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他人に差をつける自撮りを超絶手軽に実現可能な折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 3 5G」のカメラを使ってみた


2021年10月上旬に登場するSamsungの縦型折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Flip3 5G」は、メインカメラがそれぞれ1200万画素の超広角レンズ&広角レンズという2眼構成となっていますが、最大の特徴は縦型折りたたみ機能が実現する「自撮り」です。Galaxy Z Flip3 5Gを使うとどれほど自撮りが楽になるのか、実際に体感してみました。

Galaxy Z Flip 3 5G(ギャラクシーZフリップ3 5G)|Galaxy公式(日本)
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-z-flip3-5g/

Galaxy Z Flip3 5G SC-54B | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sc54b/

今回の記事はGalaxy Z Flip3 5Gのカメラ機能のレビューです。外観やベンチマークについては、以下の前回・前々回記事を参考にしてください。

ガラケーのように折りたためるスマホ「Samsung Galaxy Z Flip 3 5G」フォトレビュー - GIGAZINE


スペック面も大充実な折りたたみ型スマホ「Samsung Galaxy Z Flip3 5G」ベンチマーク実践、実際の能力はどれほどなのか? - GIGAZINE


というわけで、Galaxy Z Flip3 5Gのカメラを使ってみます。Galaxy Z Flip3 5Gはそれぞれ1200万画素の超広角レンズと広角レンズを備えている点も特徴ですが、最大の特徴はなんと言っても縦向きに折り曲げられるという点です。


デフォルトのカメラアプリの自撮りモードも折り曲げに対応しており、折り曲げた際には以下のように映像表示位置がスライドします。

Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 3 5G」のカメラアプリは折り曲げに完全対応 - YouTube


縦向きに折り曲げた場合、スマホスタンドを使ったときのように自立し、さらに折り曲げ角度を無段階に調節できるので、以下のように机にポンとおいてちょっと角度を付けるだけでビデオ通話が可能です。


手軽にアングルを調節できるので、筋トレなどのフォーム確認も楽々可能。


筋トレは正しいフォームで行うことが特に重要だとされていますが、一人暮らしをしているとフォームを確認したくても誰もチェックしてくれる人がいなかったり、地面に寝そべるような姿勢を頭から足先まで写してくれる鏡がなかったりしますが、Galaxy Z Flip 3 5Gなら自分の姿を見ながらカメラ角度を変えられる上に、ムービーを記録に残したり、SNSに投稿したりできます。


写真の場合は2秒・5秒・10秒のタイマー機能があり、縦横比は3:4、9:16、1:1、9:22から選択可能。動画の場合は、縦横比は9:16、16:9、1:1、9:22から、画質は「UHD(3840×2160)・60fps」「UHD・30fps」「FHD(1920×1080)・60fps」「FHD・30fps」「HD(1280×720)・30fps」から選べます。


「見上げるアングルの自撮り」も便利だと感じたポイントの1つ。見上げるアングルで自撮りすると小顔&足長に写るので、「差を付けられる自撮り」になります。以下は左側がGalaxy Z Flip3 5Gをテーブルに置いて正面から撮影、右側が床にGalaxy Z Flip3 5Gをおいて見上げるアングルで撮影しています。


ごく普通のスマートフォンで自分の姿を撮影しようと思った場合、アングルを固定するのがまず面倒な上、特に屋外の場合はスマホスタンドがなかったり、背面側に何かを挟んで傾斜を付けようとしても良い感じのモノがなかったり、……と、「全身が入るような自撮りなんてできない」と言いたくなる場合すらあります。一方、Galaxy Z Flip3 5Gならばそのあたりにポンと置くだけで、簡単に自撮りができるというわけです。


こうした自撮りを支えてくれるのが傾きの無段階調節です。無段階調節をうたうデバイスは多々ありますが、こうしたデバイスは実際に使ってみると、無段階調節機構がビタッと固定されず、止めたと思った位置からややズレることがあります。一方、Galaxy Z Flip3 5Gの無段階調節は、手を放すだけで傾きが思い通りの位置でガッチリ固定される点が非常に優秀。


また、背面に搭載されているカバーディスプレイでメインレンズを使った撮影をサクッと行える点も便利。本体を閉じた状態で電源をダブルタップするとカメラアプリが起動して、次にカバーディスプレイをタップすると2秒間のカウントダウンが始まります。カバーディスプレイにはプレビューが表示されるので、閉じた状態ならばメインカメラを使った自撮りが行えるわけです。

Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 3 5G」は折りたたみ状態でもプレビューを見ながらメインカメラの自撮りが可能 - YouTube


もちろん、それぞれ1200万画素の超広角&広角の2眼構成のメインカメラで、普通のスマートフォンのように撮影も可能。横向きの折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Fold3 5G」のように、食事モードやシングルテイク、爆速顔認証も搭載されています。


ズームに関してはデジタルズームオンリーで、0.5倍が以下。


1倍


2倍


4倍


8倍。8倍だとかなりぼやけて見えます。


夜間モード&4倍で撮影したネコはこんな感じでした。


Samsung「Galaxy Z Flip 3 5G」は2021年10月上旬登場予定で、価格はdocomoでは税込14万8896円、auでは記事作成時点で未定です。

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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