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Twitterでボットアカウントが認証バッジを取得していたことが判明


Twitterでは、企業や有名人のアカウントが本物であることを示して、なりすましを防ぐ「認証バッジ」が導入されています。ところが、自動生成された合成の顔写真をプロフィールに使った複数のアカウントが認証バッジを取得し、スパムを連投するアカウントとともにボットネットを形成していたことが、有志の検証により判明しました。

Why Is Twitter Verifying These Bot Accounts on Its Site?
https://www.dailydot.com/debug/twitter-verified-bot-accounts/

Twitter U-turns after conferring society's highest honor – a blue check mark – on very obvious bot accounts • The Register
https://www.theregister.com/2021/07/13/twitter_verified_fake/

今回、ボットアカウントが認証バッジを取得していたことを突き止めたのは、TwitterユーザーのConspirador Norteño氏です。同氏は2021年7月12日に投稿したTwitterの中で、認証バッジのある6つのアカウントについて「ツイートもしていないのに1000人もフォロワーを獲得しており、フォロワーもほとんど同じです」と報告しました。


Conspirador Norteño氏によると、6つのアカウントについている1000人近くのフォロワーのうち977人は同じアカウントで、これらのアカウントはいずれも2021年6月19日か20日に作成されたものだったとのこと。これについてConspirador Norteño氏は「草の根運動に偽装して政治的な主張やマーケティングを行うアストロターフィングのボットネットです」と指摘しました。


ボットネットのアカウントの大半は、存在しない人物の画像を生成する「This person does not exist」や、架空の猫を自動生成する「This cat does not exist」の画像をプロフィールに使用していました。また、ボットネットが投稿していたツイートの内容は、いずれも韓国語のスパムだったとのことです。


Facebookの元最高セキュリティ責任者であるアレックス・ステイモス氏はこの問題について、「悪意のある、または買収された内部の人間による犯行の可能性があります。似たようなことがFacebook傘下のInstagramでも起きたことがあります」と指摘しました。ステイモス氏はまた、問題アカウントの多くがトルコ語であることから、何らかの国家的な活動によるものではないかとの見方を示しています。


Twitterの広報担当者は、複数のメディアに向けた声明の中で「誤って、少数の不正な偽アカウントの認証申請を承認してしまいました。我々は、プラットフォームの操作とスパムに関するポリシーに基づき、問題のアカウントを永久に凍結し認証バッジも剥奪しました」とコメントしました。

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in ネットサービス, Posted by log1l_ks

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