ネットサービス

使い捨てメールアドレスを作り放題な新機能「Masked Email」を1Passwordがリリース、ブラウザでもスマホでも利用可能


パスワード管理サービスの1Passwordが2021年9月28日に、アカウント作成時にランダムなメールアドレスを自動生成して登録できる新機能「Masked Email」を発表しました。

Protect your privacy with 1Password and Fastmail | 1Password
https://blog.1password.com/fastmail-masked-email/

Masked Email from Fastmail and 1Password
https://www.fastmail.com/1password/

PCブラウザ向けの拡張機能や、AndroidおよびiOSアプリで使用できるパスワード管理サービスの1Passwordが、固有のメールアドレスをその場で自動生成してアカウント登録などに使える新機能・Masked EmailをメールサービスのFastmailと共同で発表しました。

Masked Emailがどのような機能かは、以下のムービーを再生すると一発で分かります。

(1) 1Password + Fastmail - YouTube


Masked Emailを使うと、パスワードを自動生成するのと同じ感覚で、ランダムなメールアドレスを生成することができます。


この機能が威力を発揮するのは、さまざまなサービスのアカウントを作る際に、メールアドレスを入力する時です。


メールアドレス入力欄を選択すると、Masked EmailによりFastmailのメールが自動生成され、1Passwordのアカウントに記録されます。


パスワードも1Passwordが自動生成して記録するので、ユーザーはメールアドレスもパスワードも覚えておく必要はありません。


アカウントを作成したサービスからのメールは、自分が使っているメールアドレスに自動で転送されます。


1つのアカウントに1つのメールアドレスが割り当てられるので、どのサービスがメールアドレスを漏えいしたりスパム業者に転売したりしているかがすぐに分かります。


自動生成されたメールアドレスに不要な迷惑メールが届き始めたら、当該メールアドレスを選択してメールの受信をストップさせるだけでスパムをブロックすることが可能。自分が使っている本物のメールアドレスが流出する心配はありません。


Masked Emailの利用には、1PasswordとFastmailの両方のアカウントが必要になります。いずれも有料サービスですが、アカウントを開設した人は両サービスの初年度の価格が25%割引されるとのことです。

パスワードマネージャーの価格体系、および無料お試しのご案内 | 1Password
https://1password.com/jp/sign-up/


Fastmail Pricing | Stop Paying for Email with Your Privacy.
https://www.fastmail.com/pricing/

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
カレンダー機能やドメイン管理など多様な機能が使えるメールサービス「Fastmail」を使ってみた - GIGAZINE

無料で複数人のパスワード管理を自サーバー上でホストできる「Passbolt」、オープンソースで1PasswordやKeePassのデータインポートも可能 - GIGAZINE

「セキュリティリスクが高い」のにパスワードが認証方法として使われ続ける理由とは? - GIGAZINE

iOS 8から「1Password」が指紋認証に対応、Twitterなどのログインも簡単に - GIGAZINE

パスワード管理ツール「1Password」は平文のメタデータから個人情報を盗みとられるおそれ - GIGAZINE

「1Password」や「LastPass」など9つの人気パスワードマネージャーに情報漏えいのリスクがあると報じられる - GIGAZINE

Cloudflareから簡単に「メールアドレス使い分け」ができる新サービスが登場、ワンクリックで可能なフィッシング対策も - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1l_ks

You can read the machine translated English article here.