祇園辻利の抹茶＆マスカルポーネチーズでドーナツなのに「和洋折衷」を味わえるミスド「抹茶スイーツプレミアム」を食べてみた

2019年4月4月からミスタードーナツが京都の老舗茶専門店「宇治茶 祇園辻利」とコラボした「抹茶スイーツプレミアム」として「ポン・デ・宇治抹茶 マスカルポーネクリーム」など5品の提供を開始しました。ミスタードーナツの抹茶ドーナツは2019年で3年目となりますが、2019年はサクサク生地の「デニッシュ」がラインナップに加わり、抹茶と相性抜群の「マスカルポーネチーズ」を楽しめるドーナツ・デニッシュも提供されているとのことなので、実際に食べてみました。

misdo meets 祇園辻利 抹茶スイーツプレミアム｜新商品｜ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/190405_001/

ミスタードーナツに到着。

店内のショーケースには今回の抹茶メニュー5品が並んでいます。「ポン・デ・ダブル宇治抹茶」は2018年のものと同一とのことなので、今回は他の4品を食べてみることに。

購入して持ち帰ってきました。

まずは「ポン・デ・宇治抹茶 マスカルポーネクリーム」(税込183円)から食べてみます。ポン・デ・リングがベースになったドーナツで、チョコクランチと宇治抹茶チョコがかかっています。

抹茶が練り込まれた生地の間には、マスカルポーネチーズクリームがサンドされています。

食べてみると、ねっとり濃厚なマスカルポーネチーズの味わいがを最初に感じられます。続いて、モチモチ食感の生地本来の優しい甘さが広がり、後味は抹茶の甘さが感じられました。抹茶の苦みはほのかに感じる程度です。

「ポン・デ・宇治抹茶 あずき」(税込183円)を食べてみます。表面にはきなこシュガーがかかっています。

これもポン・デ・リングの生地に抹茶が練り込まれていて、あずきと宇治抹茶ホイップがサンドされていました。

食べてみると、宇治抹茶ホイップのぶん、ポン・デ・宇治抹茶 マスカルポーネクリームよりも抹茶の苦みや風味が強く感じられます。きなこの香ばしさとあんこの甘さ、生地のモチモチ感が相まって洋風なのに「団子感」のある不思議な味わいでした。

「宇治抹茶あずきデニッシュ」(税込216円)を食べてみます。ポン・デ・宇治抹茶 あずきと同様、こちらも表面にはきなこシュガーがかかっていました。

大きさは交通系ICカードよりも一回り大きめですが……

厚みがあるので結構なボリューム感。

中には宇治抹茶ホイップとあずきがサンドされています。

食べてみると、表面のきなこの風味が鼻に抜けた後、あずきの甘味が口の中に広がり、後味には抹茶ホイップの味わいが残るという重層的な味わい。抹茶ホイップは抹茶の風味を残しながらも甘みが強い仕上がりです。パイ生地は「ザクザク」なのに「しっとり」という二面性を兼ね備えた食感になっていました。

最後は「宇治抹茶ティラミスデニッシュ」(税込216円)を食べます。表面にはココアパウダーがたっぷり。断面からは宇治抹茶チョコがあふれ出ているように見えます。

開いてみると、宇治抹茶チョコが敷き詰められるようにのっており、マスカルポーネクリームがサンドされていました。

食べてみると、サクサク＆しっとりなデニッシュ生地の表面にたっぷりかかったココアパウダーの風味がまず鼻に抜けて、入れ替わるようにマスカルポーネの香りと甘さが感じられました。マスカルポーネの味わいが強めで、抹茶は後味にやや風味を残す程度。ココアパウダーと抹茶は苦くなく、コーヒーも入っていないため、一般的な「ティラミス」とは異なる印象を受けました。

「抹茶スイーツプレミアム」は一部店舗を除く全国のミスタードーナツにて2019年4月5日から2019年6月中旬までの期間限定で提供されていますが、なくなり次第とのことです。