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約24億円を元Microsoft幹部のIoTスタートアップ「Blues Wireless」がビル・ゲイツ氏らから調達

by Aaron Hockley

Microsoftの元主席ソフトウェア設計者であるレイモンド・オジー氏が設立したIoTスタートアップ「Blues Wireless」が、Microsoftの共同設立者であるビル・ゲイツ氏をはじめとする投資家から2200万ドル(約24億円)を調達したと発表しました。

Blues Wireless Announces $22 Million Series A Funding to Meet Demand for Cellular Wireless Solutions
https://www.prnewswire.com/news-releases/blues-wireless-announces-22-million-series-a-funding-to-meet-demand-for-cellular-wireless-solutions-301331040.html


Ray Ozzie’s cellular IoT startup Blues Wireless raises $22M from Bill Gates and others - GeekWire
https://www.geekwire.com/2021/ray-ozzies-telecom-startup-blues-wireless-raises-22m-bill-gates-others/


Blues Wireless, led by Microsoft’s former top software architect Ray Ozzie, raises $22M - SiliconANGLE
https://siliconangle.com/2021/07/12/blues-wireless-led-microsofts-former-top-software-architect-raises-22m/

オジー氏が2019年に設立したBlues Wirelessは、あらゆる製品にワイヤレス接続を追加する方法であるNotecardを開発するスタートアップです。

NotecardはArmベースの低電力組込み型プロセッサ・Cortex-M4、GPSや加速度センサー、温度センサーを搭載し、LTEあるいは5Gネットワークで接続可能なミニボードです。Notecardは農場での作物監視や配送会社でのトラック管理などに応用されます。


Notecardの価格は1枚当たり49ドル(約5500円)で、500MBの通信容量もセットになっているとのこと。オジー氏は「私たちは複雑でコストのかかる問題に対して、シンプルで手頃なソリューションを提供しています。企業が製品をクラウドに、最小限の労力で安全に接続できるようサポートします」と述べています。

今回のシリーズAラウンドでは、アメリカを代表するベンチャー企業のセコイア・キャピタルと元StripeのLachy Groom氏が主導し、投資にはビル・ゲイツ氏も参加しているとのこと。Blues Wirelessは今回投資された2200万ドルを、グローバルマーケティング、セールス、オペレーションの拡大、ハードウェアと関連サービスの研究開発に投入していく予定としています。

オジー氏は「Notecardを市場に投入して以来、私たちは大きなフィードバックと強い需要を持っています。世界クラスのチームや投資家と手を組むことで調達できた今回の資金は、何十億もの顧客のリモートデバイスをクラウドに接続するため、進歩を加速するのに役立ちます」とコメントしました。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by log1i_yk

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