レビュー

無料&スマホで手軽にIFTTTやZapierのようにウェブサービスを連携できる「zzBots」レビュー


IFTTTZapierといったウェブサービスを連携できるサービスはブラウザ上で利用することが多いですが、スマホやPCからアプリケーションを通してサービス連携を構築したいという人もいるはず。無料の「zzBots」は、iOSやAndroid、Windowsなどさまざまなプラットフォームに対応しているので、実際に使ってみました。

zzBots - Integrate Your Apps & Automate Your Business with Our Easy to Customize Bots!
https://www.zzbots.com/

zzBotsはiOSとAndroidのどちらにも対応しています。

zzBots on the App Store
https://apps.apple.com/us/app/zzbots/id1455865795

zzBots - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zzinc.zzbots

また、zzBotsはWindows、macOS、Linuxにも対応しており、下記URLからソフトウェアをダウンロードすることが可能。今回はiOSアプリを試してみます。

zzBots - Integrate Your Apps & Automate Your Business with Our Easy to Customize Bots!
https://www.zzbots.com/download

今回はiOSアプリをしていきます。iOSデバイスからこのページにアクセスして「入手」をタップ。


アプリのインストールが完了したら「開く」をタップします。


「Sign up Now」をタップし、アカウントを登録します。


氏名、会社名、電話番号、メールアドレス、パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れて利用規約に同意してから「Signup」をタップ。


zzBotsのホーム画面が表示されました。まずは利用する各ウェブサービスのアカウントを接続するため「Connected Apps」をタップ。


「+」ボタンをタップ。


今回は「『gigazine』というTwitterアカウントがツイートしたら、その内容をメールで転送する」というワークフローを作成してみます。Twitterアカウントを連携するためTwitterのアイコンをタップ。


「Authorize and Save」をタップし、Twitterアカウントの認証を行います。


TwitterアカウントのIDとパスワードを入力し、「ログイン」をタップ。


これでTwitterアカウントとzzBotsが接続されました。


続いてメールアカウントの設定に入ります。メールを送信する場合は「Email Send - SMTP」を選択。


メールアドレスとパスワード、SMTPサーバーのドメイン名を入力して「Save」をタップ。


これでメールアカウントとTwitterアカウントをzzBotsに接続することができました。


続いてホーム画面で「Bots」を選択し、接続したウェブサービスを連携してワークフローを作成していきます。zzBotsではひとつのワークフローを「Bot」と呼びます。


「+」をタップし、Botを追加します。


「Start when…」をタップして、Botをどのタイミングで起動するか選択します。今回は特定のアカウントによるツイートをトリガーとしたいので「On New Tweet from User」を選択。


監視対象とするTwitterアカウントのID「@gigazine」を入力します。


ツイートを検知した際の動作を「Then…」から選択。今回はメールを送りたいので「New Email」を選択します。


宛先メールアドレス、件名を設定して、矢印のボタンをクリックすると……


トリガーとなるツイートの情報をメッセージとして利用することができます。ツイートの内容をメッセージとしたいので「Tweet Text」を選択


画像のような感じでメッセージ部分に「Tweet Text」というアイコンが追加されました。これでメッセージにツイートの内容を利用することができます。


設定が完了したら「Save」をタップ。


Botが作成されました。新着情報を確認する間隔は無料版では10分となっています。


10分たつと処理が走り、メールが届きました。


Botが一度処理を実行するたびに消費する「Bot Power」には、アカウントの種類ごとに上限が設けられており、無料版は100/月となっています。


今回のように自分でBotを作成することもできますが、「Plugin Store」から既製のBotを利用することもできます。


既製のBotがプラグインとして用意されているので、インストールすれば自分で設定を行うことなくBotを作成することが可能。


ホーム画面の「Lists」には、zzBotsの他の機能がまとめられています。


連絡先を管理できる「Contacts」や……


メモを残しておける「Notes」


タスクを管理できる「Tasks」


リストを作成できる「Navigator」を利用することができます。


また、右下に表示されている吹き出しボタンをタップすると、zzBotsのサポートに問い合わせることができます。


チャット画面からサポートに問い合わせることが可能。ただ、10分ほど待ってみましたが「対応可能なメンバ」が表示されることはありませんでした。


zzBotsが連携できるサービス一覧は以下。Twitterやメールの他にもGmailやSlackなどの連携も試みてみましたが、いずれもセキュリティ上の問題からウェブサービス側にブロックされてしまいました。すでにサービス終了となっている「Google URL Shortener」が連携可能なサービス一覧に含まれているところから、あまりソフトウェアの更新が行われていない可能性も考えられます。

zzBots - Integrate Your Apps & Automate Your Business with Our Easy to Customize Bots!
https://www.zzbots.com/integrations

なお、無料アカウントには使用できるBot Powerは100/月、接続できるサービスは2つまで、更新間隔は10分間といった制限が設けられています。

zzBots - Integrate Your Apps & Automate Your Business with Our Easy to Customize Bots!
https://www.zzbots.com/pricing

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
無料&IFTTTやZapierよりもウェブサービスの連携を作り込める「Integromat」レビュー - GIGAZINE

無料でさまざまなウェブサービスを連携させ定期的に実行できる「Automate.io」を使ってみた - GIGAZINE

無料でIFTTTやZapierっぽく全自動連携できる「n8n」を自サーバー上に構築してみた - GIGAZINE

無料&連携サービス豊富なIFTTTやZapier代替のワークフロー自動化サービス「Zoho Flow」レビュー - GIGAZINE

GoogleのURL短縮サービス「URL Shortener」が2019年3月30日で終了 - GIGAZINE

in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.