Androidの父が立ち上げたスマホブランド「Essential」を新興企業が購入
「Androidの父」と呼ばれるアンディ・ルービン氏が創業したスマートフォンメーカー「Essential」は、「Essential Phone」や「GEM」といった特徴的なスマートフォンを発表してきましたが、2020年2月に事業を停止しました。そんなEssentialの所有権が、スマートフォンメーカー「OnePlus」の共同設立者であるカール・ペイ氏が立ち上げた新ブランド「Nothing」の手に渡っていることが判明しました。
Essential is now officially owned by Carl Pei's 'Nothing' brand - 9to5Google
https://9to5google.com/2021/02/15/essential-carl-pei-nothing-technologies/
Essentialは2017年に「Essential Phone」をリリース。2019年10月には、リモコンのような見た目のスマートフォン「GEM」の画像を公開していました。しかし、Essentialは2020年2月に「私たちはオペレーションを停止し、Essentialを閉鎖すると決断しました」と公式ブログで述べ、事業を停止。GEMが実際にリリースされることはありませんでした。
「Androidの生みの親」アンディ・ルービン氏が新世代スマホを開発する「Essential」が閉鎖へ - GIGAZINE
そんなEssentialの標章やロゴに関する所有権が、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンを製造することで知られる「OnePlus」の共同設立者カール・ペイ氏が立ち上げた新興企業「Nothing Technology Limited」の手に渡ったことが、イギリス知的財産庁の公式サイトの記載から判明しました。
さらに、ルービン氏からペイ氏への所有権の譲渡は2020年11月25日から2020年12月18日にかけて行われたことが分かっています。
記事作成時点では、Nothing Technology Limitedのブランド公式サイトにアクセスするとカウントダウンが表示されます。カウントダウンの残り時間から、日本時間の2021年2月16日午後7時に何らかの発表があると期待されています。
Nothing
https://nothing.tech/
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