可能な「RICOH GR IIIx」の外観を撮影しまくってみた - GIGAZINE
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